愛車と長年連れ添っていると、だんだんとヘッドライトがくもったり黄ばんだりしてきます。これはヘッドライトカバーに使われている樹脂の劣化が原因だそう。そうなると、見た目が美しくないだけでなく、最悪の場合は車検に通らなくなることも!そこで今回はそんなヘッドライトにまつわるトラブルと、その対処法をご紹介します。

掲載日:2019.3/6

 

最近のヘッドライトは黄ばみやすい!?


自動車のヘッドライトも、車体と同様に時代の流れによって進化してきました。

かつてはガラス製のヘッドライトが主流でしたが、現代の主流はポリカーボネート(樹脂)製。

ガラスよりも頑丈でありながら、事故の際の飛散も少なく、多くのメーカーに歓迎されたのですが、その一方でガラスよりも紫外線に弱く、傷つきやすいというデメリットも持っています。

そのため、樹脂製のヘッドライトにはあらかじめ表面に特殊なコーティングが施されているのですが、紫外線を浴びたり洗車の際にこすれたりすることで、次第にコーティングが剥がれてしまうのです。

これが、ヘッドライトの曇りや黄ばみが進行していく原因となります。

 

車検に通らなくなるって本当?

車検時の検査項目に、光量や光軸の検査があります。

そのため、あまりにもヘッドライトが汚れていると光量不足で、車検に通らなくなる恐れも!!

ヘッドライトの黄ばみや曇りを放置していると、もちろん見た目にも好ましくないので、少しでも気になったら車検のタイミングで汚れを除去してみてはいかがでしょうか?

 

ヘッドライトの黄ばみ・曇りを除去しよう!


ヘッドライトの黄ばみや曇りは、基本的に研磨することで除去でき、コーティング剤を再び塗布することで輝きをキープする事が可能です。

これらの工程をプロショップに任せると、汚れの程度にもよりますが、左右で5000円〜3万円程度かかってしまいます。

しかし、近年では各社から自分でヘッドライトの黄ばみや曇りが除去できるクリーナーが用意されており、特殊な薬剤を説明書通りに使うだけで、素人でも簡単に輝きを復活させることが可能となっています。

しかも、DIYであればかかるコストも1000〜5000円程度!

チャレンジしてみるのも賢い選択肢かもしれません。

 

まとめ

クルマのライトは安全に関わるパーツなので、汚れたまま放置しておいて良いことは何もありません。

この際、ぜひキレイにしておきましょう!

今回ご紹介したアイテムはMotorz編集部も実際に使用!

その作業の手軽さや、効果を実感できたアイテムばかりなので、気になった方はぜひチェックしてみてくださいね。

 

Motorzではメールマガジンを配信しています。

編集部の裏話が聞けたり、最新の自動車パーツ情報が入手できるかも!?

配信を希望する方は、Motorz記事「メールマガジン「MotorzNews」はじめました。」をお読みください!