世界では様々なレースが行われていますが、その中でもスタートしてから数秒から数十秒で勝敗が決まるドラッグレースをご存知でしょうか?元はアメリカで行われていた違法レースが発祥で、競技というより興行に近いものでしたが、後に全米規模の協会が設立されるなどして現在ではモータースポーツとしての地位を確立させています。

 

出典:http://home.kingsoft.jp/

 

ドラッグレースとは?

 

そもそもドラッグレースの始まりとはアメリカの若者が、電柱から電柱までの速さを車で競い合ったことがキッカケとされており、その文化は爆発的に全米へ広まります。

専用のコースもでき、イコールコンディションで争うためのレギュレーションが完成するなどし、正式なモータースポーツとして認められることになるのです。

今ではナショナルイベントで16戦、小さなイベントも数多く行われ、インディやF1世界選手権にも匹敵する人気を誇ります。

ちなみに、米の北ドラッグレースの統括団体NHRA(National Hot Rod Association)に登録されているドライバーは8万人以上で、これは世界のモータースポーツカテゴリーを主催する団体ではトップレベルの数であり、他にもドラッグレースを統括する団体は存在しますが競技レベルと規模においてはNHRAがトップレベルです。

そんなドラッグレース用のマシンには、非常に高い走行負荷が掛かるので、1回走る毎にエンジンをオーバーホールする必要があるほど過酷な競技となっています。

 

主な登場車種とクラス

 

出典 : http://amefes.jp/photos/car_show_2013/car_show_2013_01.html

 

ドラッグレースには様々な車両とクラスが存在しますが、その中で今回はメインとなる4つのクラスを紹介していきます!

 

トップフューエル

ドラッグスターと呼ばれているオープンホイールカーを使用しているこのクラスは、全長約9mでフォーミュラカーを2倍に伸ばしたマシンで、NHRAのなかで最も速いタイムでコースを走りきるクラスです。

 

駆動方式はMR(ミッドシップ・リアドライブ)で、巨大なリアウイングが特徴。

ドラッグレース用マシンといえば、このクラスのものを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?

 

ファニーカー

NHRAで1番人気のあるフルカウルボディのファニーカーは、トップフューエルと比べると直進安定性が悪いためドライバーの腕と勇気が試されます。

またドラッグスターと違うところはエンジンの搭載位置がフロントのため、爆発するとかなり怖い思いをすることも。

駆動方式はフロントエンジンリアドライブ方式です。

 

プロストック

こちらはファニーカーよりも市販車に近く、フロントに大型のスーパーチャージャー用のラムエアダクトを搭載。

駆動方式はフロントエンジン リアドライブ方式で、ゴール地点を最高速340km以上で駆け抜けます。

 

プロストックモーターサイクル

ドラッグレース用に改造した市販車ベースのオートバイで、ベース車はスズキとカワサキが主流のクラス。

バイクのフレームが極端に長く、車体後部には大型のウイリーバーを装着している事が特徴で、ゴール地点での最高速は320km以上にも達します。

 

まとめ

 

出典 : http://amefes.jp/photos/car_show_2013/car_show_2013_02.html

 

「ただぶっ飛ばしてるだけ。」「直線を走るだけ。」と見なされがちなドラッグレースですが、その裏ではドライバーがいかにパワーを上手く路面につたえられるか?いかにスタートダッシュを決められるかの駆け引きも大切になってきます。

そのため、それ相応に頭と体、そして体力を使うモータースポーツカテゴリーの1つ!

1度見るとその迫力に病みつきになる事間違いなしです。

 

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