スズキ・CARA
カプチーノと同じ平成ABCトリオの一台にマツダAZ-1という車両がいますが、そのOEM版として販売されたのがスズキ・キャラ
軽自動車ながらミッドシップで、ガルウィングドアを採用したこの一台は軽スポーツカーならぬ軽スーパーカー!
コンパクトながらも、世界のスーパーカーが持つ要素をふんだんに使われたこの車は、根強いファンが非常に多い一台です。
AZ-1も現存する車両が少なく、価格が高騰していますが、キャラはさらに少ないと思われるので、非常にレアな一台なのでは…そんなキャラのカスタムがコチラ!
ゼッケン258「GARAGE 凪屋」の「ガレージ凪屋チャレンジCARA」!
ヘッドライトがつぶされ、前に張り出したバンパー内に設置されているのが、ポルシェ935のフラットノーズのようでカッコいい!
非常に大きなリアウィングも、よりスーパーカー的でとても軽自動車とは思えない迫力です!
ホンダ・トゥデイ
K4GPでもトップクラスにエントリーが多いのがこのホンダ・トゥデイ。
およそ700kgという軽い車体に、ターボと比較して燃費がいいNAエンジンが、エコランであるK4GPでは有利に働くようです。
また、ホンダ・ビートなどと同じ形式のエンジンで、ビートの純正パーツをつけるだけで性能アップが望めることなども大きな魅力で、耐久性をある程度維持したまま改造が可能とのこと。
そんなホンダ・トゥデイをベースにしたマシンがコチラ!
ゼッケン259「AROC.Mikawa」のトゥデイは、他のトゥデイとどこか違う雰囲気。
AROCとは「アルファ・ロメオ・オーナーズ・クラブ」の略称。見た目からもわかるように、並々ならぬアルファ愛。
完全に蛇の毒にやられてしまっている方々かと思います。
このマシン、速さは折り紙付きで、過去にはGP-1クラスでの優勝経験もあるとのこと。
カラーリングのイメージは、アルファ伝統のGTA、それも1300GTAジュニアをイメージされているそうです!
ダイハツ・ミラ
様々な年式がいましたが、こちらも多かったダイハツ・ミラ。
もともとカスタムのベースとしてもよく使われる一台でもあり、スポーツモデルのTR-XXや、商用車用のウォークスルーバンなど、多くのモデルがあります。
そんなミラをベースとしていたのがコチラ。
ゼッケン163のチーム「不審者多数」からマシン名は「新ミラクルロマンス」
ミラターボをベースに作成されたマシンは、紫と黄色のコントラストが絶妙でカッコイイ!
ダクト、ホイールだけではなく、車内のロールケージまで黄色でそろえているところもオシャレですね。
元のルックスをうまく保ちながら、オシャレにレーシーに仕上がっている一台です!
ゼッケン62の「ガレージブラックドッグ」の「アクレブラックドッグRSWミラ」
ブルーメタリックのカラーリングと、低く構えたシルエットがカッコイイ一台!
大きく開いたリアバンパーもカッコイイ!
2015年に東京・お台場で行われたモータースポーツジャパンのK4GPマシンコンテストでは最優秀賞を獲得した、素敵な一台です!
スズキ・アルトワークス
軽自動車の64馬力規制の発端となったのがこの車。スズキ・アルトワークス!
DOHC直列3気筒エンジンにターボまでつけて、4輪駆動にまでなったこの車は、登場当時は軽自動車とは思えないポテンシャルを持っていました。
また「ワークスR」という、生産台数100台程度かつ、ノーマルで80馬力以上出ていたモンスター軽自動車まで存在したほど。
スポーツカーらしからぬ見た目をした、本気の軽スポーツカーです。
そんなアルトワークスをカスタムすると…
ゼッケン57「Team Hiro」の「K.S.Y works」
紫と白のグラデーションと龍のデカールが見事にマッチしています!
車高含め、外装はノーマルに近い見た目を保っていますが、ドライバーの位置や、ロールケージなどを見るに、間違いなく本気仕様です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
モンスターなレプリカから、モンスターな軽自動車、そしてオシャレなカスタムマシンが多数入り乱れるK4GP!
正直コース内はかなりカオスな状況になっていますが、それがまた見ていて飽きない要因のひとつです。
そして、レプリカマシンやモンスターばかり見ていると、参加するのにハードルが高く見えがちですが、カスタムマシンに目を向けると意外と見覚えのある形の車両も多いのでは?
同じようなベース車両を手にいれたら、誰よりもカッコいいマシンを作って、サーキットで目立っちゃいましょう!
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