こんにちは!Motorzのマエダです!映画やドラマ、音楽などで活躍するスターたち。中にはスーパーカーをたくさん所有する人や、その真逆で、地味なクルマをコツコツとカスタムして愛でている様な人だったりと、愛の形は千差万別あれど、芸能界にもクルマ好きはたくさんいます!今回はイギリスの俳優で、Mr.ビーンでおなじみのローワン・アトキンソン氏と彼の愛したクルマたちを紹介します!

photo by Tatiana T

ローワン・アトキンソンって誰?

photo by Karen Roe

ローワン・アトキンソンは、1955年生まれのイギリスのコメディアン・俳優・脚本家です。

1990年〜1995年に渡り、イギリスのITVで放送されていたコメディ番組『Mr.ビーン』は日本でも人気が高く、馴染みのある方も多いのではないでしょうか?

もちろんイギリス本国での人気も非常に高く、2012年のロンドンオリンピックの開会式にもビーン役として登場し、2013年には大英帝国勲章コマンダー(CBE)を受勲するなど、文化人としても一流の功績を得ています。

そんな彼は、大のクルマ好きとしても有名で、Mr.ビーンで搭乗していたミニ・クーパーはもちろんのこと、古今東西の様々なクルマを所有している(していた)のです。

今回は、そんな彼のコレクションの一部をご紹介します!

ローワン・アトキンソンの愛したクルマたち!

ロールスロイス・ファントム・クーペ

こちらのロールスロイス ファントム・クーペは、2011年公開で、彼が主演を務めた映画『ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬』で実際に使用された1台です。

一見、普通のファントム クーペのように見えますが、ローワンアトキンソンの見えないこだわりが詰まった、ワンオフモデルなのです。

ロールスロイス・ファントム・クーペ/photo by Autoviva

 

本作の主人公、イングリッシュの愛機として登場するファントム クーペには、ロールスロイスが2004年に発表したコンセプトカー『101EX』に搭載された9リッターV16エンジンが搭載されています。

こちらは、ロールスロイスの生みの親である、チャールズ・ロールスとヘンリー・ロイスの出会いから100周年を記念した車両で、市販化はされなかったのですが、この101EXに搭載されていた幻の9リッターエンジンをロールスロイス社に依頼して換装した、スペシャルなファントムクーペを制作させました。

ロールスロイス 101EX /出典:https://en.wikipedia.org/wiki/Rolls-Royce_100EX

 

コンセプトカー制作の為に、数台のみ作られたという幻の9リッターV16エンジンの走りは、映画内でぜひ確かめてみてください。

カーアクションも満載で、クルマ好きとしても楽しめる、スパイコメディ映画となっています。

マクラーレンF1

マクラーレンF1 /出典:https://www.topgear.com.ph/features/feature-articles/rowan-atkinson-sells-his-mclaren-f1-for-a-cool-sum?ref=article_tag

 

イギリスを代表するレーシングコンストラクターである『マクラーレン』。

スーパーカーメーカーとしての顔も持つ同社が、最初に手がけた市販車がマクラーレンF1です。

イギリスを代表するコメディアンで、大のクルマ好きである彼が、このクルマを所有していない理由がありません。

実際に、コレクションの中でもかなりのお気に入りだったようで、2台も所有していました。

お気に入りが故に、乗る頻度もかなり高かったようで、1999年と2011年に2度の事故を起こすほど、乗り回していたようです。

特に2011年の事故は、イギリスの高速道路での単独事故で、車両は大破炎上し、自身も肩を骨折するなど、大きく報道されました。
(上掲の画像は1999年の事故の写真)

ジャガーMk.7

photo by PSParrot

毎年6月下旬から7月初旬にかけて、英国サセックス州にて開催されているクルマ/バイクの祭典『グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード』。

ローワン・アトキンソン氏は、その開催の2ヶ月後に行われる『グッドウッド・リバイバル』というヒストリックカーレースのイベントに、よく参加している様子が目撃されています。

画像のジャガーMk.7の他にも、アストンマーティン DB2での参戦経験もあり、当時のインタビューが残されています。

またレースへ参戦するだけでなく、Mr.ビーンのミニ・クーパーで、パレード走行に参加している様子も動画で見ることができます。

まとめ

芸能人と言えども、ちょっとお金を持っているからスーパーカーに乗ってみるという度合いではなく、かなりディープなクルマ好きも存在します。

まだまだ、世の中にはかなり強烈なクルマ好き有名人がたくさんいるので、おいおい彼らの愛車も紹介していきたいと思います。

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