近年は、クルマも”オンライン化”を目指し、Wi-Fi環境が構築され始めている事を知っていますか。2000年代後半にスマートフォンが普及し始め、急激なインターネット文化の発展が行われた日本。「無線LAN」と呼ばれる通信方法が普及し、人々の生活も便利になりました。そして、車内でもWi-Fiを使えるように「車載用Wi-Fiルーター」が開発され、一般向けに販売されています。
Wi-Fiとは
Wi-Fiは、通信端末が無線により接続をおこなう方法です。
ケーブルをつないで利用していたインターネットが、1台のWi-Fi専用ルーターを配置するだけで、使用可能となります。
スマートフォンやパソコン、テレビ、ゲーム機などを使用して、インターネットに接続できるほか、「LTE」と呼ばれるデータ通信の使用量を減らせるメリットもあるなど、インターネット環境をより便利で身近にする存在がWi-Fiです。
クルマの中でもWi-Fiが使える方法
Private car
それでは、クルマの車内でWi-Fiを使えるようにするには、どうすればいいのでしょうか?
Wi-Fiを使う手段として、2つの方法をご紹介します。
モバイルWi-Fiルーターを取り入れる
きたきたポケットWi-Fi
1つは、通信会社が提供し、販売する「モバイルWi-Fiルーター」を取り入れる方法があります。
大手携帯キャリアや格安SIM回線を提供する会社が多数参するモバイルWi-Fiルーター。
小型かつ軽量な通信用機器で、持ち歩きが便利です。
クルマの車内だけでなく、その他屋外でも使用できるので、使い勝手の良さが魅力となっています。
車載専用ルーターを取り入れる
ちと気になってこれ(carrozzeria DCT-WR100D)買ってみた。docomo in Car Connect (定額の車内向けインターネット接続サービス)を使って車内に Wi-Fi 環境を作れる。https://t.co/Umv7L3c985 pic.twitter.com/cRXvDO3NpQ
— Yoshiki Kato (@burnworks) December 9, 2020
もう1つの手段は、車載専用ルーターをクルマに取り付ける方法です。
専用ルーター本体を購入し、大手キャリアが用意する通信サービスプランを使用期間に合わせて契約するという、画期的なサービスが取り入れられました。
ちょっとした旅行のために1日だけ使いたい、あるいは毎日仕事でクルマを使うため、インターネットが使える環境が欲しいといった、ユーザーの要望に応えられるシステム体系です。
ルーターの本体価格は、2万5000円程度で入手可能。
最大5台程度まで同時無線接続が可能であり、日本全国どこでも快適なデータ通信ができる便利なシステムです。
まとめ
車載ルータL01sですが緊急時の回線確保と言う意味でも良さそう。
インバーターを使って設置するのは無駄で、ルーターは12ボルトで動くのでシガーソケットから直繋ぎできる(数百円)ヒューズも付いていてもしもの時も安心ヒューズも付いていてもしもの時も安心。
あとL01sは基本SIMフリーなので。 pic.twitter.com/HMS3GJXzzT— すし (@sushi514) September 28, 2019
インターネット生活を、より快適にしてくれるWi-Fiの存在。
車内で使える専用のWi-Fiルーターが開発されるなど、新たな試みが続いています。
街なかでも使えるポケットWi-Fiルーターとあわせて、クルマの車内でも使えるように、日夜開発が続けられているのです。
今回ご紹介した2つの方法をうまく使い分けて、クルマでの移動も快適にインターネットを活用しましょう!