今年で45回目の開催となる東京モーターショー2017!世界五大モーターショーのひとつであるこのイベントは、自動車メーカーが夢を込めて製作したコンセプトカーが多数登場します!今回は、TMS2017で見つけたコンセプトカーの中からセダンに注目してご紹介!よく見れば見るほど、市販化が気になる!?
スポーツコンセプトモデルは、こちらの記事をチェック。
TOYOTA CROWN Concept
まず最初にトヨタからは、フラッグシップセダンであるクラウンのコンセプトモデルが登場しました。
最も推している高級セダンだからこそ、歴代モデルにはその時代の最先端技術が惜しみなく注ぎ込まれてきたクラウンですが、今回のコンセプトでもそれは健在。
現在トヨタが持っている安全技術、ならびに走行性能や運転時の快適性などを、すべて最新・最先端の状態で実装し、ドライバーへ走る楽しさと安心を提供するのが、今回のコンセプトモデルの本質とのこと。
また、エクステリアについては先代の210系のデザインを踏襲しつつ、新しい雰囲気を生み出すことに成功。
特にフロントマスクはヘッドライトやグリルなど各部の意匠を洗練したことで、非常にシャープなデザインを実現しています。
このコンセプトカーを見ると、クラウンの次のフルモデルチェンジには、大きく期待できそうです!
TOYOTA CENTURY Prototype
同じくトヨタから発表されたもう一台のセダンは、国産最高級セダンとして君臨しているセンチュリーのプロトタイプ。
先代が1997年に登場してから、20年間フルモデルチェンジしなかったセンチュリーが、ついに大きく進化することになりそうです。
なお、先代は国産市販車として唯一V型12気筒エンジンを搭載していましたが、今回のモデルでは5リッターV型8気筒エンジンを搭載予定。
さらにハイブリッドシステムも実装しているとのことで、燃費の大幅向上も期待できる可能性があります。
2018~19年ごろには、要人が使用しているセンチュリーが一斉に入れ替わる日が来るかもしれません。
DAIHATSU DN COMPAGNO
ダイハツブースでひときわ目を引く存在感を放っていたのは、1963年に登場したダイハツの乗用車「コンパーノ」の復刻コンセプト「DN COMPAGNO」。
公式では4ドアクーペですが、あえてセダン編でご紹介します。
こちらのDN COMPAGNO、エクステリアは初代がイタリアのカロッツェリア「ヴィニャーレ」デザインの美しいスタイルであったのと同じように、全体的にスタイリッシュな雰囲気をもっています。
また、リア側のドアノブをCピラーに隠れるデザインとし、2枚ドア風4枚ドアを実現しました。
さらにこの車両、運転席と助手席の空間を優先してインテリアデザインされており、車内に大人が2人乗っていても、ゆったりと過ごせるようなレイアウトとなっているとのこと。
エンジンは、排気量1リッターのターボエンジンと1.2リッターのハイブリッド仕様をラインナップ予定です。
昨今は軽自動車のイメージが強いダイハツですが、こんな素敵なモデルを発表されてしまうと今から期待が止まりません。
LEXUS LS+ CONCEPT
トヨタの高級車ブランドであるレクサスからは、LS+ Conceptというコンセプトカーが登場です。
「いかにもコンセプトカー」といったルックスのこちらの車両、4枚ドアのセダンながら非常にスポーティなデザインを実現しています。
リアは大きくスリットが入った美しい仕上がりで、ブレーキランプも左右一体型と、細かなところにカーデザイナー・職人のこだわりが垣間見えます。
また、レクサス固有デザインであるスピンドルグリルについても、立体感のある大胆なデザインへと形状変更され、これまでのレクサス車とは一線を画すフロントマスクを実現。
なお、今回のLS+Conceptは、トヨタが掲げる2020年代前半には一般道路で自動運転を実現しているという目標に沿って生まれた車両です。
今後はこの車両のデザインが、レクサス車の基準になるのかもしれません。
まとめ
東京モーターショーのコンセプトセダン特集、いかがでしたか?
どの車両も魅力たっぷりなデザイン・パッケージで今から市販化が待ち遠しくてたまりません。ちなみに東京モーターショーでは、触れたり乗り込んだりすることが可能なモデルがあります。
もし、イベントでこれらのコンセプトカーをみつけて、触ることが許されそうなら、是非乗り込んでみてくださいね。
未来の自動車の世界に、ちょっとだけ触れることができるかもしれません。
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