突然ですが、皆さんはKYOJOCUPをご存知ですか?2017年に3戦のシリーズ戦でスタートし、今年も4戦開催予定の同シリーズは
女性ドライバー限定のレースカテゴリーです。
関谷正徳氏がプロデュースしていることでも知られており、注目度の高いレースなのです!
KYOJOCUPとは?
KYOJOCUPは、プロのレーシングドライバーを目指す女性、通称”競争女子”にスポットを当て、子供たちにレースやクルマに憧れをもってもらうことによってクルマ社会を活性化させようとスタートした世界初の女性だけによるレースカテゴリーです。
マシンはクラブマンレース等でも使用されているVITA-01で、富士スピードウェイを舞台に2017年は3戦のシリーズ戦で開催されました。
レースフォーマットとしては、オーナードライバーと競争女子がマシンをシェアする形式で行われ、大会1日目にオーナー(男女問わない)による『オーナーズレース』、大会2日目は女性ドライバーによる『KYOJOCUP』が開催されます。
KYOJOCUP1年目~今年の初戦
KYOJOCUP発足1年目の開幕戦は全13台がエントリーし、それまで他のレースを戦ってきたドライバーやモデル出身ドライバー、モータージャーナリスト等が参戦して注目を集めました。
予選ではFIA-F4を中心に活躍し、今年行われたスーパー耐久富士24時間レースでは表彰台を手にした小山美姫選手がポールポジションを獲得。
迎えた7周の決勝レースでは、スタートで3番手にポジションを落としますがそこから冷静に追い上げ、ファイナルラップの1コーナーでトップを奪取。
見事初代ウィナーとなりました。
そして、開幕戦から約4カ月のインターバルをおいて開催された第2戦では、久々にレース復帰した神子島みか選手がポールを獲得し、前回の勝者である小山選手は2番手スタート。
決勝は小山選手が好スタートを決め、神子島選手をオーバーテイクしてそのままチェッカーを受ける2連覇を達成。
最終戦は残念ながら台風の影響でレースが中止となり、開幕から2連勝した小山選手が初代チャンピオンという結果に。
そして今年2018年の開幕戦の予選では、周りの選手達が2分1秒〜2秒台のなか小山選手ただ1人が、2分を切る1分59秒台を記録してポールポジションを獲得します。
続く2番手スタートとなったのは、今年から参戦を開始したベイスク・フィッセール選手。
小山選手はスタートでフィッセール選手に首位を取られますが、その周のダンロップコーナーでオーバーテイク!
そのままチェッカーを受け、開幕戦を勝利で飾りました。
KYOJOCUP今期の注目ポイント
KYOJOCUPには様々なドライバーが参戦していますが、その中でも注目を集めているのが開幕戦で2位を飾ったベイスク・フィッセール選手。
フィッセール選手はこれまでに、フォーミュラルノー3.5やGP3にも参戦した経験をもち、現在はBMWのジュニアドライバーとして将来を期待されています。
2018年のKYOJOCUPは昨年より1戦増えた全4戦となりました。
小山選手の連勝に待ったをかけるドライバーは出てくるのか?
今季はコチラに注目です。
まとめ
女性ドライバーがレースを楽しむために誕生したKYOJOCUPは、海外からフィッセール選手が参戦するなど、年々盛り上がりを見せています。
他では中々見られない、女性同士の白熱バトル!
是非、注目してみてはいかがでしょうか。
[amazonjs asin=”B01NH0DPKT” locale=”JP” title=”DIY Girls DIY女子専用 軽量 コードレス 充電式 電動ドリルドライバーセット12v 女性にも使いやすい ビット ドリル セット”]
Motorzではメールマガジンを配信しています。
編集部の裏話が聞けたり、最新の自動車パーツ情報が入手できるかも!?
配信を希望する方は、Motorz記事「メールマガジン「MotorzNews」はじめました。」をお読みください!