従来のレーダー探知機では探知することのできなかった「新型レーザー式オービス(光オービス)、新型レーダー式オービス(新Kバンド)」に業界で初めて対応した、ユピテルのレーザー&レーダー探知機。SUPER CAT『LS310』はその最新モデルで、探知できる距離がこれまでの3倍となりました。そんな圧巻の受信性能を、新型レーザー式オービスによる取り締まり現場で、早速チェックしてきました。

Photo : Yukio YOSHIMI Text : Isao KATSUMORI

新型レーザー式移動オービスの登場で、以前の探知機は完全に無能化

近頃、各地の警察で新しく導入され始めた最新のレーザー式オービス(レーザー光によって車速を計測するオービス)は、従来のレーダー探知機では探知することができません。

さらに、コンパクトなレーザー式オービスや新設されたKバンドのレーダー波を使うオービスは、移動式オービスとしても使われているため、従来のGPS機能を搭載するモデルで位置を登録しても、移動式オービスは神出鬼没なため、対応しきれないのが現状です。

そのため、旧モデルはもちろんですが、近年の機種でもレーザー光受信に対応していない探知機では、オービスを見つけることはできません。

そこで、レーザー光で車速計測を行う新型レーザー式オービスに、ユピテルはいち早く対応。SUPER CAT『LS310』はその最新モデルで、固定式の新型レーザー式オービスはもちろん、移動式オービスのレーザー光も受信可能。

さらに、レーダー式移動オービスでも従来のXバンド帯とは異なる新たな周波数「新Kバンド」を用いたタイプが普及。市場のレーダー探知機では受信できませんが、SUPER CAT LS310なら受信対応。あらゆるタイプの速度取り締まり装置に適応しています。

レーザー光をレンズで集めて受信する圧倒的な探知性能!

移動式オービスの登場により、「受信による探知」の重要度は大きく高まりました。

ユピテルの最新型SUPER CAT『LS310』は、従来モデルよりもレーザー光の受信性能(受信距離)を大幅に高めることで、安全運転を一段と強力に支援してくれるようになっています。

受信性能をパワーアップできた理由は、本体の背面にある受光部に独自開発の「エスフェリックレンズ(特許出願中)」を採用したこと。

エスフェリックレンズは、探知範囲が水平約40°に設計されており、超広範囲探知を実現しています。

この探知範囲が重要なポイントです。例えば本体をドライバーが見やすい角度に傾けて設置した際、探知範囲が狭い機種では感度が落ちたり、最悪は警報できないなんてケースも。SUPER CAT LS310ならそもそもの探知範囲が広いので設置の自由度が高いのです。

また、この特殊レンズで集光することで、遠方からの微弱なレーザーもより早く探知。

従来品を3倍も上回る探知距離を、実現しています。※1

※1、先行車や建築物などレーザー光を遮蔽するものがない見通しのきく状況における最大値(従来比 メーカー調べ)

一般的には探知範囲を広げると距離が短くなり、探知距離を伸ばすと範囲が狭くなるのですが、SUPER CAT LS310は広範囲探知と長距離受信を両立しているのが凄いポイントです。

なお、LS310にも最先端の誤警報低減機能「iキャンセル(特許技術)」を搭載。

レーダー波の警報を鳴らした後、誤警報地点を自動的に認識・登録。同地点での2度目以降の警報を自動でキャンセルしてくれるので、高感度な探知機にありがちな誤警報の煩わしさは少なく、手動操作による登録の必要もないので、運転に集中することができます。

現場テストでもレーザー光をオービスの遥か手前で感知!

今回、LS310の受信性能を試したのは、レーザー式オービス(固定式)がいち早く導入された、大阪府北東部を走る国道1号線。見通しがよく、夜間は交通量が少なくなることから、ついつい速度超過しやすい道路です。

テストしたのは平日の昼間で、まずまずの交通量でした。

LS310は、レーザー式オービスの手前に設置された「速度取り締まりを警告する看板」付近で、早くもレーザー光を感知して警告を開始。

その時点での光オービスまでの距離は、なんと600メートルでした。
※この時の様子は記事最後に貼り付けたYoutube動画で御覧ください

続いて、道路が比較的混み合っている状況でも再テスト。

周辺には背の高いトラックが多く走り、探知機には過酷な条件です。

それでもLS310はオービスまで420mの地点で、レーザー光をキャッチしてくれました。

受信警報と画面の表示のダブルで注意を促してくれることも、しっかり確認することができて安心なポイントです。

ユピテルのレーザー&レーダー探知機は情報精度もケタ違い!

LS310は、全国各地の地図をくまなく表示するフルマップタイプです。

そのため、GPS登録された位置情報などの警報がアイコンで表示されるので、取り締まりポイントを視覚的にもキャッチすることができます。

また、地図上に表示されるので自車位置との距離感も測れる点はも安心です。

上の写真ではシートベルトマークが出ていますが、車外に目を向けると警察の姿が……。

 

さらに画面下では、日付・時間・場所(現在地)を考慮した『公開取り締まり情報』をリアルタイムで表示。

テロップ表示の他、取り締まり路線が公開されている場合は、当該路線を点滅させて知らせてくれる親切さです。

そんなLS310にインストールされているGPSデータ(速度取り締まりや検問のポイントなど)は162000件以上で、これは業界屈指の収録数です。

受信対応衛星数は全84基。「ガリレオ(全地球航法衛星システム)」や「GAGAN」などの受信可能衛星があることで、測位精度が一段とアップしているなど、極めて精度の高い位置情報を表示・警報してくれます。

ちなみに、固定式オービスの設置ポイントで画面に表示されるオービスの写真は、専任スタッフが全国各地をまわって撮影した実際の写真を使うというコダワリぶり。

ユピテルの最新レーザー&レーダー探知機は、情報量の多さはもちろんですが精度の高さがケタ違いです。

なお、今回紹介したLS310は一部のレーダー探知機では受信できない、従来の取締りレーダー波とは異なる周波数帯(新Kバンド)を使用する新型レーダー式移動型オービスのレーダー波にも対応。

LS310であれば、あらゆる取締りに対応しているわけです。

ワンボディで設置も簡単。購入したその日から、大活躍してくれること、間違いなし!安全で安心なドライブに、オススメのアイテムです。

動画でもチェック!

メーカー情報

株式会社ユピテル
住所:〒108-0023 東京都港区芝浦4-12-33
TEL:0120-998-036

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