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フランスの大手自動車メーカー「ルノー」が主催している「ワールド・シリーズ・バイ・ルノー」で使用されているワンメイクマシンR.S.01を知っていますか?中身はなんとあのR35GT-R!?ガチンコでアグレッシブが魅力的なこのレースで走る、日本では馴染みのないルノーのアルティメットウエポンをご紹介します。

https://www.renaultsport.com/
まずは動画をご覧ください。
この動画を見たら、先ほど「ガチンコなアグレッシブな走り」と言った意味が分かるはず!
このマシンが、今回ご紹介する「ルノーR.S.01」です!
https://youtu.be/y7DQfnE3L54
GT-Rの英気を引き継いだ『R.S.01』
R.S.01のスペックは以下の通りです。

https://www.renaultsport.com/
●全長×全幅×全高:4710×2000×1166mm
●ホイールベース:2744mm
●エンジン:V型6気筒 3.8L ツインターボ(日産 GT-Rと同型をドライサンプ化し、低重心に)
●最高出力:500ps以上
●最大トルク:61.2kgm以上(ちなみに… GT-Rは550ps、64.3kgm)●駆動:MR
●サスペンション:前後ダブルウィッシュボーン
●車重:1100kg
●最高速度:300km/h以上
●ダラーラ製カーボンモノコック採用
●ブレーキ:6ピストンキャリパー&カーボンディスク
●タイヤ:18インチミシュラン製スペシャルタイヤ
●オーリンズ製ダンパー
●プッシュロッドサスペンション
●価格(円換算価格):4800万円
車の心臓となるエンジンは、車好きの方なら知らない人はいないであろう日産のモータースポーツ部門「nismo」が日産GT-R用のV型6気筒 3.8L ツインターボをベースにチューンし、ミッドシップに搭載。
GT-Rのエンジンが搭載されているのは、ルノーの傘下に日産があることから実現している事なのです。
クルマのパフォーマンスとしては、FIA-GT3マシンとDTMのマシンのちょうど中間では…と言われています。
シャシーはカーボンモノコックで、タイヤはミシュランのR.S.01専用のモノとなっています。
日本円で約4800万円という値段は高いのか安いのか。
車両もタイヤもワンメイクの為、ドライバーの実力と実力のぶつかり合い!
このクルマは、ルノー主催のワンメイクレース専用車として開発されたものなのですが、GT3規定に合わせる為にデチューンをしてテストをしている様で、ひょっとしたらこの先「SuperGT」のGT300で見れたりするかも?しれませんね!
ワールド・シリーズ・バイ・ルノーとは?
ルノーのモータースポーツ部門「ルノー・スポール」が主催するレースイベントの総称で、2005年からスタートしたシリーズです。
現在、「クリオカップ」・「フォーミュラ・ルノー」・「ルノースポールトロフィーR.S.01」の3つのカテゴリーのレースが開催されています。
フォーミュラ・ルノー

http://www.renaultsport.com/
クリオカップ

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ワールド・シリーズ・バイ・ルノーとしての歴史は浅く、その前には「ワールド・シリーズ・バイ・ニッサン」として開催しており、ワールド・シリーズ・バイ・ニッサンは1998年に初開催されました。
数々のF1ドライバーを輩出したカテゴリーとしても知られています。
フォーミュラカーを用いたレースで、現在 ♯39 DENSO KOBELCO SARD RC FでGT500クラスに参戦しているヘイキ・コバライネン選手も2003年から参戦していて、翌年2004年にはシリーズチャンピオンも獲得しています。
まとめ

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興味を持っていただけましたでしょうか?
このレースはヨーロッパを中心に開催されているレースですが、是非日本でこのレースを開催して欲しいものですね!
GT-Rのエンジンを搭載していることもあり、今後に期待です!
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