Motorzを運営するMiddleField株式会社から大きなニュースが飛び込んできました!それは、コロナ禍の厳しい状況の中、資金調達を完了させたというビッグニュース!「クルマを最高のエンターテイメントに」というビジョンを掲げたスタートアップ企業が、ビジョンの実現に向けてまた一歩前進していきます!今回はその詳細をご紹介します!

©Motorz

MiddleField Inc.とは

©︎Motorz

「クルマを最高のエンターテイメントに」というビジョンを掲げ、クルマ・バイク・モータースポーツに関わる人にフォーカスしたメディア”Motorz”と日本最大級のカーパーツEC”モタガレ”を運営するスタートアップ、MiddleField。

社員はほぼすべてクルマ好きな若者で構成されている稀有な会社であり、今よりももっとクルマを楽しめる世の中を作るために奔走しています。

そんなMiddleField株式会社からビッグなプレスリリースが届いたため、その全文をご紹介いたします。

 

MiddleField、3.4億円の資金調達を実施 累計調達額は約6億円に到達

写真左から、CTO 杉田 允、COO 片岡 伶介、CEO 中山 翔太、CSO 恩蔵 優

自動車アフター業界のオンラインプラットフォーム構築を目指すMiddleField株式会社(東京都世田谷区/代表:中山翔太、以下MiddleField)は、D4V1号投資事業有限責任組合(東京都港区/代表組合員:伊藤健吾)をリード投資家とし、シリーズBにおける資金調達の第1回クローズを完了したことをお知らせいたします。本ラウンドに先立ち、新株予約権付社債での投資を実施していた既存投資家からの調達も合わせ、計3.4億円の資金調達を実施いたしました。なお、今回の資金調達により、累計調達額は6億円に到達いたしました。

 

◆ MiddleFieldの事業内容と今回の調達の背景

MiddleFieldは、中古車やカー用品の購入から、自動車保険やカーローンの契約、車検や整備までをワンストップで完結でき、自動車に関するあらゆる情報を手に入れることのできる、オンラインプラットフォームの構築を目指しています。

これまでに、中古車とカーパーツのECサイト「モタガレ」や、自動車保険紹介コンシェルジュサービス「クルマの保険」等の事業を展開し、ユーザー向けにプラットフォームを拡大してまいりました。現在では、全国1,300社のパーツメーカー・1,000社の整備工場・200社の中古車販売店や、大手企業と提携し、月間300万人以上のお客様にMiddleFieldのサービスをご利用いただいております。

ユーザー向けサービスを展開する中で、中古車販売店やパーツメーカーなどの店舗において、アナログで非効率な業務が作業時間を圧迫している現状が明らかになりました。受発注は電話やFAX、顧客や売上の管理は紙の帳簿、請求業務は郵送で行うなど、オフラインでのやりとりが業界内では当たり前に行われており、自動車アフター業界全体の成長を阻む一因になっています。

 

◆ 資金使途について


アナログな業務が自動車アフター企業の業務を圧迫しているという現状を受け、今回調達した資金は、事業者向けサービスの展開に投資いたします。具体的には、非効率な業務フローをオンライン化することができる業務効率化システム「モタガレビジネス」を、中古車販売店やパーツメーカーへ提供することで、BtoBプラットフォームの強化ならびに拡大に取り組んでまいります。

「モタガレビジネス」をご利用いただくことで、事務作業を始めとした様々な業務をオンライン上で簡単に行うことができるようになります。業務フローの効率化によって生まれる時間や費用を、顧客対応や商品開発などの業務に活用でき、結果として、ユーザーの利便性や満足度の向上に繋がり、事業者とユーザー双方に価値を提供することが可能になります。

参考:MiddleFieldが目指す自動車アフター業界のオンラインプラットフォーム

今後もMiddleFieldは、自動車アフター業界におけるユーザーと事業者を繋ぐオンラインプラットフォームを提供することで、業界全体を活性化し、クルマを気軽に楽しむことのできる世界の実現に向け、事業を推進してまいります。

 

 

◆ 今回の引受先からのコメント

D4V1号投資事業有限責任組合 代表組合員 伊藤 健吾 氏
MiddleField社は非常にお客様からの評判が良く、業界からの信頼も勝ち得ていることから、今回ご出資させていただくことを決めました。自動車産業は非常に巨大なマーケットであり、リペアやメンテナンスの重要性は今後も変わりません。だからこそ、自動車アフターマーケットをデジタル化するというMiddleField社の取り組みには非常に期待しています。

千葉道場ファンド 代表取締役GP 千葉 功太郎 氏
MiddleField社は、デジタル化が全く進んでいない自動車パーツの業界をひたすらデータベース化し、そのデータベースを武器にBtoC事業を営んできました、そして、ここからはBtoBの事業にも展開することで、自動車業界に1つの革命が起きるのではないかと思っています。自動車への並々ならぬ愛があるチームの力で、業界にイノベーションをもたらしてくれることを期待しています。

フェムトパートナーズ General Partner 曽我 悠平 氏
自動車業界に精通し、これからもっと成長していくであろうポテンシャルを持った、中山代表をはじめとする経営陣の皆さんに期待して、この度追加投資をさせていただきました。MiddleField社が対象としている、自動車アフター業界という大きなマーケットで、会社としても大きな事業を成功させていただきたいと思っています。

 

◆ 今回のプレスリリースの動画配信について

今回のプレスリリースは、YouTubeにて動画での配信も行っています。
代表の中山からの事業内容ならびに資金使途のご説明や、今回の引受先からのコメントを動画にまとめておりますので、ぜひ合わせてご覧ください。

◆ MiddleField株式会社 会社概要
代表者 :中山 翔太
設立  :2015年12月
所在地 :東京都世田谷区駒沢2-16-18 ロックダムコート4F
事業内容:
・ウェブメディア「Motorz(https://motorz.jp/)」運営
・中古車/カー用品EC「モタガレ(https://motorz-garage.com/)」運営
URL  :https://middlefield.co.jp/

 

まとめ

今回の資金調達は、自動車アフター業界のアナログな業務を改善していくとの発表。

本来、カスタムパーツを作るようなメーカーさんの業務は”開発”であって”事務”ではありません。

新しい「モタガレビジネス」をきっかけに、より多くの自動車アフター業界の皆様が開発に専念できる世界が生まれれば、今よりも速いペースでクルマに関わるたくさんのアイテムが生まれることになるでしょう。

これはクルマ好きにとってはとても嬉しいニュース。今後もMiddleFieldから目が離せません。

Motorzではメールマガジンを配信しています。

編集部の裏話が聞けたり、最新の自動車パーツ情報が入手できるかも!?

配信を希望する方は、Motorz記事「メールマガジン「MotorzNews」はじめました。」をお読みください!