30回記念大会として開催されているF1 Honda 日本グランプリ2018。シーズンも終盤へ差し掛かりシリーズチャンピオン争いが気になるところですが、来年のレギュラーシートについても各チームで動きがあります。その中で、マクラーレンF1は2019年シーズンへ向けて若き才能に目をつけ、チャンピオン奪還に意気込みます。その名もランド・ノリス。いったいどんな選手なのでしょうか?
ランド・ノリスって誰?
ランド・ノリス(Lando Norris)選手は1999年11月13日生まれの18歳。
2017年にはFIAヨーロッパF3のチャンピオンを獲得し、2018年はFIA F2選手権に参戦して10/5現在はランキング2位に付ける、才能溢れる若手ドライバーです。
2019年からマクラーレンF1チームのレギュラーシートに座ることが決定しており、既に注目を集める存在。
2017年でのインシーズンテストでは、フェラーリのセバスチャン・ベッテル選手に次ぐ2番手タイムを記録するなど、実力も十分。
2018年はマクラーレンF1のテスト兼リザーブドライバーとして帯同しており、ベルギーGPからストフェル・バンドーン選手の代わりにFP1(練習走行1回目)を走行し、日本GPの鈴鹿サーキットでもFP1を担当しています。
練習走行1回目で鈴鹿を走る
レースWEEKの木曜日から不安定な天気が続く中、練習走行日もぐずついた空模様。
FP1のセッションが始まる直前まで小雨が降ったり止んだりと、安定しない様子の中FP1がスタートします。
しかしセッションがスタートすると晴れ間も見え始め、完全なドライ路面に。
バンドーン選手に代わり#47号車に乗るノリス選手にとっては、初めての鈴鹿サーキット。
若き才能の片鱗が垣間見れるか注目が集まる中、30ラップを重ね、ベストタイムは1分32秒68。
20台中20番手と、残念ながら最下位に沈んでしまいました。
来年への期待
若干18歳とはいえ、近年のF1では若い世代が活躍しているので、伸び盛りとも言える時期です。
そして、マクラーレンも若手育成の一環で起用するとともに、過去の栄光のように後世に残るドライバーとしてランド・ノリス選手に期待を寄せています。
まとめ
イギリス出身ドライバーであり、マクラーレンの育成ドライバーとして、かつてのルイス・ハミルトン選手と似た道を歩むランド・ノリス選手。
現在苦戦を強いられている逆境チームとして奮闘している中、2018年を戦っているフェルナンド・アロンソ選手とストフェル・バンドーン選手との入れ替わりで、2019年シーズンはカルロス・サインツJr選手とタッグを組み選手権を争います。
F1に新しい風を呼び込むランド・ノリス選手の今後の活躍が見逃せません。
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