先週末も各国で開催されたモータースポーツ。激闘あり、波乱あり、感動ありと、見どころ盛りだくさんのレースばかりでした。そんなレースを一挙振り返っていきます!

©︎Tomohiro Yoshita

F1第4戦ロシアGP:ボッタスが待望の初優勝!

©︎Pirelli

ロシアのソチ・オートドロームで行われたF1第4戦。予選ではフェラーリが9年ぶりにフロントローを独占しましたが、スタートでバルテリ・ボッタス(メルセデス)がトップに浮上。レースをリードしていきます。

終盤は猛追してきたセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)とのバトルになりますが、0.6秒差で逃げ切りトップチェッカー。参戦81戦目にして初優勝を飾りました。2位にベッテル、3位にキミ・ライコネン(フェラーリ)となりました。

マクラーレン・ホンダ勢はフェルナンド・アロンソがフォーメーションラップ中にストップしリタイア。ストフェル・バンドーンは最後まで粘り強く走り14位完走を果たしています。

 

WRC第5戦アルゼンチン:こちらも0.7秒差で決着!ヌービルが今季2勝目!

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アルゼンチンで行われたWRC第5戦。序盤からアクシデントが続発する波乱の展開の中、ラリーをリードしたのはエルフィン・エヴァンス(フォード)でした。

順調に各SSを消化し、一時は30秒以上の大量リードを築いていました。

しかし、後半になって、今季好調のティエリー・ヌービル(ヒュンダイ)が追い上げ、0.6秒差で最終のパワーステージへ。両者ともにガチンコ勝負の走りを見せた結果、ヌービルが0.7秒逆転し2連勝をマーク!

一方エヴァンスにとっては、最後の最後で逆転と悔しい結果になりました。

トヨタ勢は、アクシデントあり、トラブルありと苦しい展開となりヤリ・マティ・ラトバラが5位、ユホ・ハンニネンが8位となりました。

 

WTCCはビョークがメインレース勝利!道上はトラブル…

©︎FIA WTCC

WTCC(世界ツーリングカー選手権)はイタリア・モンツァで第2戦が開催。リバースグリッドで行われるオープニングレース(Race1)はトム・チルトン(シトロエン)が優勝。続くメインレースでは、テッド・ビョーク(ボルボ)がティアゴ・モンテイロ(ホンダ)とのバトルを制し、見事今季初優勝を飾りました。

一方、道上龍はエンジントラブルが発生し2レースともリタイアと悔しい結果になりました。

 

スーパー耐久第2戦:GT-R同士の激闘の末、スリーボンド日産自動車GT-Rが開幕2連勝!

©︎Tomohiro Yoshita

国内レースも盛り上がりました。スポーツランドSUGOで開催された、S耐第2戦。Gr.1の決勝は3時間耐久ではなく、スプリントさながらのトップ争いに。

逆転に次ぐ逆転の末、No.1スリーボンド日産自動車大学校GT-Rが開幕2連勝を飾りました。

またST-TCRクラスはModulo CIVIC TCRが2戦連続でワンツーフィニッシュを飾っています。

 

インディ第4戦フェニックス、王者パジェノーが優勝!琢磨はクラッシュに巻き込まれる

©︎INDY CAR

アメリカで展開されているインディカー・シリーズは連戦で第4戦フェニックスが開催。今季初のオーバルコースが舞台となりましたが、序盤からアクシデントが続出する波乱の展開となりました。

そんな中、トップに躍り出たのは昨年のチャンピオンであるシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)。そのまま逃げ切り、今季初勝利。実は彼にとってはオーバルコース初優勝ということで、レース後も喜びを爆発させていました。

佐藤琢磨(アンドレッティ・オートスポーツ)は波乱続きのレースの中で、粘り強く周回を重ねますが136周目のターン3でマシンが曲がらなくなってしまい、そのままウォールにクラッシュ。リタイアという結果に終わってしまいました。

 

まとめ

今週も盛りだくさんでしたが、3・4日にはスーパーGT第2戦富士も開催予定!さらに週末はWECも控えているなど、モータースポーツファンにとっては、レース三昧になれるゴールデンウィークですね!

次回もお楽しみに!
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