いよいよ来週開幕する2016F1日本GP。初めて現地に行かれる方はレースの迫力だけでなく、サーキットの広さや人の多さに驚くことでしょう。しかし初めて現地観戦は分からないことだらけで、困ってしまうことも多いと思います。そこで今回は日本GPを、鈴鹿サーキットをより快適に過ごす方法をご紹介します!
CONTENTS
知っておきたいサーキット内の過ごし方
今年は10月7〜9日に開催される日本GP。
初めて現地で観戦される方は激しい気温の変化に驚くはずです。
昼間はTシャツ一枚でも暑いのですが、日が沈んでからはとても冷え込みます。
長袖の上着を一枚持ち歩くと安心です。
また、女性に多いブーツ、ヒールなどは疲れやすいですし、サンダルも足を踏まれると危険です。
1日で相当の距離を歩くと思うので、靴は歩きやすいスニーカーなどを選びましょう。
雨の対策は念入りに!
雨の・日も非常に寒いので、対策は念入りに。
雨具だけでなく、体温を保つため少し厚着するぐらいがいいかもしれませんね。
傘を差されると他の人に当たる可能性が高いです。そのためカッパの着用するようにしましょう。
できる限り荷物を減らそう!
広大なサーキットでは、重い荷物を持って歩き回ると非常に疲れます。
少しでも体力を温存するため、荷物は軽めを心掛けましょう。
それでも荷物が必要な方は、メインゲートを入ってすぐにあるクロネコヤマトの荷物お預かりサービスがおすすめです。
こちらは1日単位で利用でき、荷物の出し入れは自由。このサービスを活用すると常に軽装で移動できますよ!
※設置場所や営業時間が変更になる場合もあります。
席に着く前に”オアシス”で準備を整えよう!
鈴鹿サーキット内には、売店やトイレといった施設が揃う”オアシス”が各地に設けられています。
GPスクエア、1コーナー、130R、ダンロップコーナー、スプーンといった、人が集まりやすい場所に設置されているので、観戦席に向かう前に近くのオアシスで準備しておくことをおすすめします。
また、セッション終了直後などは非常に混雑するので、空いてる時間を狙って向かうとスムーズかもしれません。
ご当地グルメに有名店、美味しいものを食べつくせ!
日本GPでは、多くの屋台が出店しています。
松坂牛串焼きや伊賀牛バーガーなど、三重県ならではのご当地グルメに舌鼓を打つのもいいですね!
また、TVチャンピオンで2連覇を達成したこともあるドミニク・ドゥーセのパン屋や、coco壱番屋、ピザーラなど街中で目にするチェーン店もあるなどレパートリーは豊富。
その日の気分に合わせた食べ物をチョイスできますよ!
休憩に最適な日陰の場所を覚えておこう!
一つ覚えておきたいことは、サーキットにはとにかく日陰が少ないということ。
今年の日本GPは10月開催ですが、晴れた日は夏のように暑く、熱中症も油断できません。
Vスタンド以外の席は屋根がなく、観戦中は常に日差しを浴びることと思います。
日差しを避けられる場所はVスタンド裏側、シケイン付近のQ席、S字付近の方はダンロップコーナーのオアシスなどがあります。
これらの場所は雨宿りもできるので、覚えておくといいかもしれませんね。
応援グッズを活用しよう!
お気に入りのチームやドライバーを応援できるだけでなく、便利グッズにもなるアイテムをご紹介します。
日焼けや熱中症対策に効果的な帽子
暑さや日焼け対策にも使える帽子。もし忘れても、現地で販売されているため入手も簡単です。
チームやドライバーの応援グッズとしても定番で、お気に入りの選手をアピールするのに最適なアイテムです!
照り付ける日差しから目を守るサングラス
10月でも強い日差しが照り付ける鈴鹿サーキット。
サングラスはそんな日光から目を守るのにに効果的です。
チームやドライバーのモデルも販売されているため、それをかければさりげなく好きなドライバーをアピールできますね!
これがあればゲートを楽々パス!チケットケース
F1観戦ではゲートや観戦席に入る度にチケットの提示を求められます。
その頻度は想像以上に多く、毎回出すのは大変です。
財布などに入れてもいいかもしれませんが、このチケットケースを首にかけておけば楽にチケットを提示できます。
また、水に弱いチケットを雨から守ってくれる心強いアイテムでもあります!
着替えにも便利なチームウェア
汗をかいたり、雨で濡れてしまった際には着替えとしても使えるチームウェア。
特にメッシュ生地のシャツは通気性も良いので、暑い日には快適です。
好きなチームの色に染まって、思いきりF1を満喫してはいかがでしょう。
汎用性はピカイチ!デザインも豊富なタオル
近年は応援グッズとしても販売されており、非常に汎用性の高いタオル。
雨の時はもちろん、帽子の上から被ると暑さ対策にも有効です。
国旗やチームロゴのタオルを掲げ、好きなドライバーをアピールしちゃいましょう!
現地観戦でもレースをしっかり読み取ろう!
観戦スタンドでのレース観戦は、F1マシンの走りを生で見られるのが最大の魅力ですが、逆に情報が手に入りにくい特徴もあります。
今、誰が何位を走っているのか?1位と2位のタイム差は?など、細かい情報は意外と入ってきません。
ただ、現在では様々な手法を使って、レースの状況を逐一把握することができます。
詳細なラップタイムと戦略が分かる、F1公式アプリ
サーキットビジョンがない観戦席では、順位などレースの状況が把握しづらいです。
そこで使えるのが、F1公式アプリの”ライブタイミング”。
これさえあればリアルタイムで順位、ラップタイムなどが分かります。
さらに、月額360円の有料プランに切り替えると、区間ごとのタイムや使用タイヤまで知ることができます。(1レース単位での購入は不可)
しかし、スマートフォンの電池消費が激しいので、モバイルバッテリーは必需品となりそうです。
サーキット内放送”Pit FM”が聞けるラジオ
場内放送はレースが始まるとエンジン音で聞こえにくいこともあるので、イヤホンで聞けるFM放送”Pit-FM”が便利です。
レース中には場内実況とは違った解説も聞け、レース以外の時にもチームからのリリースが放送されるなど情報が満載。
携帯ラジオやスマートフォンのラジオアプリで聞けるので、ぜひ活用してみてください!
場内実況でおなじみのピエール北川氏がラジオでも大活躍!
また、鈴鹿VoiceFMではサーキット場内実況をそのままラジオで放送します。
エンジン音で場内実況が聞きにくい…それでもピエール北川氏の迫力ある実況が聞きたいという方におすすめです。
F1のフリー走行、予選、決勝といった全セッションで放送され、金曜日から日曜日の3日間で総実況時間はなんと約15時間というボリューム。
レース時間外には周辺の交通状況や、鈴鹿市内で行われているイベントまで紹介してくれます。
こちらもお得な情報が手に入るかもしれませんよ!
お買い物に、温泉に…サーキット外の施設も豊富!
鈴鹿市の市街地に近い場所にある鈴鹿サーキットは、周辺に多くの飲食店があります。
また飲食店だけでなく、お風呂や買い物を楽しめる施設が充実しています。
お買い物に便利なスーパー
サーキットから車で10分程の距離にある大型ショッピングモール。
様々な店舗が備わっているので、必要なものを買いそろえられます。
鈴鹿サーキット稲生駅すぐのスーパーマーケット。営業時間は22時まで。
よくチームのメカニックが買い出しをする姿も目撃されています。
鈴鹿サーキットのメインゲートから徒歩圏内にあるショッピングモール。
この施設にあるマックスバリュは24時間営業。深夜のお買い物もできるので安心です。
レース観戦の疲れを癒すお風呂
暑い日には汗を流し、雨の日には冷えた身体を温めるお風呂。
旅行気分で大浴場を楽しんでみてはいかがでしょうか?
鈴鹿サーキットホテルにある天然温泉。
タオル類の無料貸し出しをしており、手ぶらで入浴できますよ。
もちろん日本GP期間中も入浴可能ですが、混雑を避けるため入場時間に制限があるので注意が必要です。
(料金:大人1600円 子ども1300円)※F1開催期間特別料金
先ほど紹介したイオンタウン鈴鹿にある天然温泉。
お風呂の種類も多く、あなた好みのお風呂が見つかるかもしれませんよ。
(料金:大人800円 子ども300円)※平日は大人700円
F1期間中に特別営業を行うお風呂屋さん。
予選が行われる10月8日(土)には2000円で入浴+簡易宿泊も出来るため、利便性は高いかもしれません。
(料金:大人550円 子ども300円)※予選日の10月8日は大人1000円
探せばまだあるかも?レース観戦に一番の課題「宿泊先」
鈴鹿市内にもホテルはありますが、その多くは関係者やチームスタッフが利用するため、残念ながらすでに埋まっていて、市内での宿泊はほぼ可能性です。
宿泊に適していそうな近隣の都市をピックアップしてご紹介していきます。
F1日本GP開幕も近いので、サーキットから近いところは軒並み埋まってしまっていますが、諦めずに探せば意外と空いているホテルが見つかるかもしれません!
名古屋
ホテルの数が多くお店の数も多い名古屋。少し遠いですがここからサーキットへ通うという方も多いです。
サーキットの最寄りとなる白子駅まで特急で片道40分、白子駅からシャトルバスに乗って20分程度。
余裕を持って向かうならば少なくとも1時間半は見ておきたいところです。
距離が遠いので電車の場合は交通費が高くなるのがネックで、名古屋駅からサーキットまで片道で大人1500円程度になります。
ギリギリでも予約の取れるホテルが多くあると思われるので、安心感はありますね。
桑名・四日市
名古屋方面にありアクセスやホテルの取りやすさなどのバランスがよく、人気を集めるのがこのエリア。
特急ならば桑名から約20分、四日市からは約15分で白子駅に行けるのも魅力。
交通費を節約するため急行で通うことも視野に入るエリアですね。
もちろん車でもサーキットへ行きやすい距離といえるでしょう。
津・松坂
穴場スポットとして最近注目されるのは、名古屋の反対方面ということで競争率が下がりがちな津や松坂方面。
津は白子まで急行で10分程度。それなのに多くのホテルがある穴場スポットです。
松坂は特急でも30分近くかかりますが、ホテルは他の都市に比べ取りやすいでしょう。
伊勢神宮も近いので、ついでに観光というのもいいかもしれませんね。
亀山
電車の方はJRと近鉄を乗り継ぎ、白子まで30分程度です。
車でも国道1号線に沿って走るので、道に迷いにくく距離もそう遠くはないのでおすすめです。
しかし、あまり大きな街ではないので飲食店などが少ないのが特徴。
食事は鈴鹿で済ませておいた方がいいでしょうね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
現地での観戦では初めての方にはわからないことが多く、困ってしまうことも出てきます。
気温の変化や天候の移り変わりが激しいという要素もあるため、事前の準備はしっかりしておきましょう!
それを踏まえておくことで、レースをより快適に楽しむことができるでしょう。
また、サーキット外にも美味しい食べ物やショッピングセンターが充実しています。
観戦当日までにこれらの情報を予習して、日本GPをより素敵な思い出にしてくだいさいね!
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