「俺は本当に速いのか? 」のキャッチコピーを掲げる、GAZOORacing ヴィッツレース。新型ヴィッツになってからも参戦台数が年々増え続け熱烈なファンを持つヴィッツレースについてまとめてみました。
この、上から目線気味なキャッチコピーを掲げている「TOYOTA GAZOO Racing Netz Cup Vitz Race 」
今回は、その歴史とどのようなレースなのかをご紹介していきます。
ヴィッツレースとは?
2000年から開催されている、日本初のナンバー付きワンメイクレース。
1000CCヴィッツレースの時代は、このレースをデビュー戦としプロドライバーになった某有名ドライバーもいるとか!?
2012年からは、現行ヴィッツとなりレースが行われています。
何が違うの?ヴィッツレース車両
現行のヴィッツレース車両はNCP-131型と呼ばれ、いわゆる普通のヴィッツとなっています。
違いといえば、マニュアルミッションでロールバーと呼ばれるものが入っていたり、サスペンションがちょっとだけスポーツ仕様になっていることです。
この、普通のヴィッツによるレースが、 ヴィッツレースなのです。
歴代ヴィッツレース車両
1000ccヴィッツレース車両
現在のヴィッツレースとの違いは、エンジンのチューニングや極限までの軽量化等々、自由度が高いレースであったことです。
当時は、1レースで最大100台以上参加台数を誇りレース界に衝撃を与えていました。
1500cc NCP91 ヴィッツ
2006年から2011年まで、使用されたNCP91と呼ばれる型式のヴィッツレース車両は、1500ccのエンジンとなり「ヴィッツ RS TRD レーシング」として、ロールバーや足回り部品などの指定部品を標準装備された、よりイコールコンディションな車両でのレースへとなりました。
また、各地方のチャンピオンを集めた日本一決定戦や、F1の前座レースとして開催されたりとヴィッツレースの魅力を日本中に伝えた車両です。
1500cc NCP131 ヴィッツ
現行マイナーチェンジ車両
2012年からは、NCP131型と呼ばれるヴィッツレース車両へモデルチェンジが行われました。
現在は、写真のようにマイナーチェンジ後のバンパーのデザインが違う車両と混走となっています。
また、自由に交換できるのはブレーキパッドとシートとホイール(規定あり)のみとかなり限定されています。
参戦費用は?レベルは?
現行ヴィッツによる、レース参戦費用は・・・
約300万円(車両代込み)でフル参戦は可能かと思います。(1シリーズのみ。全シリーズ追いかけているツワモノも居ます)
街乗りも出来る車両で、スーパーGT等のビッグレースのサポートレースもあるためお得ですよね?
そしてレースレベルは・・・
「普通に勝つのは難しい。」です。
正直、ここでいきなりトップ争いができれば86/BRZレースやS耐に乗れます。(ただし、ステップアップは非常に難しい。)
レースレベルは、他のカテゴリーと同じくらい高いと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか?
本気でやるにも、趣味でやるにも、腕試しでやるにも最適なヴィッツレース。
「俺は本当に速いのか?」と思ったら初めて見ると良いでしょう!