「可愛い車にしたい」「ヴィンテージ風にしたい」「高級感が欲しい」など、ユーザーが愛車に対して持つ理想は様々。この理想やイメージを具現化するオーダーメイドカスタムのエキスパート、「L-TIDE(エルティード)」。インパネやダッシュボードといった内装部品の貼り替え、フルオーダーメイドシートカバーの製作など、あらゆるインテリアカスタムを手掛けています。今回は、東京オートサロン2023に展示されていたL-TIDEのユーザー車両をMotorz編集部ガッキーが徹底的にチェックします!
ベース車両は?
L-TIDEのブースで一際異彩を放っていたの車両が、迫力満点なワイドフェンダーで武装した210系クラウンアスリート。
外装カスタムのテーマは「VIPスポーツ」であり、車両のオーナーである「やっちゃん」さんは「ロイヤルかマジェスタに間違えられる事が少なくない」と語ります。
いざ、内装をチェック!
外装のみでも十分拘りを感じる一台ですが、キモとなるのは内装。
内装のカスタムテーマはズバリ「宇宙」であり、随所に「宇宙」を感じさせるアイテムが散りばめられています。
ドアを開けた先に広がるのは、ホワイトを基調とした明るいインテリア。
シートはもちろん、インパネやドアトリム、シートベルト、ステアリングに至るまで、内装のあらゆるパーツを全て張り替えて製作されています。
また、随所にブルーのLEDを埋め込むことで「宇宙」感を演出しています。
特にコダワリを感じさせるのが、ルーフライニングに埋め込まれたプラネタリウム。
L-TIDEでは「シャイニングスターシステム」と謳っており、ナイトドライブをムーディーに彩ります。
また、やっちゃんさんの車両ではオリジナルカスタムとして、星空の中にイニシャルのアルファベットが埋め込まれているのがポイント。
職人の手により一本一本丁寧に組み込まれた光ファイバーは、点灯色の変更のみならず点灯パターンの変更まで行う事が可能です。
「宇宙」を感じる細かなコダワリ!
大部分はホワイトを基調としたインテリアですが、さり気なくブラックも併用することでブラックホールの様に吸い込まれる様な感覚をイメージ。
ホワイトのLEDでライティングする事により、テーマである「宇宙」を具現化しています。
センターコンソールの後方からリアシートにかけ、弧を描くように設置された「ブリッジ」も目立つポイントの一つ。
流星群をイメージした大量のLEDに加え、カバー部には「不退転の覚悟」というメッセージがプリントされています。
このメッセージは、やっちゃんさんがL-TIDEの代表であるMAYUMI氏に「一言お願いします」と依頼して刻まれたもの。
L-TIDEのカスタムに対する想いが込められています。
トランクを開けると、トランクリッドの裏面にはエアブラシで描かれた月が鎮座。
開閉時にはトランク本体で月が隠れる事により、月が満ち欠けしているように見えるという遊び心ある機能が付いています。
車両のイメージが「スポーツVIP」という事もあり、「停止している時であっても、今にも走り出しそうなデザインが欲しい」とL-TIDEへ依頼した結果として、この月が描かれたそうです。
車内にガラスの靴!?
今回のオートサロンのL-TIDEブースには、計11台ものL-TIDEユーザーの愛車が展示。
その中でも、Motorz編集部のガッキーが特に気になったクルマをピックアップしました。
日本では滅多に見ることの無い左ハンドルの50系プリウスは、「シンデレラ」をテーマにカスタムを実施。
インテリアは前述のクラウンと同じくホワイトを基調としているものの、随所にパステルカラーを多用。
リアシート後方には、シンデレラの代名詞とも言えるガラスの靴を設置。
その他にも、ピラートリムやドアトリムに鮮やかなグラデーションを採用することでユーザーの求めるシンデレラ「らしさ」が追及されています。
依頼内容は「とにかく赤」!?
続いて目を付けた210系クラウンマジェスタは、「内装をとにかく赤くする」というテーマの下でカスタムを実施。
そのテーマ通り、ドアを開けた先に広がるのは一面の「赤」。
内張やシートのみならず、ウインカーレバーやエアコンルーバー、各種スイッチ類まで徹底的に赤一色に統一されており、L-TIDEの尋常ならぬ拘りが伺えます。
「理想」を具現化する技術がL-TIDEの真骨頂!
L-TIDEの強みは何といっても、オーナーが愛車に対して持つイメージ・理想像を具現化する技術力に長けているという点と言えます。
例えばシートカバーならば、表皮色はホワイト、ステッチ色はブラック、柄はダイヤなど、オーダーメイドならではの注文を行うことも可能ですが、L-TIDEであれば「宇宙」「シンデレラ」「とにかく赤くしたい」といった漠然としたオーダーにも柔軟に対応。
既製品の設定もあるため、予算をリーズナブルに抑えたいという方にもおススメです。
また、L-TIDEがカスタムにおいて重視している要素の一つが「コミュニケーション」。
カスタムを行う過程においてスタッフがユーザーへ積極的な意思疎通を図ることで、よりユーザーの求める理想像に近いカスタムカーを具現化しています。
「漠然としたカスタムのイメージはあるが、どう伝えればいいかわからない。」「絶対に他とは被らない、世界に一台だけのカスタムがしたい。」とお思いの方は、ぜひ一度L-TIDEへ相談されてみてはいかがでしょうか?
L-TIDE(株式会社エルティード) HP:https://vip-ltide.net/ 住所:〒187-0034 東京都小平市栄町2-28-24 電話番号:042-349-3133 営業時間:10:00〜18:00