長かったヨーロッパラウンドが終わり、舞台はついにアジア圏へ!!ここからいよいよ、シンガポール、マレーシア、そして日本へとF1サーカスがやって来ます。前戦イタリアでは見事メルセデスのニコ・ロズベルグ選手が優勝!!またしてもチャンピオンシップ争いも面白くなって来ています。そんな大混戦の中迎えるシンガポールGPですが、日本からもほど近く、旅行だけでなくビジネスで訪れたことがあるという方もいらっしゃるでしょう。レースイベントは街の中心地で行われるため観光にも事欠かないのですが、実は今年2016年は日本・シンガポール外交関係樹立の50周年(SJ50)という記念すべき年なのです!

©Pirelli

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国のあちこちで期間限定の記念イベントや催しが行われており、街はいつも以上に華やかなムード!!

これを機にビジネスに観光に文化交流にと、2国間の関係性は更に深まっていきそうですね。
旅行好きが高じて最近はモータースポーツライターというよりめっきり旅ライターと化して(?)いる私・結川愛寿加も、実は昨年、現地に住んでいる友人に会いにシンガポールを訪れたばかり!

シンガポールの街を思う存分楽しんで来ましたので、今回はその際の写真や体験談も交えつつご紹介して参りますね。

それではMotorz的F1旅行、シンガポールに向けて出発です!!

アジア3連戦の開幕レース!F1シンガポールGPでのナイトレースの見どころは?

©Pirelli

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シンガポール共和国、通称シンガポールは、1965年にマレーシアから独立した国家です。

公用語は英語、マレー語、標準中国語(北京語)、タミル語で、日本との時差はわずかマイナス1時間。

首都は最大の都市でもあるシンガポールです。
ご存知の方も多いかと思いますが、F1シンガポールGPはシンガポール市街地で行われるグランプリです。

舞台となるマリーナベイ・ストリート・サーキットは、全体の75%が街の中心地の公道を使用するというストリートコース。

気軽にアクセス出来る一方、ランオフエリアが少なく、ドライバーにとっては非常にスリリングなレイアウトとなっています。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/

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全長5.065㎞と長さはそこそこではありますが、何と言っても低速コーナーが多く、全部で23あるコーナーのうちの過半数が時速100㎞以下に!

そのため例年、1周を周回するのにかなり時間を要し、FIAの定める規定レース時間(2時間)ギリギリに近い1時間55分以上で終えるか、2時間オーバーでレースが打ち切りとなるかのいずれかという記録を残しています。

その一方で、街中でありながら第6コーナー付近では時速300㎞を超えるハイスピードも見られ、観客の目を飽きさせないレースとなります。

 

どうやって行くの?マレーシアからも近い!?マリーナベイ・ストリート・サーキットへのアクセス

©Pirelli

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シンガポールはマレーシアから独立した国というだけあり、ジョホール海峡を越えるとすぐに隣国・マレーシアとなります。

F1グランプリ開催前後はシンガポール市街地のホテルが軒並み高騰することから、マレーシアのジョホールバルから向かうという方も多いことでしょう。

レース前後に、観光をしにマレーシアに行くというのも良さそうですね。
取り急ぎ今回は、スタンダードなプランとしてシンガポール市街地に拠点を置いて観光地を巡るプランをご紹介します。
日本からシンガポールへは直行便が出ていますので、そちらを利用してシンガポール・チャンギ国際空港へと向かいます。

出典:https://www.google.co.jp/maps/

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実はこのシンガポール・チャンギ国際空港は「世界一の空港」と言われており、プールやジム、映画館など、空港とは思えないような充実の施設が揃っています!

個人的には、まずこちらを利用するだけでもシンガポールに行く価値はあるなと感じました。

私はスケジュール的に難しかったのでいつもの旅行のように短時間での利用となってしまいましたが、時間が許すのであればもっと長く滞在したかったです!
空港からシンガポール市街地へは地下鉄が通っておりますので、そちらに乗り換えて小一時間でサーキットが行われる街の中心部へと到着です。

 

夜更かし寝不足は必至です!?華やかな街シンガポールお勧め観光スポット5選

マリーナベイ・サンズ

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今やシンガポールと言えば、マーライオンと並ぶ人気スポットとなっているのがマリーナベイ・サンズでしょう。

日本でも数年前のCM放送をきっかけに一躍有名になりましたよね。

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3棟から成るホテルの最上階を繋ぐように架けられている巨大な船が印象的で、一度見たら絶対に忘れられない程のインパクトがあります!

憧れの空中プール「インフィニティ・プール」は、残念ながら宿泊のお客様しか入場出来ない施設ですが、最上階には一般客も利用出来る屋上庭園やバーなどがあり、高層階からの眺望を楽しむことが出来ます。

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私も到着したその日にマリーナベイ・サンズのバーに真っ先に向かい、宝石を散りばめたような夜景を見ながら素敵なシンガポール旅行の始まりに乾杯しました!

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昼間は昼間でシンガポールの街並みを遠くまで見渡せるため、是非時間帯を変えて訪れてほしいスポットです。

また階下には名だたる高級ブランドやレストランも入っており、一日中いても飽きることはありません。

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毎夜開催されているレーザーショーは、対岸のマーライオン公園からですと全体が見渡せ、シンガポール川とのコラボレーションも大変美しいので必見です!

 

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ

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マリーナベイ・サンズのすぐお隣にあるのが、巨大な植物園「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」。

庭園自体は入場料もかからず、のんびりお散歩したり色鮮やかな南国の花々を撮影してみたりと、街中にいながら自然を感じられる癒しの空間となっています。

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中でも注目したいのが、巨大な人口樹木の「スーパーツリー」。

その大きさ、何と50m!!!

とにかくそのスケールの大きさに、終始私は圧倒されっぱなしでした!

例えて言うなら、不思議の国のアリスのように小さくなって森に迷い込んだような…未体験の新感覚!!

そのくらい、非日常感を味わうことが出来ます。

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また、こちらも毎晩音と光のショーが開催されており、マリーナベイ・サンズのショー同様無料で観ることが出来ます。

会場となるスペースはとても広いので立ち見で良ければ直前に行っても大丈夫ですが、座ってゆっくり観たいという方やお子様連れの方は、ショーが始まる30分程前には行って場所取りをしておくことを推奨します。

現実を忘れておとぎ話の世界で幻想的なひと時を!!

 

ナイトサファリ

さて、そろそろ皆様お気付きでしょうか?

そうなんです、次のお勧めスポットも夜の時間帯のご案内です!

シンガポールはどうしてこうも夜が忙しいのか…そもそもF1もナイトレースですしね。(これはもちろん、ヨーロッパ時間に合わせてのことなので仕方ありませんが…)

とは言え、シンガポールに来たらやはりナイトサファリは外せません!!

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広大な敷地内をトラムという専用の乗り物に乗って進んで行くと、昼間では見られないような動物たちの夜の顔を垣間見ることが出来ます。

実はこちらは世界初の夜行性の動物のための施設で、動物たちの夜間の生態が見られる、動物好きにはたまらないスポットなんです!

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また、ゲート前で開催されるボディを逞しく鍛え上げた男性たちによる炎を使ったショーも見応え十分。

炎が空高く吹き上がり、熱気が観客席にまで押し寄せる、まさに歓声必至の迫力ステージ!!

シャッターチャンスを逃さないように、カメラは終始連写モードがお勧めです。

お隣にはシンガポール動物園やリバーサファリもあり、シンガポール動物園では可愛らしいパンダにも会えます!

中心地からは少し離れていますが、行く価値は十分にあるレジャー施設です。

 

ラッフルズホテル

出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/

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全室がスイートルームというシンガポール最高級にして由緒正しいラッフルズホテルは、伝統的なコロニアル式の建築物です。

 

歴史的にも大変興味深いホテルですが、宿泊者でなくても利用出来るスペースも多く、品の良いショップを巡ったり中庭のベンチで休んでみたりと、優雅な時間を満喫させてくれます。

それだけでも十分満足なのですが、せっかくここまで来たら、少し背伸びをして格式高いハイティーを楽しむというのはいかがでしょうか?

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華やかな雰囲気ながらも落ち着いた時間を堪能出来る「ティフィン・ルーム」でのハイティーは、嬉しいビュッフェスタイルとなっています。

スイーツだけでなくサンドイッチや飲茶なども食べ放題なので、ランチ代わりの利用もOK。

日本語のメニューもありますので、どんなお料理なのか分からなくて困ることもありません。

またホテル内にある「ロング・バー」は、かの有名な「シンガポール・スリング」の発祥の地として広く知られています。

やはり…こちらも昼と夜、両方の時間帯で利用したいですね!

 

セントーサ島

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ある程度シンガポール島の観光スポットを制覇したら、少し足を伸ばしてお隣のセントーサ島を訪れてみるのはいかがでしょうか?

サンスクリット語で「満足」を意味するセントーサ島は、シンガポール島からケーブルカーまたはモノレールを使用して気軽に行ける島です。

乗り物好きな私は、行きはケーブルカー、帰りはモノレールと別けて両方を楽しみました!

出典: https://ja.m.wikipedia.org/wiki/

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https://ja.m.wikipedia.org/wiki/

セントーサ島には大きくて目からレーザー光線を発するマーライオン(口の部分まで入ることも出来ます!)がある他、ユニバーサルスタジオ・シンガポール(USS)や世界最大級と言われている水族館「シー・アクアリウム」、更にはゴルフコースやカジノ、ビーチもあり、1日では時間が全然足りませんね!

文字通り、世代を問わず「満足」出来る島なので、同行するメンバーによって目的地を選んでみて下さいね。

 

さて、ここまで見てきていかがでしょうか?シンガポール、行ってみたいと思いませんか?

次のページでは、現地のおいしい料理をご紹介します!