輸入車オーナーの悩みとして多いのが、”ブレーキダスト”でしょう。国産車に比べてダストの量が多く、洗車をしてもすぐに汚れてしまうだけでなく、ブレーキの鉄粉でホイールが傷付いてしまうことも。モタガレで中古車の仕入れを担当している弊社ヨシダも、そんな悩みを抱える1人です。今回は愛車のBMW 325iツーリングに国産ブレーキメーカー『DIXCEL』の低ダストブレーキパッドを試してみるという事で、長期テストを行いました!
text&photo:モタガレ
前回のおさらい!
なるべく週1、少なくとも月1では愛車のキレイにする、洗車好きの弊社ヨシダ。
彼を最近悩ませているのが、これまた最近手に入れた愛車のBMW 325iツーリングのMスポーツパッケージのブレーキダストが多いこと。
一体なぜ、輸入車はブレーキダストが多いのか?
その理屈をお勉強した上で、交換前と交換後に十分にアタリを付けてから、それぞれ500km走行して、汚れ具合を確かめることに!
ブレーキパッド、ブレーキディスク、ブレーキフルード、ブレーキセンサーをリフレッシュし、いざこれから検証開始!というところで前編は終了していました。
前編がまだの方は、ぜひコチラから読んでみてくださいね!
ディスク交換後はアタリを付けよう
今回は純正ディスク/パッドとDIXCELのディスク/低ダストパッドの500km走行時でのホイールの汚れ具合を比較する検証企画です。
ブレーキ一式を交換して、いよいよ検証開始!といきたい所なのですが、まずは交換したローターにキチンとアタリを付いてからではないと、ちゃんとした検証になりません。
DIXCELさん推奨のアタリ付けは「急ブレーキは避けて、300km~1000kmほど走行」すれば完了とのこと。
今回ヨシダは700km程、走行して完了とさせて頂きました。
新品のブレーキディスクの表面はマットな感じでしたが(上掲の画像参照)、アタリ付けが完了したことで、ヘアラインのような磨きがかかった表面に変わっているのが見てお分かり頂けると思います。
これで、ブレーキが本来持つ性能が発揮できる状態になりました!
ここから更に500kmほど走行して、ホイールの汚れ具合を確かめていきます!!
結果発表!!
そんなこんなで、またヨシダさんに頑張って走って頂いたのですが、仕事が忙しかったようで頑張りすぎました。
目標値から約300kmオーバーして、800km弱ほど走行してしまったヨシダ。
気になる結果を早速ご覧いただきましょう!
いかがでしょう?その差は一目瞭然!
もちろん、汚れてはいますが以前に比べて圧倒的にダストが少ないですよね??
詳しい検証条件や、価格の比較などはYoutube動画の方でもご紹介しているので、合わせてご覧になってみてくださいね!
まとめ
ブレーキのレスポンスは純正同等、それでいてホイールは汚れず、おまけに純正よりも交換費用は3万円以上おトクというのだから有難い話ですよね。
もちろんヨシダもこの結果には大満足。
見てくださいこの嘘偽りのない笑顔を!(笑)
最後に価格表や販売先を貼っておきますね。
DIXCEL品番 | DIXCEL定価 | 純正定価 |
ブレーキパッド | ||
Fr 1213794 | 21,000円 | 17,000円 |
Rr 1251577 | 19,000円 | 10,500円 |
ブレーキディスク | ||
Fr 1214643 | 20,000円 | 44,000円 |
Rr 1254653 | 20,000円 | 40,000円 |
ブレーキセンサー | ||
Fr 0312-L635 | 2,000円 | 2,200円 |
Rr 0313-L1093 | 2,000円 | 2,500円 |
合計 | 84,000円 | 116,200円 |
ブレーキディスク PD type
DIXCEL
価格:20,400円〜
M type ブレーキパッド
DIXCEL
価格:21,000円〜
また、BMW以外にも多数の欧州車に対応していますので、適合車種の情報などはDIXCELさんのホームページからご確認ください!
メーカー情報
DIXCEL(ディクセル)
URL:http://www.dixcel.co.jp/
E-mail:info@dixcel.co.jp
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