走行中の画面注視が道交法で禁じられているドライバーはともかく、同乗者が純正ナビでテレビ視聴もできないのは退屈ですし、ナビ操作を頼んでもできないのは不便なものです。それを解消するのが株式会社データシステムの「TV-KIT」シリーズで、このたび最新SUVのトヨタ カローラクロスに適合しました。
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最新のカローラクロスでも、快適ドライブの思わぬ障害を解決！
日本の法律(道交法71条)では、アイズオフ(運転中に前方から目を離してもいい)が可能なレベル3以上の自動運転車でもない限り、ドライバーが走行中にカーナビなどの画面を注視してはいけない、と定められています。
それゆえ、特に純正カーナビでは法律対応上も、安全面からも走行中のカーナビを操作したり、TV画面に切り替えて視聴する事はできないようになっているのが建前です。
しかし、現実にはドライバー1人ではなく、助手席や後席に誰かが乗っているのは当たり前ですから、そうした同乗者が法律上も問題ないのに走行中テレビも見られず退屈だったり、カーナビ操作もできないというのは、ドライブする上でかなり不便だったりします。
そうした制約を解除し、走行中でも同乗者が純正ナビ画面でのテレビ視聴やナビ設定をできるようにするのが、自動車アフターパーツ総合メーカーの株式会社データシステム(東京都新宿)が販売している、「TV-KIT」シリーズ。
今までも多くの車種に対応してきましたが、今回は2021年9月に発売されたばかりなトヨタの最新SUV、カローラクロスに適合しました。
カローラクロスに対応するのは4製品
簡単な工具を揃えれば、ユーザー自身が説明書を見ながらDIY作業による取り付けも可能で、車両側の配線を傷つけることなくカプラーオンで取り付けられるTV-KITですが、カローラクロス用に適合するのは以下の4製品です。
走行中のテレビ視聴やナビ設定ができないノーマル制御から、それらを可能にするよう切り替えるスイッチを別体でダッシュボードなどの空きスペースへ取り付ける「切り替えタイプ」(品番：TTV411)。
ダッシュボードやコンソール上に、スイッチを取り付ける空きスペースがある場合に、後付け感なくスイッチを取り付けられる「ビルトインタイプ」(品番：TTV411B-D)。
純正ステアリングスイッチでTV-KITの操作も可能にする「スマートタイプ」(品番：TTV411S)。
切り替えスイッチによる操作を要せず、常に走行中のテレビ視聴やナビ設定が可能な「スマートタイプ」(品番：TTA611)
適合車種や品番、価格
今回TV-KITが適合するカローラクロスの型式や、TV-KITの品番、価格は以下の通りです。
適合車種
トヨタ カローラクロス(R3.9～) 型式：ZSG10 / ZVG11 / ZVG15
TV-KIT品番
切り替えタイプ：TTV411
ビルトインタイプ：TTV411B-D
スマートタイプ：TTV411S
オートタイプ：TTA611
価格
各26,000円(税別)
取り付けは自信があればDIY、なければプロへ依頼
いずれもドライバーやレンチ、プライヤーなど一般的な工具に加え、内装を取り外すリムーバーや、内装へ傷を防ぐスキングテープなどがあれば施工可能です。
しかし、細かい配線があったり、重いカーナビユニットを取り出し、背面のコネクターを抜き差しするなどデリケートな作業もあるため、細かい作業に自信がない人はDIYを避け、プロなどへ依頼するのが無難だと思います。
待ち焦がれたカローラクロスが納車された皆さんも、TV-KITで純正カーナビを便利にしてみませんか？
