昨今の自動車のアクセルは、ほぼ間違いなく電子制御スロットルが搭載されています。そのため機械式と比べると、アクセルを踏み込んだ際のちょっとしたラグに不満を感じてしまいます。そんな悩みを解決してくれるのが、レーシングドライバー 織戸学選手が開発した感度MAXというスロットルコンピューターです。86/BRZオーナーを中心に、大人気のこのアイテムがどんな製品なのか、動画を交えてご紹介します！
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感度MAXとは
©Motorz
感度MAXとは、”MAX織戸”ことレーシングドライバーの織戸学選手が開発/販売しているスロットルコントローラーの商品名になります。
かつて、自動車のアクセルペダルには、ワイヤーがスロットル（エンジンに空気または空気と燃料を混ぜた混合気を取り込むための弁）へ繋がっており、アクセルを踏み込むことでダイレクトにクルマが加速していました。
現代のクルマのアクセルは、ほぼ電子制御スロットル(電スロ)が採用されています。
しかし、電スロでは、アクセルを踏み込んだ量を電気信号に変換し、モーターを動かしてスロットルを開閉させるため、どうしてもタイムラグが発生しています。
このラグが、運転中の”ダルさ”に繋がってしまい、多くのクルマ好きにとって、不満点となるのですが、そのダルさを解消してくれるパーツがスロットルコントローラーと呼ばれるアイテムです。
その中でも、織戸選手が開発した感度MAXは、従来のスロコンとは別の制御でスロットルバルブを動かしているため、本ワイヤーのようなダイレクト感を生み出す事が可能！
今回は、そんな感度MAXの効果がよくわかる動画を5つご紹介します。
トヨタ86＆スバルBRZ用感度MAXで、クルマが進化する！
トヨタ車・レクサス車を中心に展開している感度MAXの中でも、専用品として開発され、多くの86/BRZオーナーから絶大な支持を得ているのが、このトヨタ86/BRZ専用感度MAXです。
数少ない現代のスポーツカーの1台ではありますが、やはり電スロのちょっとしたダルさが隠せません。
しかし、感度MAXを装着したことで、まるでエンジンのトルクが上がったのではないかと勘違いするほど、スポーティな乗り味に激変するのです！
荷物を積む人にこそ装着してもらいたい！ハイエース専用感度MAX！
職人の仕事での移動や運搬に使われる事が多い、トヨタ・ハイエース。
その大きな車体と広い車内に、大量の荷物を積んで移動することが多いクルマですが、数百kg単位の荷物を積むと、どうしてもクルマが加速しなくなってしまうことが、ハイエースオーナーの悩みの1つです。
信号での発進や高速の合流、追い越しで、どうしてもモタモタしてしまいがち。
しかし、感度MAXを装着するとアクセルの踏み込み量とクルマの動きがリンクするので、スムーズな発進や加速を実現します！
踏み込んだ時のラグも感じないため、アクセルを踏む量自体が減り、燃費の向上にも効果を発揮！
ぜひ、動画をチェックしてスムーズな加速を確認してください！
誰でもスゴさが分かります！ヴィッツに付けてみた
トヨタ車・レクサス車用もラインナップしている感度MAX。
同じスロットルを装着しているクルマには装着可能なため、多くのトヨタ車に適合します。
普段乗りではあまり気づきにくいかもしれませんが、スロットルレスポンスがよくなることで、クルマの動きは激変。
街乗りのシーンで、必要以上にアクセルを踏み込む必要が無くなるため、燃費の向上にもつながります。
では、実際に感度MAXを装着した街乗りユーザーのクルマは、どんな印象に変わったのでしょうか？
Motorz編集部では、トヨタVitz（2代目・AT）に感度MAXを装着して、サンデードライバーの方々に体感してもらいました。
気になるリアクションは……動画の中で！
発売当時に欲しかった!!ZC32S用がデビュー！
これまでトヨタ用しかラインナップされていなかった感度MAXですが、多くのオーナーからの要望に応え、2020年1月10日よりスズキ・スイフトスポーツ用も発売を開始しました！
日常使いだけでなく、サーキットでのスポーツ走行を楽しむオーナーも多いスイフトスポーツだからこそ、スロットルレスポンスはとても重要です。
大のスイフト好きであり、2代目・3代目・4代目と乗り継いでサーキットを楽しんでいる編集部EJがインプレッションしたところ「ZC32S(3代目)に乗っていた時に発売されていたら、確実に買っていた」と唸るほどの仕上がりになっていました。
現在はZC32S用とZC33S用の2種類をラインナップ。
ZC33Sはノーマルコンピュータのみ装着可能となっています。
スズキ・スイフトスポーツ(ZC32S)用の感度MAXをモタガレでチェックする
スズキ・スイフトスポーツ(ZC33S)用の感度MAXをモタガレでチェックする
まとめ
近年、クルマのみを楽しんでいるドライバーにとって、電スロは普通になっているかもしれませんが、90年代のクルマや旧車好きには、どうしても物足りなく感じてしまいがちです。
それこそ、AE86を楽しんでいたオーナーが、トヨタ86で改めてスポーツカーを楽しもうと乗った時に、ちょっとダイレクト感が物足りないと感じる人も多いのではないでしょうか。
そんな悩みを解決してくれるのが感度MAX！
あなたの愛車にも、ぜひ取り付けてみませんか？
MAX ORIDO RACINGの製品をモタガレでチェックする
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