今年もツインリンクもてぎで開催されたWTCC第9戦日本ラウンド。当初の天気予報が雨だったこともありどうなることかと思われたが、実際には2日間とも真夏を思わせるような晴天となり、大盛り上がりのレースウィークとなりました。今回も「小ネタ集」として、WTCCの週末をゆる~く振り返っていきたいと思います。
CONTENTS
レース前に土俵入り?ドライバーたちが日本の伝統文化を堪能!
9月3日からのレースウィークを前に来日したWTCCドライバーたち。
早速向かったのは…東京の両国!
昨年から舞台をもてぎに移した日本ラウンド。関東圏でも有名かつ日本らしい場所でメディア向けのフォトセッション&取材会として開催されました。
まず、両国国技館を訪れ相撲博物館等を見学。
その後、正面の錦絵前で記念撮影。
さすが世界選手権でトップを争うドライバーさんたち、かっこいいですね!
続いて、近くの「割烹吉葉」へ移動。
ここは「旧宮城野部屋」の建物を利用し割烹料理店として営業しているところで、店内には当時稽古で使っていた土俵も!
一同はレーシングスーツに着替えて土俵入り。よくWTCCは「格闘技レース」と例えられるほど激しくぶつかり合うことが多いのですが、日本の伝統文化であり激しくぶつかり合う格闘技である相撲と今回コラボすることになったのです。
こちらはチャンピオン争いをするティアゴ・モンテイロ選手(左)とホセ・マリア・ロペス選手(右)。実際に相撲はとりませんでしたが、もう目は真剣です!
このあと、お店のちゃんこ料理をいただいてツインリンクもてぎに向かいました。
ちなみに…昨年は増上寺で撮影。ちょうど土砂降りのタイミングだったので大変でした(汗)
WTCCのパドックってこんな感じ
スーパーフォーミュラやスーパーGTなど国内レースのパドックは基本的にトランスポーターがずらっと並んで狭いイメージですが、WTCCのパドックはこんな感じ。
トランポの代わりにあるのが、マシンや機材を積んできたコンテナ。スペアパーツの格納スペースや作業スペースとしても活用できるため、パドック内に置かれています。
これも、WTCCならではの光景。ですね!
ミニ・モンテイロ発見
こちらはファンの方が持っていたダッフィー。このレーシングスーツはご自身お手製なんだとか!
いや、完成度すごいっすね。というか、手間暇かかってますね!
ちなみに、その方いわく、これは2年前に制作したものなんだとか。
WTCCもそうですが、世界選手権になるとお手製の応援グッズを持ってくるというファンの方も多いのが特徴です。
日本には超熱心なWTCCファンがいっぱい!
ちょうど5コーナー手前のアウト側に日本(道上選手)、ポルトガル(モンテイロ選手)、イギリス(ハフ選手)、ちょっと隠れているのですがハンガリー国旗(ミケリス選手)もあります。
ホンダ勢のファンの方ですね。朝一番からここを陣取ってセッション中もずっと応援されていました。
この他にも、オランダ国旗を持ってコースサイドでずっと振っているファンの方も。こちらはトム・コロネル選手のファンの方でしょう。
WTCCって、日本ではそこまで認知度が高いレースではないですが、中には熱狂的なファンの方も多くいらっしゃるんですね。
なので、ピットウォークなどドライバーに会えるチャンスがある時は、本当に大盛況。特に決勝日は長蛇の列ができていました。
ピットウォークも、日本らしく おもてなし
こちらは土曜のピットウォークでの小ネタ。
今年も日本らしく、振袖姿のお姉さんが登場。
海外のメディアの方やチームクルーからも注目を集めていました。
また、決勝時にグリッドボードを持つグリッドガールの皆さんは浴衣姿で登場していました。
これは一石二鳥?スーパーカーがもてぎに集結
グランドスタンド裏のイベント広場に行ってみると…
なんと、ファンにはたまらないスーパーカーたちがズラリ!
今回はイベントの一つとしてスーパーカーたちの展示が行われ、パガーニ・ゾンダやブガッティ・EB110GT、ポルシェ・962C、そしてマクラーレン・F1を展示。
もちろん、こういった機会でないと見られないクルマたちなので、注目度は高かったですね。
…(できれば、走っているところも見たかった)
トム・コロネル選手は今年も「必勝」体制
WTCCの常連ドライバーでもあり、また日本でのレースに参戦していたこともあって馴染み深いトム・コロネル選手。今週末も、愉快な性格でファンや関係者を楽しませてくれていました。
そのコロネル選手は、毎年日本ラウンドを迎えると「必勝」とかかれたハチマキで登場。
実は、鈴鹿で開催していた2011年に優勝した時は逆向きで巻いてしまっていたというエピソードもありましたが…
今回はちゃんとキマッていました!
まだまだWTCC日本ラウンドの小ネタ集が続きます!次はいよいよレース編!