2018年10月18日、メルセデス・ベンツは、メルセデスとして初めてMBUX(メルセデス・ベンツ ユーザーエクスペリエンス)を搭載した新型Aクラス(4代目)を発表し、受注受付を開始しました。人工知能を持ち、ユーザーと対話する事ができる新しいクルマは、いったいどのような進化を遂げたのでしょうか。
まずは、その姿を大公開
新型Aクラスは、先代モデルから引き継いだスポーティーでスタイリッシュなワイド&ローボディーに、これまでSクラスやEクラスなどの上級モデルにしか採用されていなかった多くの機能や先進技術を搭載。
3代目に比べ全長が約119mm、全幅が約16mm、ホイールベースが30mm拡大した事により、ひとまわり大きな印象となりました。
そんな新型Aクラスは、メルセデス・ベンツのデザイン思想である『Sensual Purity(官能的純粋性)』の一歩先を行くエクステリアを採用。
スポーティーかつ安定感ある低めのボンネットに、少しつりあがったヘッドライトに散りばめられたLEDでラグジュアリーさも忘れない。
メルセデスの存在感とAクラスのスポーツ性能を融合させた、スタイリッシュなフロントマスクとなっています。
また、メルセデスの象徴とも言えるダイヤモンドグリルの真ん中に、力強く走るシルバーのルーバーが印象的で、走りへの期待が高まる印象。
リアデザインもハッチバックモデル特有の実用性を全面に押し出したものではなく、ロー&ワイドで安定感ある裾広がりシルエットと後席の快適性を高めるプライバシーガラスが、ただのコンパクトモデルではなくメルセデスのコンパクトハッチバックなのだという事を印象付けるデザインとなっています。
クルマと話せる機能!MBUXをメルセデスで初搭載
今回の新型Aクラスで1番の注目ポイントは、新開発の対話型インフォテイメントシステム『MBUX』(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)が、メルセデスで初めて搭載された事。
このシステムは、ボイスコントロールやAR(拡張現実)ナビゲーションに対応しており、「Hi Mercedes」をキーワードに起動。
「最寄りのカフェを教えて!」や「ちょっと暑いんだけど!」など、明確な定型文での命令ではなく普通に話しかけるだけで、従来通りの目的地入力や電話での通話、気象情報のお知らせだけでなく、空調の温度調整や照明の調整などのクライメートコントロールにも対応してくれます。
また、人工知能による学習機能も搭載されており、特定のユーザーに向けた個別対応も可能。
クルマとの信頼感がより濃密になるなど、MBUXはクルマが本当の意味での相棒となる未来がすぐそこまで来ている事を予感させるシステムになっています。
タッチスクリーンの採用も嬉しいポイント
これまでは、メルセデスだけでなく欧州車の特徴となっていた、ディスプレイの操作方式『COMANDシステム』。
COMANDコントローラーやマルチファンクションステアリングスイッチ、音声認識などで、カーナビの設定など様々な機能を操作する事ができるのですが、国産車のダイレクトなタッチパネルによるディスプレイ操作に慣れていると、少し不便さを感じるポイントでもありました。
しかし、新型Aクラスではセンターディスプレイにタッチスクリーンを採用。
指先による画面へのダイレクトな操作で、セレクト、スワイプ、拡大などが可能となったのです。
また、今まで同様センターコンソール部分にはタッチパッドも付いているので、手元での操作に慣れてしまった!という方にも安心。
ディスプレイ操作の選択肢が大幅に増加し、よりストレスフリーなコクピットとなっています。
まとめ
今回発表となった新型Aクラスは、直列4気筒1.4リッター ガソリンターボエンジンを搭載。
欧州値での出力は162ps/25.4kgm、0-100km/h加速 8.0秒、最高速度は225km/hにも達する性能を誇ります。
また、メーカー希望小売価格はA180で322万円(税込み)。
会話もできるメルセデスの新型コンパクトハッチバックが、300万円台で購入できるという衝撃の事実!!
2018年12月のデリバリーに合わせて、是非検討してみてはいかがでしょうか。
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