さて今回もF1旅行へ皆様をお連れします!!今週末のハンガリーと来週末のドイツは再び連戦となり息つく間もないF1グランプリも、気付けばもう折り返し地点。F1史上最多年間レース数・21戦と聞いた時はどうなることかと思いましたが、あっという間に11戦目です。今回はハンガロリンクを舞台とするハンガリーGPから、お勧めの観光スポットをご紹介致します!

©Pirelli

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お勧めTOP5の観光地がすべて徒歩圏内にあるという、初めて訪れる方にも優しいブダペスト市内!それでは早速出発です!!

東欧初のF1グランプリの開催地となったハンガリー!ハンガロリンクってどんなコース?

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日本の約4分の1という大変狭い面積の中に、約1億人が暮らしているというハンガリー。

中央ヨーロッパの共和制国家で、公用語はハンガリー語です。現地の言葉でマジャル語とも言います。

3月末から10月末までサマータイムが適応されており、現在の日本との時差はマイナス7時間。

サマータイム期間外は日本マイナス8時間となります。

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首都はハンガリー最大の都市・ブダペスト。

このブダペストには様々な観光地やレストランがひしめき合っており、観光に食事にと困ることはないかと思います。

さて、1986年に東欧の国としては初めてF1が開催された国として名高いハンガリーですが、ハンガロリンクはかなりチャレンジングで、好きなコースのひとつとして挙げるドライバーも多いようです。

©Pirelli

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2006年、ハンガロリンク初の雨のレースで、14番手からスタートしたジェンソン・バトン選手が怒涛の追い上げを見せ、悲願のキャリア初優勝!

第3期ホンダとしても初めての優勝を飾り、ハンガリーの空に君が代が響き渡ったのは記憶に新しいところですよね。

出典:http://www.fia.com/

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1周が4.381kmと短く、周回数は70周。

丘陵地を切り開いて建設されたため、高低差が大きいのが特徴です。外側から見ると鉢のような形状になっており、どの客席からもサーキットの全貌がほぼ見渡せる観客にとっては嬉しいコース設計です。

©Pirelli

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周りの丘から砂埃が飛んで来てコース上に溜まってしまうので常に埃っぽく、またリズム感も大切なコースであるため、1つミスをすると3つ、4つ先のコーナーまで引きずってしまうそう!!

低速コースではありますがアクセル全開の高速コーナーも3ヶ所あり、オーバーテイクはなかなか難しいサーキットとも言えます。

 

どうやって行くの?意外と簡単?ハンガロリンクへのアクセス

出典:https://www.google.co.jp/maps

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まず、ハンガリーへは残念ながら直航便はありません。

ブダペストにあるフェレンツリフト国際空港へは、トルコ航空でイスタンブール経由やオーストリア航空でウィーン経由、カタール航空でドーハ経由などで向かうのが一般的のようです。

そこから車で約30分でブダペスト市街地に到着です。
ハンガロリンクは、ブダペスト市内から車で約30分。

電車を乗り継いでも乗車時間30分強、最寄り駅からサーキットまで約2kmの道のりを歩いたとしても1時間ちょっとで行けそうなので、海外での運転に自信がない方でも安心してたどり着けそうです。

比較的、海外観戦初心者には優しいサーキットのようですね!

 

すべて歩いて回れちゃう?!ブダペスト市内は徒歩で散策!!

ブダペストは、ドナウ川によってブダ地区とペスト地区に分かれています。

ブダ地区は歴史的な建造物が多く、ペスト地区は新しい街並みが見られるという、まったく異なる魅力を満喫することが出来ます。
そんなブダペストの観光地ですが、実はかなり密集した場所に名所が集まっているため、ほとんど徒歩で回れます。

電車やバスを活用して観光地をめぐる都市が多い中、これは有難いですね。

ちょっとそこまでお散歩気分で、音楽を聴いたり街の雰囲気を肌で感じながらのんびり行きましょう!

 

国会議事堂

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/

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今回のお散歩コース、スタートはこちら!ペスト地区にある国会議事堂です。

一際存在感のある建造物はゴシック・リヴァイヴァル建築となっており、左右対称のファサードや中央にそびえ立つドームが美しく、まるで芸術品のような迫力さえ感じられます。

その名の通り政治を動かす場所ではありますが、見学ツアーがあり中に入ることも出来ます。

以前は事前申し込み制ではなく、当日現地に行ってチケットを購入するという仕組みだったそうですが、現在はオンラインにて事前にチケットを購入出来るようです。(従来通り、当日に窓口での購入も可)

出典:https://ferrebeekeeper.wordpress.com/

出典:https://ferrebeekeeper.wordpress.com/

約45分の国会議事堂ツアーでは、ハンガリーを象徴するモチーフとして知られる「王冠」が展示されるなど、まさに豪華絢爛!!

夜のライトアップも見事で、特に対岸から見る眺めは秀逸!!

ずっと見ていたくなるような不思議な魅力に溢れています。

 

セーチェーニ鎖橋

出典:http://www.holiday-tips.com/

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ブダペストに来たら必ず一度は見るか渡るだろうと言われるほど有名なセーチェーニ鎖橋。

ブダペストのシンボル的存在です。

出典:http://www.redbullairrace.com/

出典:http://www.redbullairrace.com/

空のF1と呼ばれるレッドブルエアレースのブダペスト戦がこのセーチェーニ鎖橋の下をハイスピードで通り抜けていくコースとなっているため、ご存知の方も多いかもしれませんね。

ドナウ川に架かる橋のひとつで、ブダとペストの統合を願ってつくられたそう。

鎖を垂らしたような形が名前の由来だそうで、様々な角度から見たくなるような大変美しい橋です。

ドナウ川をクルーズすることがあれば、夜のライトアップも堪能したいですね!

宵闇に浮かび上がるその姿は、昼間とはまた違った魅力を見せてくれます。

ちなみに吊り橋なので、交通量の多い時間帯はそれなりに揺れるそうです!

 

ブダの王宮

出典:http://tabisite.com/

出典:http://tabisite.com/

ブダペストの世界遺産に指定されているブダの王宮は、現在は大統領官邸やハンガリー国立美術館、ブダペスト歴史博物館などとして使われており、有料ではありますが中に入ることが出来ます。

小高い丘の上にあり、歩いても登れますがちょっと休憩がてらケーブルカーを利用しても良いでしょう。

ケーブルカーはクラーク・アダム広場から王宮の丘の間を行き来しています。

ドナウ川に映り込む佇まいは、美しい絵画のよう。

思わず溜め息が零れてしまうかも。

そんな麗しい外観とは裏腹、王宮の丘一帯の地下は、迷路のように入り組んでいるそうです!

いくつもの洞窟があり、二層にも三層にもなっているようで、未だその全貌は解明されていません。

一部開放されている場所もあるので、興味のある方、そして勇気のある方は是非未知の世界を垣間見て来て下さい…!!

 

漁夫の砦

出典:http://www.cityhotels.hu/

出典:http://www.cityhotels.hu/

ブダの王宮の丘に建つ石造りの展望台です。

日没頃に行くと、薄紅に染まったブダペストの美しい街並みを一望出来ると評判です。

実際に砦としての役割を担っていた訳ではなく、ドナウ川で漁をしていた漁師たちが警護を担当していたことからそのような名前で呼ばれるようになったそうです。(諸説あります)
こちらもライトアップが見事で、昼はもちろん、夜も是非見て頂きたいオススメの場所!!

レストランもあるため食事をしながら景色を楽しむなど2度訪れる価値はあると思うので、是非時間をずらして足を運んでみて下さいね!

 

マーチャーシュ教会

出典:https://www.expedia.com.br/

出典:https://www.expedia.com.br/

同じくブダの王宮の丘にある教会で、正式名称は「聖母マリア聖堂」。

マーチャーシュ教会というのは通称です。

漁夫の砦のすぐ隣にあります。

王族の戴冠式や国王、貴族など上流階級の方々の結婚式などに利用されている由緒正しき教会で、内部は見学することも可能です。

内装、外観共にゴシック様式が大変美しく、厳かな雰囲気が漂っています。

音響も非常に良いそうです!

 

 

 

次のページでは、美味しそうな名物料理をご紹介!

世界三大珍味も登場しちゃう!?