約1ヶ月にわたる夏休みが明けたと思ったら、このイタリアGPでついにF1ヨーロッパラウンドは最終戦を迎えますね。史上最多21戦、意外とあっという間に過ぎ去って行くから驚きです!!チャンピオンシップ争いもメルセデスの2名のドライバーのポイントがずば抜けていますが、まだまだ上位の複数名のドライバーにチャンスがあり、目が離せない展開が続きます。そんな大注目のF1グランプリ、今週末はフェラーリの聖地・イタリアが舞台です。
フェラーリの熱狂的なファンである「ティフォシ」たちが押し寄せ、スタンドを真っ赤に染め上げるイタリアGP。
一体どんなグランプリで、周辺にも楽しめる観光地はあるのでしょうか?
日本人には人気のイタリアへの旅、それでは出発してみましょう!
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ティフォシが押し寄せるイタリアGP!モンツァサーキットってどんなところ?その見どころは??
ローマに首都を置くイタリアは、日本人にもメジャーな観光地として広く知られ、旅行したことがあるという方も多いのではないでしょうか?
正式名称はイタリア共和国、公用語はイタリア語です。
日本との時差は日本マイナス8時間ですが、他のサマータイム適応国同様10月末までのサマータイム中はマイナス7時間の時差となります。
F1グランプリ開催地のモンツァ・サーキット(アウトドローモ・ナツィオナーレ・ディ・モンツァ)は、イタリアの北部に位置する都市・モンツァに建設されたサーキットで、毎年世界中から「ティフォシ」が押し寄せサーキットのスタンドを真っ赤に染めることはあまりにも有名です。
広さが800haもあるモンツァ国立公園の森の中に位置し、F1随一の超高速コースが大きな見どころ。
4本の長いストレートに高速コーナー、シケインなどが配置されており、終始気を抜けないバトルは見応えたっぷり!
1周5.793㎞のコースを53周で争うイタリアGPは、高速がゆえにブレーキへの負担も大きなサーキットです。
https://www.youtube.com/watch?v=ZRBXfwapkZQ
また、F1で使用するコースの他にオーバルコースやジュニアコースなども擁しており、年間を通して様々なレースイベントが行われています。
どこから行くのがベスト?モンツァへのアクセス
モンツァは世界的大都市であるミラノから車で約1時間と大変近いため、ミラノを拠点に観戦ツアーを計画することをご提案します。
まず日本からは、ミラノまでの直行便が出ていますのでそちらを利用するか、もしくはいつものようにヨーロッパの各都市で乗り継ぎをして向かいます。
そろそろ皆さんもMotorz的F1旅行で旅慣れて来た頃かと思いますので、むしろ乗り継ぎで他の国も経由することにより本来の目的地とはまた違った場所での感動や楽しさも味わうことが出来ますね!
ミラノ・マルペンサ国際空港からミラノ市街までは車で約1時間と、あっと言う間に拠点となるミラノへとたどり着きます。
更にミラノから車を走らせること約1時間、ようやくこの旅最大の目的地であるモンツァ・サーキットへと到着です。
電車とバスを乗り継いでも行けますので、それぞれの旅のプランと合わせてどちらが良いかご検討下さいね!
ちょっと足を伸ばして遠出もいかが?お勧め観光スポット5選
さすが世界的観光都市・ミラノ!
名所がたくさんあり、観る場所に困ることはなさそうです。
その中でも今回は、絶対に外せないミラノの観光名所と、ミラノ周辺でF1ファンにオススメの場所の5つをご紹介します!
ドゥオーモ
イタリア・ミラノと言えばやはりこちら!!
皆さんご存知、ドゥオーモですよね!
ドゥオモとも呼ばれている大聖堂で、何と1386年から500年もの年月をかけて完成に至ったというイタリアのゴシック建築の最高傑作です。
金銀細工の135本の尖塔と、3500体もの彫刻が特徴。
聖母マリアに捧げるために建てられたと言われており、一番高い尖塔にはマリア像が黄金に輝いています。
ミラノに集まるすべての観光客が訪れると言っても過言ではない、ミラノの象徴です!
スフォルツェスコ城
ドゥオーモから歩くこと約5分。
天高くそびえる高い塔、それこそがスフォルツェスコ城の入口です。
1450年にミラノ公爵のフランチェスコ・スフォルツァがヴィスコンティ家の城跡を改築し建設したこのお城は、スフォルツァ城とも呼ばれています。
レオナルド・ダ・ヴィンチも建設に関わったと言われており、内部にはダ・ヴィンチの未完の壁画も残されています。(2013年時点では修復中とのこと)
現在は内部がスフォルツェスコ城古代美術館や絵画館、ミラノ古代エジプト博物館などとして使用されており、ミケランジェロの最後の作品「ロンダニーニのピエタ」なども見られます!
またお城の裏側には広大な敷地を誇るセンピオーネ公園があり、地元住民の憩いの場となっています。
観光の合間の休憩に是非お立ち寄り頂きたいスポットです。
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会
ロンバルディア・ルネッサンスを代表する大変美しい教会で、かの有名なレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」が残されています。
ダ・ヴィンチ唯一の壁画であり、ルネッサンス期の最高傑作と名高い「最後の晩餐」は、ユネスコ世界遺産にも登録されており必見です。
教会敷地内の修道院の食堂にありますが、見学するには事前予約が必要なのでご注意を!
フェラーリ博物館
さてここからは、ミラノから少し足を伸ばして遠出の観光をご提案したいと思います。
折角F1を観にフェラーリのお膝元・イタリアまで行くのですから、やはり観光もフェラーリゆかりの場所を選びたいですよね!
ミラノから車で約2時間、サッカーや生ハムで有名なパルマを経由し、フェラーリの名車の名前ともなっているモデナを横目に進むと、あっという間にマラネロに到着です!
「跳ね馬の聖地」として崇められているマラネロは、フェラーリの工場やお店が並び、フェラーリファンであれば一度は訪れたい街です。
そして、フェラーリの名を冠した通り沿いにはフェラーリ博物館があります!
ジル・ヴィルヌーブ、ナイジェル・マンセル、ゲルハルト・ベルガー、ジャン・アレジなど歴代の名ドライバーがドライブしたF1マシンはもちろん、往年の名車やエンジンなども展示されており、フェラーリファン以外でも十分に楽しめます。
フェラーリプリクラなるものもあるそうで、普段はプリクラを撮らない方でもつい記念に撮りたくなってしまいそうですね!!
グッズのお店も併設されているので、お土産もバッチリ揃いそうです!
フィオラノサーキット
所在地名としてはマラネロではなくフィオラーノ・モデネーゼという地名になりますが、フェラーリ博物館から徒歩10分の場所にはフィオラノサーキットがあります。
こちらはフェラーリ社が有するテストコースで、F1マシンやGTカーなどのテストに使用されています。
中に入らずとも外から見学可能なので、運が良ければF1マシンがテストをしているシーンに遭遇出来るかもしれません!!
また、サーキット内にはフェラーリの創設者であるエンツォ・フェラーリが執務室として使用していた家が現存しており、今ではフェラーリドライバーたちがレーシングスーツに着替える更衣所やトレーニングルームとして活用されているそうです。
「エンツォの家」が更衣所だなんて…さすがフェラーリ、どこまでも贅沢です!!
さて、ここまでイタリアの観光名所をご紹介してきましたが、次のページでは、名物料理をご紹介します!
読むとお腹が減るぐらい、美味しそうな料理ばかりです!