こんにちは!Motorzのマエダです!映画やドラマ、音楽などでの世界で活躍するスターたち。愛の形は千差万別あれど、芸能界にもクルマ好きはたくさんいます!今回はイギリスのシンガーソングライターで、バンド『ジャミロクワイ』のボーカルを務める『ジェイ・ケイ』の愛車たちを紹介します!
ジェイ・ケイって誰?
ジェイソン・ケイは『ジェイ・ケイ』の名前で知られるイギリスのシンガーソングライターで、アシッドジャズのバンド『ジャミロクワイ』のボーカルとして有名です。
全世界で3500万枚以上を売り上げる彼のバンド、ジャミロクワイは1992年にデビューし、最も売れたファンクアルバムとしてのギネス記録を持つ名盤『ヴァーチャル・インサニティ』では、グラミー賞も受賞した、著名ミュージシャンです。
そんなジェイ・ケイはティフォシ(熱狂的なフェラーリファン)としても知られ、彼が1996年に発売した3rdアルバム『Travelling Without Moving』のジャケットにはフェラーリのエンブレムを模したデザインを採用。
フェラーリに対して多額の使用料を支払ったと報じられたほか、『コスミック・ガール』のPVには、自らが所有する『F40』と『F355」が登場します。
今回は、そんな彼が愛したフェラーリたちの一部を紹介します。
ジェイ・ケイの愛したクルマたち
フェラーリ275GTB
フェラーリの名レーシングマシン『250GT』シリーズの後継モデルとして、1964年秋のパリ・サロンで公開されたのが『275GTB』です。
それまでのフェラーリの市販車は、あくまでもレーシングカーをベースに制作されていたのに対し、275は最初からロードカー/GTカーとしての設計が成されたため、各部に遮音・断熱などの配慮がされており、格段と市販車としての質を高めたモデルでした。
この動画の取材当時、ジェイ・ケイは86台のコレクションを所有しており、普段の足はアウディRS6エステート。
お気に入りの1台として挙げていたのがアストンマーティンDB5と、このフェラーリ 275GTBだったそうです。
フェラーリ GTC4ルッソ
貴重なクラシックフェラーリを多数所有しているフェラーリコレクターとして有名な彼ですが、最近のモデルに対しても抜かりはありません。
フェラーリ初の”4座かつ4WD”というパッケージングでセンセーショナルにデビューした『フェラーリFF』の後継モデルとして、2016年にデビューした『GTC4ルッソ』も彼のコレクションのひとつです。
ジェイ・ケイのGTC4ルッソは鮮やかなパープルにリペイントされているそうで、実際に施工される様子を動画で楽しむことができます。
フェラーリ330 GT vignale shooting brake
彼のフェラーリ・コレクションの中でも、かなり希少で非常に珍しい1台が『フェラーリ330GT vignale shooting brake』です。
ボディタイプ的にはフェラーリの歴史でも珍しいシューティングブレークというモデルで、上掲のGTC4ルッソの源流にある1台と言っても差し支えはないでしょう。
かつてイタリアに存在したコーチビルダー、『ヴィニャーレ』がフェラーリ330GT 2+2をベースに製作したシューティングブレークです。
ヴィニャーレは1950年代〜1960年代後半にかけて活躍したカロッツェリアで、フェラーリはもちろん、チシタリアやランチア、アルファロメオなどの多くのイタリア車メーカーのコンセプトモデルや特別架装車など、少数生産モデルを担当していました。
まず目を引くのは、何と言っても大きく延長されたリアのオーバーハングでしょう。
2+2をベースに荷室部分を設ける為にリアが延長され、なんとも奇妙なバランス感を保っています。
マニアックな方ならこの奇妙なフォルムを、イギリスの『ジェンセン・インターセプター』と似通っているように思うかもしれません。
同車はデザインこそ『カロッツェリア・トゥーリング』でしたが、実は車体パネルの生産はヴィニャーレが担当していたのです。
職人のハンドクラフトにより細部にまで美が宿った、もはや工芸品とも言えるクルマづくりが行われていた時代の貴重なフェラーリです。
まとめ
今回はイギリスのシンガーソングライターで、ジャミロクワイのボーカル、ジェイ・ケイの愛車を紹介しました。
もちろんこの他にも、緑のラ・フェラーリを所有していたり、まだまだ多数のフェラーリをコレクションしており、その上フェラーリ以外のコレクションも多数あるそうです。
ジェイ・ケイ、あなたは一体何台クルマを持っているんだ……?
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