こんにちは!Motorzのマエダです!今回は死ぬまでに1度は走ってみたい…かもしれない世界のワインディングロードをご紹介したいと思います。レースの舞台になっているような有名な峠道から、思わず肝を冷やしそうな断崖絶壁まで、各地の映像とともにまとめてみました。
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WRCでお馴染み!? 仏:チュリニ峠
例年、WRCのシーズンインを告げるように開催される『ラリー・モンテカルロ』は、1911年から100年以上続く伝統の1戦です。
そんなモンテカルロの中でも特に有名なステージが、イタリアとの県境付近に位置する『チュリニ峠』です。
かつてはスノーステージが当たり前だったチュリニ峠ですが、近年では地球温暖化の影響で降雪量が減っているのだとか。
しかし、突然ブラックバーンと化した路面が現れるなど、ミックスサーフェスなステージであることに変わりはないようです。
ちなみにWRカーはだいたい100km/h程度で走っていくのだそうですが、ここの法定速度は70km/h。
地元の人々はこの峠道を、本当に法定速度くらいまでカッ飛ばして走ってるそうですよ。
つづら折りが美しい!伊:ステルビオ峠
イタリア国内を1周する自転車レース、『ジロ・デ・イタリア』のコースとしても有名なの『ステルビオ峠』。
アルプス山脈のスイス国境付近に伸びるこの峠は1826年に開通したそうで、標高は2757mとアルプス山系の峠の中でも2番目に高い峠となります。
イギリスBBC Twoの自動車番組『トップ・ギア』では、「世界最高のドライビングロード」と評され、聞いた事がある方も少なくないはず。
その絶景は、クルマ好きであれば死ぬまでに1度は走ってみたいワインディングロードです。
是非、動画でお楽しみください。
雲へと向かう道!米:パイクスピーク
アメリカ・コロラド州はロッキー山脈のひとつ『パイクスピーク』で毎年アメリカ独立記念日前後に開催される『パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム』は、1916年に初開催された100年以上続く歴史あるレース です。
ロッキー山脈の最高峰『エルバート山』が標高4401mであるのに対し、レースの舞台となるパイクスピークの標高は4301mと、非常に高地で行われることが特徴で、標高2862m地点をスタートし、頂上までの獲得標高1439mを約20kmの道のりで駆け上ります。
かつては未舗装路でしたが、現在はコースの全てが完全アスファルト化されています。
また、オープンホイールのクルマだったり、バイクの参加者もいるなど、多種多様な車両がアタック。
近年では特に気圧の関係を受けにくい、電気自動車が目覚ましい活躍を見せています。
ちなみに、普段は有料道路として解放されているそうなので、空に向かって走っているような感覚は味わいたいなら、行ってみる価値はあるかも!?
バイクだけじゃありません!英:マン島
世界一クレイジーなレースと言っても過言ではない、イギリスの『マン島TTレース』。
モータースポーツ好きなら、誰もが知っているバイクレースだと思います。
300km/hオーバーで民家の間を駆け抜けていく危険極まりない大会ですが、2016年には自動車メーカーのスバルが『WRX STI』で、このコースをアタックするチャレンジを行いました。
バイクでも道幅を目一杯使って走るところをクルマでアタックするわけなので、オンボード映像の迫力はかなりのもの。
思わずヒヤリとしてしまう瞬間が何度か収められていますが、思わず最後まで固唾を呑んで見てしまう事でしょう。
最高速は170mph/h(約273km/h)以上にも達し、ただただ恐ろしい映像となっています。
ちなみにこの時のタイムは、17分35秒14でした。
絶体絶命!!道路というか…もはや滝!
ネパールの田舎を走るピックアップトラック。こんな危険な道を通ること自体が驚きだが、さらに荷台に、たくさんの人が乗っていることに衝撃…
— リュウサイバックパッカー旅23年目 (@ryusaiogushi) August 31, 2019
ただでさえ断崖絶壁で危険なルートなのですが、どうやら雨が降った後で、もはや滝のような勢いで水が流れていくところをピックアップトラックで走る映像が収められた、こちらのTwitter投稿。
場所はネパールの田舎とのことですが、見ているだけで心臓に悪い映像です。
日本にも”酷道”と呼ばれるヒドイ路面の道路はまだまだありますが、やはり世界はレベルが違います(笑)。
人類と、クルマのたくましさを感じずにはいられない動画ではないでしょうか。
まとめ
どの道も全て一般道なので、現地に行きさえすれば、走ることが可能です(ネパールだけはあまりオススメしませんが)。
クルマ好きならば走ってみたい道のために海外旅行をしてみる、というのも一興かもしれません!
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