内装カスタムの最先端!!TAS2019で見かけた最新ドレスアップカー11選！

©️Motorz

毎年1月の第2週目。金曜日から日曜日までの3日間、千葉県の幕張メッセで開催されるカスタムカーの祭典、東京オートサロン(以下:TAS)。

2019年は1月11日(金)〜13日(日)で行われました。

もちろんインテリアカスタムのスペシャリスト、L-TIDE(エルティード)も毎年カスタムカーを展示。

今年もエルティードが手がけたカスタムカーは、全部で11台展示されていました。

見た目はもちろんインテリアまでこだわり抜かれた、エルティ―ド作品の数々は、思わず靴を脱いで乗ってしまいそうになる程の完成度。

その中にはカスタムカーコンテストのミニバン部門で最優秀賞を受賞した1台もあり、展示コーナーは例年以上に大盛況！

そんな気になるカスタムカーを、一挙11台ご紹介していきます。

TAS2019に出展されていたカスタムカーで、エルティードが関わった車両は全部で11台！

オーナーのこだわりがたくさん詰まったカスタムカーの数々は、全てワンオフ製作であるため十人十色。

その完成度の高さとこだわりは、「スゴい！」の一言でした。

シャコタンVIPなトヨタ エスティマ(30系)

白いダッシュボードとシートが外から見ても際立つ / ©️Motorz

リアウインドウには「L-TIDE」ステッカーが貼られる / ©️Motorz

室内は紫と白を基調としたモダンな雰囲気 / ©️L-TIDE

セダンをイメージしたオーバーフェンダーがポイントの30系エスティマは、紫と白を基調としたインテリアが特徴。

L-TIDEロゴが各席に裁縫されており、”L-TIDE愛”が溢れ出る1台となっています。

外装と内装のギャップがスゴい!!ホンダ オデッセイ(RB型)

プロスター製フロントバンパーでよりロー&ワイドな見た目を演出 / ©️Motorz

ムラサキをベースに黄色と赤を取り入れ、カラフルな内装を演出 / ©️Motorz

©️Motorz

外装はシンプルなシルバーカラーのボディに、シャコタンスタイルでまとめ上げられた少し地味なイメージのRB型オデッセイ。

しかし内装は紫と黄色、赤を基調としたド派手なカスタム！

そのギャップに、エルティードの巧さが感じられます。

オーディオにもこだわる!!ホンダ ステップワゴン(RG型)

フェンダーツライチが決まってます / ©️Motorz

インテリアは青と白で統一され爽やかな雰囲気に / ©️Motorz

ラゲッジにはワンオフトランクオーディオが鎮座する / ©️Motorz

ボディは妖艶なピンク色でまとめ上げられたシャコタンのRG型ステップワゴンですが、インテリアは一変して青と白を基調とした爽やかな印象を感じる1台です。

ラゲッジルームは後部座席を取っ払ってオーディオを搭載し、エクスクルーシブな空間を演出しています。

実は2名乗車!?トヨタ セルシオ(30系)

立体的な造形が特徴のフロントバンパー / ©️Motorz

インテリアは黒と白でまとめ上げられシックな雰囲気を醸し出している / ©️Motorz

後部座席にはエアサス用のコンプレッサーとタンクが鎮座し2名乗車となっている / ©️Motorz

ガンメタのボディーカラーと同じく、内装もシックな雰囲気に仕立て上げられた30系セルシオ。

黒ベースに白を差し色とすることで純正とは一味違った雰囲気を醸し出しています。

後部座席には背もたれが付いているも座面は無く、エアサスペンション用のエアタンクとコンプレッサーが鎮座し、潔く2名乗車とされているところがポイント。

チューブ形状の配管では無く、金属配管とすることで抜群の存在感を放ちます。

シャコタンの為にタンクを移設!!スズキ ワゴンRスティングレー(MH23S)

ハの字シャコタンが決まっているスティングレー / ©️Motorz

極低車高を維持するにはガソリンタンクの移設も必要 / ©️Motorz

インテリアは水色をベースにダッシュボード周りを黒で統一 / ©️Motorz

RECARO LX-Fを両席に装備し、こちらもワンオフでシート張替えがされている / ©️Motorz

ハの字のどシャコタンルックスが決まってるワゴンRスティングレー。

そのシャコタン具合はガソリンタンクの移設を見るからにその本気度が伝わってきます。

インテリアは水色と黒をメインとしたカラーリングでまとめ上げられており、随所にボディカラーと同じ白を入れ統一感を持たせています。

通勤をもっと楽しく!!三菱 ekカスタム(B11W)

「通勤できる仕様」とほぼ純正の外観に車高が程よく下がっているekカスタム / ©️Motorz

インテリアはピンクと赤で統一され、女性オーナーらしいインテリアに / ©️Motorz

天井のエアブラシアートもエルティードが手掛ける / ©️Motorz

エルティードの展示車両の中で唯一と言っていいほど、外装がほぼ純正のまま展示されていたekカスタム。

しかしながら、中を覗くと女性オーナーらしいピンクと赤でまとめ上げられた可愛らしい空間が演出されています。

「通勤もできる仕様」というところから外観では分からないものの、一歩室内へ足を踏み入れればオーナーだけの室内空間があるのもインテリアカスタムの醍醐味です。

スターウォーズ好きということから、室内の至る所にキャラクターの絵が描かれていました。

これぞフルカスタム!!ダイハツ ムーヴカスタム(L175S)

オリジナルのピンクにオールペンされたムーヴ / ©️Motorz

トランクにはDIECOCKアンプが鎮座し、マフラーが存在感を主張している / ©️Motorz

色鮮やかなエアブラシアートにサンルーフがインストールされている / ©️Motorz

外装は光の当たり具合で色の見え方が青や紫に見え、マフラー配管も存在感を感じるムーヴ。

実はMT車であることも特徴なこの1台ですが、インテリアは白と黄緑、赤といった配色で違う目線での派手なインテリアに仕上がっています。

天井にはエアブラシで花が描かれており、独特な世界観を演出。

オーディオまで手が加わっており、ある意味完成された1台と言えます。

高級アクセサリーブランドをイメージ、ダイハツ ムーヴカスタム(L175S)

ティファニーブルーでオールペンされたムーヴ / ©️Motorz

外装とは裏腹に内装は黒を基調としたシックな印象 / ©️Motorz

天井も黒の革張りとなっており高級感を演出 / ©️Motorz

ジュエリーブランドのティファニーでおなじみのティファニーブルーでオールペンされたL175Sムーヴ。

外装の明るいイメージとはうって変わり、インテリアは黒をベースとしたシックな雰囲気が特徴です。

運転席、助手席共スパルコ製シートをベースに全てエルティードで張り替え、天井まで黒で統一することで大人な空間を演出しています。

インテリアカスタムのお手本!!ホンダ オデッセイ(RA6型)

2003年に生産終了したRA型オデッセイだが、バンパーにはイマドキ風のLEDスポットランプがインストール / ©️Motorz

正面から見てわかるほど、インテリアは白とオレンジでコーディネートされ明るい印象に / ©️Motorz

内装にも外装色のグレーを取り入れることで親和性が生まれる / ©️Motorz

ガンメタカラーにブラックカラーのホイールと、外装だけではシックなイメージのオデッセイも、室内を覗き込むと白とオレンジを基調とした明るい空間が広がっています。

随所にLEDとマジックミラーを用いた”無限ホール”が随所に設置され、外装色も内装に取り入れることでより親和性の高いインテリアに。

外装と内装をマッチさせることでトータルコーディネートのお手本のような1台となっています。

小中学生のイラストコンテストのクルマをそのまま具現化したJA22Wジムニー / ©️Motorz

エンジンは運転席後ろに移設されるも、ベースはジムニーです / ©️Motorz

センターシート化された運転席をエルティードがコーディネート / ©️Motorz

座面にはL-TIDEの文字が刺繍されています / ©️Motorz

中学生が近未来のスポーツカーをイメージして描いたイラストを元に関東自動車大学校の学生が製作した1台で、ベース車両はスズキJA22Wジムニーです。

シートは着座位置を下げることを目的に、スバル サンバー用を流用し、エルティードにてレザー張替えを実施。

ボディカラーの赤に合わせた赤レザーをベースに、関東自動車大学校ORANGE LABOのイメージカラーでもあるオレンジの刺繍が施されています。

ここまでにエルティードがインテリアカスタムを手掛けた10台のカスタムカーをご紹介してきましたが、TAS2019内で展示されていた車両の中からカスタムカーコンテストのミニバン部門で最優秀賞を受賞したクルマがコチラ！

シザードアはウサギをイメージ!?ホンダ オデッセイ(RB型)

受賞プレート(通称：お盆)が昂然と輝く / ©️Motorz

延長加工されたシザードアが迫力を一層惹き立てる / ©️Motorz

アクリル化されたルーフにはL-TIDEの文字がレーザー刻印されている / ©️Motorz

インテリアは白と紫で統一され大人の雰囲気を醸し出す / ©️Motorz

ラゲッジにはDIECOCK製オーディオが鎮座 / ©️Motorz

TAS2019カスタムカーコンテスト ミニバン部門の最優秀賞を受賞したこのRB型オデッセイは、見るからに大きなシザードアが特徴です。

シザードアを閉めると後部座席のドアまで覆いつくすサイズまで延長加工されており、ミニバンらしからぬドアの長さに道行く人が足を止めて眺めていました。

極め付けはアクリルルーフで、ただただアクリル化するだけでなく、レーザー刻印を入れLEDを末端に忍ばせることで、夜間点灯時には文字が浮き上がるようにひかり、存在感をアピールします。

もちろん内装もエルティードでコーディネートされており、紫を基調とした大人の空間を演出。

2列目の座席を撤去し、3列目だけとすることで脚を伸ばすことができ、広々とした快適な空間が広がっています。

さらには、車両オーナーの意見で取り入れたラゲッジのDIECOCKオーディオとアクリルプレート。

リアハッチにぶら下がるスピーカーとアクリルパネルは脱着式で、停車時に音楽を楽しむ時だけ接続し、写真のような状態で音楽を聞けるそう。

オーナーの知恵と工夫とエルティードの技術が融合して作り上げられた、ある意味究極のカスタムカーと言えます。

店舗情報
L-TIDE（エルティード）
住所：〒187-0034 東京都小平市栄町2-28-24
TEL：042-313-4123
FAX：042-347-5215
HP：http://www.vip-ltide.net/

今回は東京オートサロン2019でエルティードがコーディネートしたカスタムカー11台をご紹介しました！全てがワンオフで作り出されるため、どのクルマもオーナーの個性が際立つものばかりです。

また今回の取材を通して感じたことは、来場者の女性達が自然とエルティードのカスタムカーを見て足を止めるシーンを多く見られたこと。

エクステリアのカスタム以上に、インテリアのカスタムは女性の関心が高いことを現場で知ることができました。

内装カスタムが気になるユーザーさんは是非一度、エルティードへ足を運んで見てはいかがでしょうか？