約1ヶ月にわたる夏休みを終えて、いよいよ待ちに待ったF1グランプリ後半戦がスタート!夏休み前の前半戦では、メルセデスのニコ・ロズベルグ選手が開幕から4連勝しこのまま逃げ切るのか!?と思いきや、チームメイトのルイス・ハミルトン選手が7月の1ヶ月だけで4連勝と大躍進!!ついにポイントリーダーの座を奪い、ますます目が離せない展開となりました。そんな2人のチームメイトバトルに加え、このままでは終われないフェラーリやレッドブルがこの夏休み中にどんな進化を遂げて来るのか?そして、マクラーレンホンダを始め、他のチームの動向は?マシンの改良は??
色々と気になることがたくさんありますね!
引き続き大注目のF1グランプリ、夏休み明け第1戦目はベルギーのスパ・フランコルシャン!!
一体どんな場所にあって、どんなサーキットなのでしょうか?
この夏、様々な場所にお出掛けした方も、どこにも行かなかったという方も、ご一緒にMotorz的F1旅行、ベルギーに向けて出発です!!
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魅惑のオールージュで有名なスパ・フランコルシャン!F1グランプリ最長を誇るコースは何と7㎞超え!!その見どころは?
首都をブリュッセルに置くベルギー王国、通称ベルギーは、西ヨーロッパに位置する連邦立憲君主制国家です。
隣国のオランダ、ルクセンブルクと合わせてベネルクスとも呼ばれています。
公用語は大きく2つに分かれており、北部ではオランダ語の一種であるフラマン語が、南部ではフランス語が使われています。
その他にドイツ語を公用語とする地域もあるようです。
日本との時差はマイナス8時間ですが、現在はサマータイム適応期間のためマイナス7時間となっております。
F1ベルギーGPが開催されるスパ・フランコルシャンは、スパとフランコルシャンという2つの街にまたがって建設されていることからこの名前が付けられています。
特筆すべきは、その長さ!
比較的長い鈴鹿サーキットですら全長5.807㎞なのですが、スパ・フランコルシャンは何と7.004㎞!!
まさかの7㎞超えで、いかに長いコースであるかが伺えるかと思います。
アルデンヌの森の中にあるため局地的に雨が降ったりと天候が変わりやすく、スパウェザーと呼ばれています。
また、山の中に建設されているためかなりの高低差があることも特徴です。
ドライバーの勇気が試されると言われているオー・ルージュは、下り坂からの左コーナーで急な登り坂となり、ドライバーからはまさに壁のように見えるそう!!
時速300㎞近い速度で「壁」を登り切った先に何があるか、先を行くマシンの動向も見えないため、ここでの接触やクラッシュも多く、またオーバーテイクも多々見られるポイントとなっています!
どこから行くのがベスト?スパ・フランコルシャンへのアクセス
F1ベルギーGPを観戦するには、利便性や観光をすることを考えると首都のブリュッセルに宿泊するのが良さそうなので、今回はブリュッセルを中心としたF1旅行プランをご紹介しますね。
まず、ブリュッセル国際空港へはANAで成田からの直行便や、その他オーストリアのウィーンやトルコのイスタンブールなどヨーロッパの各地を経由して向かいます。
そこから車で約20分でブリュッセルの市街地に到着です。
スパ・フランコルシャンへはブリュッセルから車で約1時間半。
電車ですと2時間強でFRANCORCHAMPS Maison Godefroidというフランコルシャンの駅に到着しますので、そこからは車で数分、もしくは徒歩で約50分でサーキットに到着です!
一口に50分歩く…と言っても人それぞれ感じ方は違うと思いますが、個人的には海外の見知らぬ土地を運転するリスクを回避出来ることや、徒歩と電車移動なので交通渋滞に巻き込まれることもなくある程度の時間が読めることなどから、お子様連れや体力に自信がないという方以外には悪くない選択かと思います!
途中には焼き物で有名なリエージュという街なども通るため、途中下車の旅を楽しむのも良さそうです。
その他、各旅行会社からF1観戦ツアー商品も出ていますので、気になる方はそちらもチェックして、個人旅行プランとどちらが良いか検討してみて下さいね!
歩いて回れるコンパクトさが魅力!世界三大ガッカリも!?お勧め観光スポット5選
ブリュッセルはハンガリーの首都だけあって様々な観光名所がありますが、前戦のドイツやその前のハンガリー同様、徒歩で回れる範囲内に見どころが集中しています。
中には世界的に有名なあの銅像も…!
それでは、ひとつずつご紹介していきましょう。
グラン・プラス
まず真っ先に訪れたいのがここ、グラン・プラスです。
ブリュッセルの中心地にある大きな広場で、あの「レ・ミゼラブル」の著者ヴィクトル・ユーゴーも賞賛したほど!!
世界遺産にも登録されており、「世界一美しい広場」として毎年多くの観光客が訪れます。
昼と夜のどちらも美しいので、是非両方の顔を見てみて下さいね。
また、1971年に初めて開催され、現在は隔年で開催されている人気イベント「フラワーカーペット」も魅力のひとつ!!
2016年はベルギーと日本の外交150年に当たる年で、それを祝して「日本」をテーマにした花々で広場が埋め尽くされました。
残念ながら今年のイベントは8月12日から8月15日までの4日間で終了となりましたが、入場料やチケットなどがなくてもグラン・プラスに行けば見られるので、2018年の開催が今から楽しみですね!
小便小僧
ベルギーと言えば、チョコレートやワッフルと並んで浮かんで来るのが、そう、かの有名な「小便小僧」の像ですね!
1619年にフラマン人の彫刻家であるジェローム・デュケノワ氏によって作られましたが、1960年代に紛失、現在あるのはレプリカだそうです。
世界的に有名なこの像ですが、実はかなり小さく、61㎝しかありません。
それ故、一部ではシンガポールのマーライオン、コペンハーゲンの人魚姫と並んで「世界三大ガッカリ」とまで酷評されていますが、マーライオンでガッカリするどころか感動した私としては是非一度はお目にかかりたい存在!!
「ジュリアン坊や」と呼ばれ街の人々からも親しまれていますので、きっとガッカリする以上の魅力があるに違いありません!
ちなみにジュリアンくん、たくさんの衣装を持っていて、年間を通して様々な衣装でも私たちを楽しませてくれます。
一説によるとその数は何と800着以上!?
それらの衣装は、先ほどご紹介したグラン・プラスのブリュッセル市立博物館内に所蔵されているので、ご興味のある方はそちらも是非足をお運び下さい!
王立美術館
4つの美術館から構成されている王立美術館は、ナポレオンがパリのルーブル美術館から持ち帰った名画の数々を展示する場所を、ということで建設を命じた歴史ある美術館です。
メインとなるのは15世紀から18世紀までの作品を集めた古典美術館と、19世紀、20世紀の作品をコレクトした近代美術館。
ブリューゲルやルーベンスなど、フランドル絵画をたっぷりと堪能出来るヨーロッパ屈指の美術館です。
王宮
女性ならきっと、誰でも一度はお城での生活に憧れますよね。
日本には存在しない王宮文化だからこそ、触れられる貴重な機会に訪れたいですね!
ベルギーの王宮は、国賓を迎える迎賓館として現在も使用されており、毎年夏の期間だけ特別に一般公開されています。
その外観もさることながら内装も豪華絢爛そのもの!!
フランスのヴェルサイユ宮殿を模して設計されたと言われており、鏡の間や数々の調度品、豪華なシャンデリアが目を引く王の間など見どころがたくさんあります。
入場は無料ですので、是非お見逃しなく!
サン・ミッシェル大聖堂
13世紀から15世紀にかけて建造されたゴシック様式のサン・ミッシェル大聖堂も、ブリュッセルを代表する観光名所のひとつ。
高さ69mの2つの塔が大変美しく、1962年に聖堂から大聖堂へと昇格を果たしました。
荘厳な佇まいとともに、ルネサンス期である16世紀に作成されたという1200ものステンドグラスは必見!!
王族の結婚式などにも使用されている由緒正しい建造物です。
ちなみにサン・ミッシェルとは大天使ミカエルのことで、ミカエルは英語のマイケル、ドイツ語のミハエルやミヒャエル、フィンランド語のミカなど、各国の人名の元にもなっているそうです。
ミハエルもミカも…語源が同じだったとは!!
意外なところで偉大なF1ドライバーに関するトリビアに遭遇出来ました!
美食大国・ベルギー王国は、あのファーストフードの発祥の地でもあった!その他の名産は?
美食の国として知られるベルギーには、美味しいものを求めて世界各国から美食家たちが集まります。
今回はその一部をご紹介します!
さて、ベルギーにはどんな美味しい食事が待っているんでしょうか?
詳細は、次のページで!