“働くクルマ”として、国内外を問わず絶大な人気を誇るハイエース。その圧倒的な積載量と使い勝手、簡単には壊れないタフさなどから、遊ぶためのクルマとしても大人気です。そんなハイエースのいい部分はそのままに、TRDが手掛けたのが、仕事などで毎日乗る人にこそ注目して欲しい1台です。
掲載日:2019年8月13日
Photo : Takanori ARIMA / Text : Masamichi OKUTSU
乗り心地を改善してくれるアイテムで長時間のドライブが大幅にラクになる!!
LEDデイランプ付きフロントスポイラーや、ステップのようなサイドスカートVer.2、リアバンパースポイラー、マッドフラップによって、オフロードをイメージさせるスタイルに。
TRDの名前とオフロードが結び付きにくいという人もいるかも知れませんが、TRDはラリー競技も手掛けているので、実はその道でもエキスパートです。
また、外装パーツはいずれも標準ボディ車(ロング)に装着が可能というのも嬉しいポイント。
アルミホイールはTRD TF7Aの15インチで、画像のグッドイヤーNASCARタイヤとのセットもラインナップされています。
ノーマルよりも軽くなっているため、足の動きがよくなり、乗り心地の向上に貢献。
注目なのはショックアブソーバーで、スペースの関係でストローク量が限られるノーマルのツインチューブ式ショックを、内部のピストン径の拡大を狙ってモノチューブ式へと変更。
少しでも容量を稼ぐために、その径も可能な限り大径化して、荷物の積載を前提とした硬いスプリングの動きをしっかり減衰し、乗り心地を向上させています。
また、ショックアブソーバーとセット装着が推奨されているメンバーブレースセットは、ボディの変形や振動を解析し、テストの結果、もっとも効果が出る部分をピンポイントで補強。
それによりボディの変形を抑え、足をきちんと動かすことで乗り心地の改善に大きく影響を与える仕様となっています。
運転席も長時間ドライブのために
ホールド力とクッション性が悪く、長時間のドライブには少々しんどいノーマルシートの乗り心地を改善してくれる、スポーツシートも設定。
片側アームレストも付いていて、運転姿勢も安定するので、これだけでも快適性が向上することは、間違いありません。
汎用アイテムですが、3点ベルト専用のショルダーパッドも装着。
内部のパッドに低反発素材が使われていて、体にフィットする部分の圧迫感を軽減してくれるので、長時間のドライブをラクにしてくれるアイテムです。
TRDが、ハイエースをコンフォータブルにするアイテムを多数リリースしているという事は、意外な盲点なのではないでしょうか?
メーカー情報
TRD(株式会社トヨタカスタマイジング&ディベロップメント)
住所:〒182-0021 東京都調布市調布ヶ丘1-18-1調布センタービル6階
営業時間:10:00〜18:00
TEL:050-3161-2121
URL:https://www.trdparts.jp/
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