多数の車種に適合して好評な、データシステム(東京都新宿区)の「TV-KIT」シリーズ、走行中の視聴が道交法で禁じられたドライバーはともかく、同乗者がドライブ中もTVを見られる優れものですが、今回は新たに、新型レクサスNXの9インチ、14インチディスプレイオーディオへ対応した製品が、2022年4月20日に新発売です。

最新の高級SUVによる快適ドライブを、TV-KITでもっと豊かな時間へ!

©データシステム

2021年11月に発売されたばかりで、レクサス初のPHEV「NX450h+」もラインナップするなど話題性も豊富な最新SUV、2代目レクサスNX。

質感の高い内装には、運転席に人が馬を操る際の「手綱」に由来し、人とクルマがしっかりと意思疎通できることを目指した「Tazuna Concept」が採用され、スムーズな視線移動や操作性に配慮されたタッチディスプレイが運転席と助手席の間に配置されています。

ただ、9.8インチまたは14インチとせっかくの大型サイズが採用されたタッチディスプレイも、道交法71条でドライバーによる画面の注視が禁じられており、純正ではナビから切り替えTVの視聴などはできません。

安全面を考えれば、ドライバーにとってナビ以上の働きは必要ありませんが、同乗者がTVすら見られないのは、せっかくゆったり快適な車内で楽しむドライブに水を差し、少々興ざめです。

そんな時にオススメなのが、自動車アフターパーツ総合メーカーの株式会社データシステム(東京都新宿)が販売中の、走行中でも同乗者による純正ディスプレイでのナビ設定やTV視聴を可能にした、「TV-KIT」シリーズ。

さまざまな車種に適合して好評ですが、話題の人気モデルゆえか、新型NXには登場から半年ほどで適合する新製品が発売されました!

ディスプレイサイズは9インチと14インチ、いずれにも対応!適合車種や品番、価格

©データシステム

TV-KITには何種類かありますが、今回の新型NXへ適合した製品は、走行中のテレビ視聴やナビ設定ができないノーマル制御から、それらを可能にするよう切り替えるスイッチを別体でダッシュボードなどの空きスペースへ取り付ける「切り替えタイプ」。

新型NXのディスプレイサイズは、NX250とNX350hの標準グレードが9インチ、標準グレードがないNX350とNX450h+を含む”version L”と”F SPORT”が14インチと2種類ありますが、どちらのサイズにも適合しています。

適合する新型NXの型式や、TV-KITの品番、価格は以下の通りです。

適合車種と型式

レクサスNX:R3.11~

NX250(virsion L / F SPORT含む):AAZA20(FF) / AAZA25(AWD)

NX350 F SPORT:TAZA25(AWD)

NX350h(virsion L / F SPORT含む):AAZH20(FF) / AAZH25(AWD)

NX450h+ virsion L / F SPORT:AAZH26(AWD)

TV-KIT品番

切り替えタイプ:TTV429

価格

税込31,900円(税別29,000円)

なお、取り付け自体は車両側の配線を傷つけないカプラーオンですが、内装を傷つけないよう気をつけながら大型タッチディスプレイの脱着、背面のコネクター抜き差しなど神経を使う作業なので、素直にプロへ依頼するのが無難です。

機能オン時のナビゲーション自車位置について、およびディスプレイごとの注意事項

動作中はナビゲーションの自車位置が不正確になりますが、TV-KITの機能は付属の小型スイッチで簡単にオン/オフ可能なため、自車位置を補正したい時はTV-KITをオフにしてください。

また、以下のようにディスプレイごとの注意事項があります。

【9.8インチディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)】

ナビ機能を利用するためにはT-Connect/G-Linkの契約が必要となります。
(※T-Connect/G-Linkの詳細につきましてはディーラーでご確認ください)

【14インチディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)plus】

DVD機能を使用するためには、純正オプション「CD/DVDデッキ(ディスクプレーヤー)」の装着が必要です。