男の子なら一度は触れたことがあるミニ四駆!近くにコースが無くて、公園や道など、外で走らせた人も多いのではないでしょうか?そして池や水たまりにマシンを落とし、壊してしまうなんてことも…でも大丈夫。ミズ四駆ならね。今回はそんな水陸両用ミニ四駆をご紹介します!
この遊びをやろうと思った大人たちに、脱帽します。
ミニ四駆とは
もはや説明不要かと思いますが、改めて。
ミニ四駆とは、タミヤ模型から発売されている、クルマ型の4輪駆動マシン。
電池によってモーターを駆動させて走るため、水分はご法度です。
冒頭でも書きましたが、水たまりを走らせてしまって、壊した人も多いのでは?
ミズ四駆とは
まずはこちらの動画をご覧ください。
※走行は0:55~あたりから
鳴り響く蝉の声。沈むミニ四駆の音。池の外で待機する大人。
いまだかつて、見ていてこんなに混乱させられるミニ四駆動画があったでしょうか?
もはやカオス。
水陸両用ミニ四駆。それこそがミズ四駆なのです。
ミズ四駆、驚きのテクノロジー
ミズ四駆において、必要なことは以下の4つ
・浮力に負けないこと
・モーターや電池などの電装周りの水対策を徹底すること
・水圧に負けない推進力を得ること
・地面を正確に捉えること
それを説明しているのが以下の動画
ウェイトを着けることで、浮力を殺し、電装周りはパテ埋めで徹底した水対策。
水中でも正確に路面を捉えるためのキャタピラ装着。
「もはやミニ四駆じゃないじゃん」そう思ったアナタ、間違っていません。
これは”ミズ四駆”ですから。
では、ミズ四駆のレギュレーションをみてみましょう。
ミズ四駆グランプリのレギュレーション
水陸四駆グランプリ公式ページには、以下の記載があります。
● 自作の水陸両用車によるコンテストです。
● ボディーサイズは、問題なくミニ四駆コースを走る事ができる大きさである事。レーンチェンジ部分のブリッジ下を通過できない車高のものは走行できません。
● モーターの種類、個数制限は一切なし。
● 電圧は3Vまで。(市販のアルカリ電池2本を使用)
● 車体は自作でもキットの流用・改造でも構いません。
● 「水四駆」とは書いていますが、ミニ四駆無改造でもミニ四駆でなくても、あるいは四輪駆動でなくても構いません。
● 車体、メカ部分は防水か否かは問いません。
● コースはタミヤミニ四駆ジャパンカップジュニアコース(3レーン・オーバル)を3セット使用します。
● 水中エリアでは、タイヤがコースに接地した水底走行を必須とします。水中エリアの全てを浮上して通過した場合は失格となります。
但し車高が高く、タイヤが接地していても、車体の一部が水面に出る場合は失格とはしません。
● 水中コース部分はタイヤ走行だけでも、スクリュー併用での走行でも構いません。
※出典:水陸四駆グランプリ
気になるのはこの一文。
「「水四駆」とは書いていますが、ミニ四駆無改造でもミニ四駆でなくても、あるいは四輪駆動でなくても構いません。」
とどのつまり、なんでもアリなんです。
既定の電池を使用して、水底を走ることさえできれば、追加スクリューやキャタピラもルールの範囲内。
どんな改造をしても、一番速く走ったマシンが優勝なので、知恵を働かせて勝利をつかみ取りましょう!
まだまだあるミニ四駆おもしろレース!
ミズ四駆だけでもかなりぶっ飛んでいますが、もう一つご紹介したいのがこの「オフロード番長」
ストレートのコースが2本並んおり、一見普通に見えますが、このコースは一切使用しません。
このコースの間、グラベル部分をどれだけ早く、まっすぐ駆け抜けるかを競うという単純明快なダートレースなのです!
その様子を詳細に説明しているのがこちらの動画。
ミニ四駆による障害物競走!家の外でマシンを走らせ、大破した様子がフラッシュバックするような野外レースですね。
ちなみに筆者のマシンは、公園で走らせたところ、野球中の少年に踏まれて再起不能になりました。
まとめ
ブームが再燃しているミニ四駆。
遊び方に無限の可能性があるんだなと再認識させられました。
ルールの外で新たな楽しみを生み出している大人たちが大勢いるので、こういった新たなレースが生まれるのでしょう。
身体と財力が大人になった子供たちが本気で遊ぶ姿は、心から楽しんでいるからこそ面白く見えてしまうのでしょうね。
水中、ダートときて、次はどんなレースが生まれるのか、非常に楽しみです!
土の中か、火の中ですかね!?
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