クルマを止めるために必要なブレーキ。ブレーキは運動エネルギーを熱エネルギーに変換することで、車体を減速させています。そのため強力な摩耗を発生させるブレーキとブレーキパッドは使い続けていくにつれて消耗していき、次第に制動力は弱まってしまいます。今回はそんな弱ってしまったブレーキパッドの交換方法や、その際に必要な費用をご紹介します!
ブレーキパッドの交換時期の目安って?
ブレーキパッドの交換時期は走り方やブレーキパッドの種類によっても変わるため一概には言えませんが、一般的には1万kmの走行で1mm減ると言われています。
そのため、普通車は3〜4万km、軽自動車は4〜5万kmを目安に交換すると良いでしょう。
また、ブレーキパッドの厚みが5mm以下となった場合も交換が推奨されています。
ブレーキパッドの交換にかかる費用
気になるブレーキパッドの交換費用ですが、交換工賃の相場は1輪で5000円からとされています。
更に部品代が加わるので、4輪全て交換すると4〜5万円ほどを見ておけばいいでしょう。
ブレーキパッドって自分で交換できるの?
ブレーキは安全にまつわる部品のため、自分で交換する事は、あまりオススメできません。
また交換には大規模な設備や工具、それに専門知識も必要となってくるため、信頼出来るプロに任せした方が懸命です。
法規的には、本人名義の車両を自身で整備する分には問題はありませんが、他人名義の車両のブレーキパッドを交換する場合は、整備工場での作業が必須。
Youtubeなどに交換方法を紹介した動画も上がっているので、DIYでの交換にチャレンジしてみたい方は、是非参考にしてみてください。
まとめ
今回はブレーキパッドの交換費用や交換方法についてご紹介しました。
安全にまつわる部分なので、安全と安心にきちんとした対価を支払うことは必要な出費だと思います。
もし、ご自身で交換される際には、詳しい方のアドバイスを受けながら、くれぐれも注意してチャレンジしてみてくださいね。
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