10月29・30日に開催された2016スーパーフォーミュラ最終戦鈴鹿。今年も「JAF鈴鹿グランプリ」として開催され、2日間合わせて3万4000人が来場。天気も良く、大盛況の週末となりました。今回も週末のサーキットの様子を「小ネタ集」にまとめて、振り返っていきます。レースでは最終戦ならではの緊張感が漂い、イベント広場ではスーパーフォーミュラだからこその“ユルさ”全開の週末でした!
CONTENTS
スーパーフォーミュラの朝はラジオ体操から始まる
前回の第6戦SUGOから、それとなく始まったオフィシャルステージ朝一番のコンテンツ。
その名も「ラジオ体操」
はい、今回鈴鹿サーキットでも行われました。
ここはGPスクエアという大きなイベント広場があるので、参加者の皆さんも広々と体操していたのが印象的でしたね。
「何を朝から恥ずかしいことやってるの?」って、思った人…いませんか?
でも1日のレース観戦の中で、これ結構重要なんですよ!
サーキットでは思った以上に動き回りますからね。朝一番にこうして体をほぐすのは良いことなんです。
おそらく、来年も開催されると思うで、ぜひ朝一番でゲートに並んでラジオ体操に参加しましょう!
LLサイズのくま吉が登場。すると本体のサイズは?
サーキットには欠かせないゆるキャラ。TOYOTA GAZOO RACINGのくま吉。
なんと、最近LLサイズのくま吉が登場したんです!
それがこちら。
子どもたちが中に入って遊ぶことができます。
でも、これがLLサイズとしたら、本人は…SS?いやSSS?
ってなことを話していたら、くま吉が「恥ずかしいから撮らないで!」と寄ってきました。
まぁ、可愛いから仕方なく許すということで。
フォーミュラカーvs観光バス?
はい、タイトルをみて「何事か?」と思ったかもしれませんが、違います。
正解は、スーパーGTでも有名なサーキットサファリ。レーシングカーが走っているコースにファンを乗せた観光バスが入って、超間近なところから、その走りを観ることができます。
もちろん、実際のレース中ではなく練習走行の後などにこうした時間が設けられています。
なお参加方法はサーキットによって異なりますので、事前にご確認ください(来年になりますが…)
昔は、こういったサービスはなかったのですが、今ではファンの人たちに少しでも近いところから迫力を体感していただこうというコンテンツがたくさん用意されているのが、スーパーフォーミュラの良いところです。
ゆるキャラはくま吉だけではありません!
冒頭でも紹介したくま吉。すっかりサーキットの人気者ですが、ゆるキャラは彼だけではありません!
こちらはKONDO RACINGを応援するキャラクター「コディちゃん」
その愛くるしい表情に、特に女性ファンや子どもたちに人気。
ちなみに1月15日生まれで女の子。好きな食べ物はイチゴで、いつかイチゴになりたいという夢を持っているんだとか…
こちらは、おなじみの方も多い中日ドラゴンズのマスコットキャラクター。
数年前からNAKAJIMA RACINGを応援していて、マシンのリアウイングにもドラゴンズのロゴが入っているんです。
今回は本拠地の名古屋から近いということで登場。
やっぱり中部・近畿圏のファンの方が多いようで、ドアラも大人気でしたね。
あ!中嶋親子を応援するオカザエモンもいたんですが、その神出鬼没な動きについていけず、撮影できず…。
しかし、くま吉のアグレッシブさには敵わず。
ドライバーをはじめ、みんなを笑顔にしていきます。
こんな感じでピットウォークは、くま吉がいるだけで愉快になっちゃいます。不思議ですね。
※鈴鹿サーキットの大人気キャラクター「コチラちゃん」も捕獲しそこねました…。
今季一番の大行列でした…
このレースでスーパーフォーミュラの参戦を終えてF1にステップアップするストフェル・バンドーン選手。彼にサインがもらえて、間近で写真が撮れるチャンスは最後とあって、ピットウォークは隣の隣のピットまで列が伸びるほど。
さらに彼が移動するところ、とにかくサイン攻めの嵐!
さすがにチームメイトの野尻智紀選手もスマホでピットウォークのサイン待ちの列を撮影するほど。
レースの方では予選Q3でトップと0.005秒差という僅差のバトルを見せ、決勝Race2では見事優勝しましたね。F1へ行く前に最高の形で国内最後のレースを終えました。
子ども連れのファミリーで観戦のファンには必見のイベント、キッズピットウォーク
予選日の終わりには、中学生以下の子どもと、その保護者のみが参加できるキッズピットウォークが開催されます。
普段のピットウォークは人が多くて、特に小さなお子さんを連れている親御さんは、なかなかドライバーに会えない、マシンが見れないと大変な思いをされているかと思いますが、このキッズピットウォークは、そういったファミリー限定。もちろん昼間から比べれば余裕を持って参加できます。
しかも、参加条件をクリアしていれば料金は無料!
今回もドライバーにサインをもらう人、タイヤ交換練習を間近で見る人、レースクイーンと一緒に写真を撮る子どもたちと、様々なスタイルで楽しんでいました。
次のページは、いよいよ決勝日の様子!緊張感漂うグリッドに潜入します!