「ドライブレコーダー」は交通事故に巻き込まれた場合、ドライバーの運転状況や交通環境をチェックできるアイテムです。近ごろ、「あおり運転」や「幅寄せ」などの危険行為が問題視されており、ドライブレコーダーを取り付けるドライバーが増加しています。しかし、もっと手軽にドライブレコーダーを取り入れられる方法が存在。今回は、スマートフォン1台あれば使える、「ドライブレコーダーアプリ」をご紹介します。

ドライブレコーダー001

Photo by いちぱる

スマートフォンがドライブレコーダー代わりになる

「あおり運転」や「幅寄せ」などの危険行為が問題となっている時代、ドライブレコーダーの重要性が高まっています。

ドライブレコーダーは、ドライバーが万が一の事故や危険に巻き込まれた際に、潔白を証明できるアイテムです。

新車購入時のオプションだけでなく、後付けの社外品も数多く販売されているため、幅広いラインナップから選択することが可能となっています。

しかし、クルマを運転する頻度が少ないドライバーには、少し高価に感じるかもしれません。

そんなドライバーにオススメなのが、「スマートフォン」をドライブレコーダーの代わりに使う方法です。

普段使っているスマートフォンが専用のアプリケーションをダウンロードするだけで、あっという間にドライブレコーダーに早変わり。

ドライブレコーダーを手軽に使いたい人に最適です。

スマートフォンをドラレコ代わりに使う時の取り付け位置

スマートフォンをドライブレコーダー代わりに使う際は、取り付け位置に注意しましょう。

特に、フロントガラスへの取り付けは厳禁です。

固定するスマートフォンホルダーはマグネットやクリップ、吸盤、粘着などさまざまなタイプがラインナップされていますが、通常のドライブレコーダーと同様にフロントガラスに貼り付けてしまうと、道路交通法違反となる可能性があります。

そのため、ダッシュボード上にスタンド式のホルダーを設置する、あるいはサンバイザーにクリップ式のホルダーをくくり付けてスマートフォンを取り付けるなど、ちょっとした工夫が必要。

くれぐれも違反とならないように、取り付け位置には注意してスマートフォンによるドライブレコーダーを活用しましょう。

オススメのドライブレコーダースマホアプリ

出典:https://dailyroads.app/voyager

それでは、オススメのドライブレコーダーアプリをご紹介しましょう。

DriveMate SafetyCam(iPhone/iPad対応)

出典:https://www.drivemate.jp/appli/drivemate-safetycam/

「DriveMate SafetyCam」は、iPhoneおよびiPadに対応するドライブレコーダーアプリです。

万が一事故が発生した際に、衝突の場面をしっかり記録してくれる優れもの。

ドライブレコーダー機能だけでなく、毎回の走行結果を記録し表示してくれるほか、前方を走行・停止するクルマを察知して、ヒヤリとする瞬間をサポートする機能も搭載されています。

DailyRoads Voyager(全ユーザー対象)

出典:https://dailyroads.app/voyager

「DailyRoads Voyager」は、長く自動車用のデジタルビデオレコーダーとして採用されているアプリケーション。

運転中の映像を自動録画し続けつつも、一般的なドライブレコーダー同様、事故の場面などを識別し、保存できる特徴をもっています。

自動上書き保存機能を備えており、スマートフォンに装着しているSDカードが動画でいっぱいになってしまう恐れもなく、安心して使用できるシステム。

無料で使い始められるアプリなので、初めてドライブレコーダーを使ってみたい人にオススメです。

まとめ

いざという事故の場合に、自分自身を守るためにもドライブレコーダーは必要不可欠です。

事故を起こしてしまい、損害賠償問題に発展した場合の状況証拠になるので、クルマをよく運転する人には、必須といえるアイテム。

いきなりドライブレコーダーを購入するのは不安な人でも、スマートフォンアプリで試して効果を実感すれば、必要性に気が付くはずです。

普段使っているスマートフォンでなくても大丈夫。

家に眠っているスマートフォンを引っ張り出してドライブレコーダーアプリを活用し、安全運転につなげましょう。