タイヤメーカー、DUNLOP。そのCMに、世界で活躍した数々の名ライダーが出演していたことをご存知ですか?テレビで、地上波で世界レベルのライダーが観ることができた。そんな時代の懐かしのCM達をご紹介します。

出典:https://www.youtube.com/

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全員世界レベル!

DUNLOPとは

http://www.crash.net/motogp/news/212731/1/dunlop-extends-moto2-moto3-tyre-deals.html

http://www.crash.net/

住友ゴム工業が販売するタイヤ、ダンロップ。

1888年に、スコットランドの獣医、ジョン・ボイド・ダンロップが自転車用のタイヤを開発したのをきっかけに、翌年設立された会社「The Pneumatic Tyre and Booth’s Cycle Agency, Ltd.」がスタート。

その後、徐々に自動車のタイヤにシフト。

世界展開も早く、1909年には神戸に工場を建てています。同時に、これが日本初のタイヤ製造工場だったとのことです。

その後、レースの世界や市販車の世界で多く普及するも、1980年代前半に、経営難からイギリスのBTRに売却。その後タイヤ部門だけを住友ゴム工業に売却したことから、タイヤを扱うダンロップと、その他のゴム製品を歩かうダンロップが別の会社となります。

なお、現在は住友ゴムとグッドイヤーが定型を結んでいるため、アジア圏のダンロップを住友ゴムが、それ以外の市場をグッドイヤーが製造・販売しています。

では、そんなダンロップのCMにはどんなライダーが出ていたのか、次の項目から見ていきましょう。

 

ヤマハ YZR500を駆るのは、ウェイン・レイニー!

https://www.youtube.com/watch?v=YsrIXmxPEMw

WGPを三度制覇した伝説のライダー、ウェイン・レイニー!

1988年から参戦したWGP500ccクラスでは、YZR500を駆って常に上位争いに参加。

1989年以降は、年間1回か2回のリタイヤ以外はほぼすべて表彰台という恐ろしい速さをみせ、一気にファンの心をつかみます。

そして、1990年から1992年はシリーズ3連覇を達成。

他を圧倒する強さ、そして毎戦行われた、宿敵ケビン・シュワンツとのギリギリのバトルが、世界中のロードレースファンの心をわしづかみにした、伝説のライダーの一人です。

 

あのロッシが自らサインを求めた!大人気日本人ライダー、ノリックこと阿部典史!

https://www.youtube.com/watch?v=FPOANLOjO3U

1993年、全日本ロードレースの500ccクラスを史上最年少(18歳)で制覇し、WGPやMotoGPなどの世界選手権でも活躍した阿部典史選手。”ノリック”の愛称で親しまれました。

WGPのデビュー戦では、マイケル・ドゥーハンとケビン・シュワンツ相手にトップ争いを展開。

誰もがノリックの優勝を期待するなか、残り3周のところで転倒リタイヤ。その鮮烈なデビュー戦は、ロードレースファンの心を一気に掴みました。

そして、そのレースで最も心を掴まれたのが、あのヴァレンティーノ・ロッシ。

「あべのりふみ」をもじって、自らを「ろっしふみ」と名乗るほどノリックが好きで、唯一サインを求めたライダーはノリックだけだったとのことです。

 

クールデビルの愛称で、世界中が注目した日本人ライダー、原田哲也!

WGPの250ccクラス、GP250の19993年シリーズチャンピオンかつ、日本人最多表彰台獲得数保持者の原田哲也選手。

レースを冷静に組み立てることから、ついたあだ名は「クールデビル」

イタリア人ライダーのマックス・ビアッジや、ロリス・カピロッシとシリーズを争っていたことや、イタリアのバイクメーカー、アプリリアに乗っていたことなどから、イタリアでは国民的人気を誇る日本人ライダーです。

その人気ぶりは、家電製品などのテレビCMに主演で出演するほど。

レーサーでありながら、イチローのような人気を誇った、数少ない日本人ライダーの一人です。

 

映画「汚れた英雄」のスタントもこなし、鈴鹿8耐も制した平忠彦(動画前半)!

1990年に、あのエディ・ローソンと組んで鈴鹿8耐を制した平忠彦!

8耐だけでなく、1983年から1985年にかけての全日本ロードレース選手権500ccクラス3連覇や、映画「汚れた英雄」への出演などから、バイクファンの記憶にしっかりと残っているライダーの一人です。

TECH21カラーや、赤、または黄色のヘルメットは、憧れた人も多いのではないでしょうか?

ゼッケン1をつけて駆け抜ける、YZR500もカッコいいですね!

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

プロライダーが登場するようなテレビCMは、昨今ではなかなか見ることができませんよね。

今後、全日本で活躍するライダーや、世界で活躍するライダーをテレビCMで見れる日がくるんでしょうか?

絶対に来てほしいからこそ、モータースポーツを盛り上げて、新たなモータースポーツブームを作らないといけないですね!

 

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