皆さんはタイヤの交換を行っていますか?例え豪雪地域でなくとも、冬場になれば路面が凍結する恐れもあるので、スタッドレスタイヤに履き替えるという方も多いと思います。しかし、それは半年に一度のタイミング。交換時に外したタイヤを保管しておかなければなりません。適切でない保管方法では、タイヤの寿命を縮めてしまう事も。そこで今回は、正しいタイヤの保管方法をご紹介していきます!
掲載日:2019/02/27
皆さん、タイヤ交換してますか?
半年に一度、クローゼットの中身を冬服と夏服で衣替えをするように、マイカーをお持ちの方ならば、スタッドレスタイヤとサマータイヤを半年に一度のタイミングで組み替えると思います。
衣替えの際に、お気に入りの洋服が虫に食われていてショック!という経験をしたことがある方も多いと思いますが、タイヤでも同じようなことは起こります。
タイヤはゴムで出来ているので熱に弱く、洋服同様に管理次第で寿命が変わってしまうのです。
しかもタイヤはクルマの安全にまつわるパーツなので、「ショック!」で済まない事態に陥ることも!?
そこで今回は、タイヤの正しい保管方法をご紹介します!
タイヤの保管方法は?
皆さんはタイヤをどのように保管していますか?
少しでも安全にタイヤを長持ちさせるために、正しい保管方法を確認して頂きたいと思います。
タイヤを取り外した際の注意
タイヤを入れ替える際には、必ずホイールを洗いましょう。
特にスタッドレスタイヤは凍結防止剤(塩カル)が付着してることもあり、塩カルはサビの原因にもなってしまうので、しっかりと落とす事が重要です。
また、ブレーキダストなどの金属粉もサビを増長させます。
基本的には水洗いでOKですが、頑固な汚れは洗剤を使って落とし、しっかり水で洗剤を洗い流す事も大切。
その後、十分に乾燥させてタイヤカバーなどに包んで保管すると良いでしょう。
ちなみに保管の前にタイヤワックスなどを塗るのはNGです。
水洗いだけを忘れず行う事が重要となります。
保管の際の注意点
屋外保管をするならば、直射日光はNGです。
また、ジメジメした場所もタイヤやホイールにとっては悪影響となるので、なるべく日陰の湿気のない場所がオススメ。
タイヤを置く際も直接床には置かず、ダンボールを敷いたり、すのこの上に置くとGOODです。
タイヤラックなどで縦置きにする方もいますが、なるべく横にして保管するのをオススメします。
半年程度であれば問題はありませんが、縦置きだとホイールの重みで変形してしまう恐れがあるためです。
またタイヤの空気圧を適正値の半分くらい(1〜1.5kpa)にする事もポイントとなります。
オールシーズンタイヤという選択肢も
「タイヤを交換するのが面倒だ!」という方には、オールシーズンタイヤという選択肢もあります。
スタッドレスタイヤに比べると雪道での性能は落ちますが、例えば「冬でもあまり雪の降らない地域に住んでいて、たまにスキーしにいく程度」であれば十分な性能を発揮。
豪雪地域にお住まいの方にはスタッドレスタイヤをオススメしますが、オールシーズンタイヤはその利便さから徐々に人気が出てきており、現在ではタイヤメーカー各社から発売されています。
近頃では性能も上がり、値段もお手頃になってきたので、これからタイヤを履き替える予定がある方は一度検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回はタイヤの正しい保管方法についてまとめてみました。
管理方法次第で、もう1シーズンを越せる越せないの違いが生まれると考えると、なるべく理想のカタチで保管しておきたいものです。
もしかしたらオールシーズンタイヤの方がお得かもしれませんし、この機会にご自身にあったスタイルのタイヤを選んでみて頂きたいと思います。
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