大盛り上がりのF1日本GPを経て、F1サーカスはいよいよアメリカへ!!F1史上最多の全21戦も、気付けばもう18戦目。このアメリカGPを入れて残り僅か4戦となりました。日本GPでロズベルグ選手が悲願の初優勝を遂げシリーズチャンピオンに大きく近付きましたが、まだまだここからハミルトン選手の大逆転の可能性も十分ある!ということで、観ている私たちも気が抜けませんね!!今回は、今後の運命を大きく左右することになりそうなアメリカGPへのF1旅行をご提案します!
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チャンピオン争いに向けて重要な一戦!F1アメリカGPの見どころは?
アメリカ合衆国、通称アメリカは、アメリカ本土に加え、日本人に大人気のハワイや、グアムやサイパンといった日本から気軽に行ける島々もあり、大変身近な国です。
50の州及び連邦区から成る連邦共和国で、首都はワシントンD.C.、公用語は英語。
アメリカ本土では4つのタイムゾーンがあり、日本との時差はそれぞれ日本マイナス14時間から17時間、サマータイム適応期間の11月1週目の日曜日までは日本マイナス13時間から16時間です。
F1アメリカGPの開催地であるサーキット・オブ・ジ・アメリカズはテキサス州にあり、現在はサマータイム適応中のため日本マイナス14時間となります。
そのサーキット・オブ・ジ・アメリカズは、サーキットデザイナーであるヘルマン・ティルケ氏によって設計され、2012年からF1グランプリが開催されています。
全長およそ5.5㎞、20のコーナーを持ち、最大高低差は41m。
ホームストレートから険しい登り坂を登り切ったポイントにある1コーナーは、スパのオールージュ同様ブラインドコーナーとなっており、ドライバーは勘だけで走らなければならないという過酷な設計!!
ピットレーンから1コーナーまでの高低差は何と25mで、オーバーテイクが見られるポイントにもなっています。
また、かなりテクニカルなレイアウトとしてドライバーたちからは高評価を集めているサーキットでもあります。
空港からわずか15分!!サーキット・オブ・ジ・アメリカズへのアクセス
サーキット・オブ・ジ・アメリカズはオースティン・バーグストロム国際空港から車で約15分と、大変アクセスの良い場所に建設されています。
これは、F1マレーシアGPの開催地であるセパン・インターナショナル・サーキットと同じくらいの近距離となり、海外観戦をする上では非常にポジティブな要素となりますね。
但し、日本からオースティン・バーグストロム国際空港への直行便はないため、ダラスやロサンゼルスを経由して向かうことになります。
広いアメリカはオースティン以外にも魅力的な街がたくさんあるので、経由地でも滞在が出来たらより充実したF1旅行となりそうです!
広大な土地が魅力のテキサス!!お勧め観光スポット5選
テキサス州会議事堂
オースティンに来てまず初めに訪れたいのが、テキサス州会議事堂。
アメリカで2番目に大きな州であるテキサスの中心地と言っても過言ではない場所です。
テキサス州議会の議場やテキサス州知事の知事室も設置されており、それだけでも十分に興味を惹かれますが、見どころは何と言ってもその美しさ!
ネオルネサンス様式が採用されており、ドームやいくつもある柱は思わず写真に収めずにはいられない程です。
また、国内の州会議事堂としては最大の敷地面積を誇ります。
無料の見学ツアーが毎日開催されているので、是非多めに時間を取って建物の中もじっくりと見て回りたいですね。
ボブ・バロック・テキサス州立歴史博物館
テキサス州会議事堂から徒歩10分ほどの場所にあるのが、ボブ・バロック・テキサス州立歴史博物館。
アメリカ先住民が遺した陶器やアメリカ南北戦争時に使用された小型砲艦などが展示されて見応え十分です。
3つのフロアはそれぞれ「故郷」「独立」「可能性」というテーマに沿って構成されており、テキサスの歴史が学べる場所となっています。
ちなみにボブ・バロックというのは実在した人物の名前で、皆様ご存知ジョージ・ウォーカー・ブッシュ元大統領が第46代テキサス州知事を務めた際の副知事だった方です。
ブラントン美術館
ボブ・バロック・テキサス州立歴史博物館のすぐ目の前に建設されているのが、テキサス大学オースティン校の美術館と研究センターであるブラントン美術館です。
アメリカで最も大きな大学美術館のひとつで、アメリカやラテンアメリカだけでなく、ヨーロッパの作品など約17000点を所蔵しています。
テキサス大学の敷地内にあり、すべて見て回ろうとすると少なくとも数時間は掛かるそう!
時期により巡回展や個展などの他、ギャラリー内で様々な講義や講演会、はたまたヨガレッスンまで開催されているという驚きの充実ぶり!!
訪れる前にどんな催しが行われているか、確認してから行った方がより楽しめそうですね。
オー・ヘンリーハウス
文学好きにオススメなのがこちら!
オースティンの歴史的建造物であるオー・ヘンリーハウスは、作家のオー・ヘンリー(本名:ウィリアム・シドニー・ポーター)が1893年から1895年間まで住んでいた家として知られています。
オー・ヘンリーと言えば、代表作は「最後の一葉」や「賢者の贈り物」。
タイトルを聞いただけであのお話ね!と分かる方も多いでしょう。
ハウスは1973年にはアメリカ合衆国国家歴史登録財に指定され、今日ではオー・ヘンリー博物館として機能しています。
ジルカー・パーク
遊具やミニトレイン、カヌーにサイクリングなど、広大な敷地の中で様々な楽しみ方が出来るジルカー・パークは、テキサスの人々の憩いの場となっています。
特に人気があるのは、透明度の高い自然の湧き水が利用されているバートン・スプリング・プール!
一年を通して水温が68℉(20℃)に保たれていて夏は手軽に涼を得ることが出来るため、常にたくさんの方々が訪れるそうです。
長さも約300メートルあるので、思いっきり泳ぐことも可能!!
旅行の合間の息抜きに是非!
その他、中心地から車で30分の場所には、規模はさほど大きくありませんが絶滅危惧種を保護しているオースティン動物園があります。
また、もう少し足を伸ばして観光出来るという方は、サンアントニオを訪れてみるのも良さそうです。
こちらはテキサス州でNo. 1の人気を誇る観光スポットのアラモ砦や、アメリカに3つしかないシーワールド、更にリバーウォークなど人気の観光地が揃っています。
そしてテキサスと言えば、やはりカウボーイ!
ロデオ競技を観に行ったり、専門ショップで買い物をしたり…、牧場で牛や馬などに触れ合えるスポットも数多くあるので、是非本場でカウボーイ文化を体感してみて下さい!
さて、次のページではアメリカの名物料理をご紹介します!
ステーキやハンバーガーなど、日本の中にも数多く浸透しているアメリカの料理。
実は、”ザリガニ”なんて衝撃的なものがあることを、ご存知でしたか?
気になる詳細は・・・次のページで!