ついに始まった東京モーターショー2017!国内外問わず、多くの自動車メーカーが大注目しているこのカーショーには、気になるコンセプトカーが盛りだくさん!!今後の市販化は実現されるのか?注目のポイントは!?今回は、TMS2017注目のコンセプトカーを、スポーツカーに注目してご紹介します!
東京モーターショーとは
今年で45回目を迎える日本最大の国際モーターショーである東京モーターショー(TMS)は、ドイツのフランクフルトモーターショーや、パリサロン、ジュネーブモーターショー、北米国際オートショーとならんで、世界5大モーターショーのひとつです。
その規模は、開催期間を通して80万人以上の人が来場するほどで、多い年には200万人を超えたことも!
初開催は1954年と歴史も古く、日本の自動車産業とともに成長し、現在の自動車業界のなかでは欠かせないイベントとなっています。
このイベントの魅力は様々ありますが、その中でも目を引くのは各メーカーが技術を注ぎ込んで作り上げたコンセプトカーや、数多くの自動車に関する最新メカニズムの展示。
今回は、そんな魅力のひとつであるコンセプトカーを、スポーツカーに絞ってご紹介します。
TOYOTA GR HV CONCEPT
まず最初にご紹介するのは、トヨタGAZOO Racingから独立したブランド、GRから発表された「TOYOTA GR HV CONCEPT」。
その名の通り、ハイブリッドユニットを搭載したスポーツカーです。
リア回りやサイドのシルエットなどはトヨタのスポーツカー、86をベースとしているようなルックスであり、フロントマスクにはWEC参戦車両であるTS050HYBRIDを想起させるデザインへと仕上げられた一台。
そして、搭載されているハイブリッドユニットもTS050がレースで熟成させたTHS-R(TOYOTA Hybrid System-Racing)であり、その性能は確かなものとなっています。
次世代のスポーツカーとして、今回のモーターショーでは大注目のモデル!!
ちなみに、屋根部分が外れるエアロトップ仕様となっており、この辺りは同トヨタのスポーツカー、スープラやヨタハチ(トヨタスポーツ800)などで使われたデザインの伝統を汲んだ形となっています。
NISSAN LEAF NISMO CONCEPT
次に紹介するのは日産のEV、LEAFのコンセプトモデル「LEAF NISMO CONCEPT」です。
2017年9月にフルモデルチェンジを行い、10月に発売された新モデルに早速NISMO仕様が登場しました。
実用面や環境性能といった面がピックアップされがちなEVに、ドライビングの楽しみをプラスした仕上がりとなっており、専用のサスペンションや純正でも高性能なタイヤを採用しています。
さらに、EVゆえのアクセルレスポンスの良さ、瞬発力の良さを活かすためにコンピューターを専用チューン。
どんなシーンからでも気持ち良く加速できることで、より走ることを楽しくしてくれる一台となっているのです。
なお、エクステリアはモータースポーツで得たノウハウをたっぷりと詰め込み、空力性能を落とすことなく車高を下げることに成功しているとのことです。
まだまだ続くコンセプトスポーツ特集!
次のページでは、スバルやホンダ、マツダなど様々なメーカーのマシンも登場!?