今の時期はストーブリーグ真っ只中で、モータースポーツファンにとってはシーズンの開幕が待ち遠しい時期だと思います。少しずつ、来シーズンに向けての動きも発表されつつあり、情報通の方などは「誰がどこへ移籍した」なんて話題で盛り上がっているのではないでしょうか。そんな中今回は、Motorz的2019年注目のレーシングドライバーを5名ご紹介します。

 

出典:https://toyotagazooracing.com/

 

2019年は大変革の年になる!?

出典:https://supergt.net/news/single/17613

 

既に、移籍情報や来シーズンのレギュレーション変更などのアナウンスもされており、静かに盛り上がりを見せている2019年のモータースポーツシーン。

SUPER GTは、ドイツツーリングカー選手権(DTM)とのコラボ開催を発表しており、まさに大革命の年になると予想。

WRCでは、2018年シーズンにマニュファクチャラーズタイトルを獲得したトヨタのさらなる活躍が期待されます。

その他にも年明け早々にお披露目となり、久しぶりの復活に話題となっているスープラが参戦予定のNASCARなど、開幕が待ち遠しいカテゴリーばかり。

どのレースからも、目が離せません。

 

Motorz大注目のドライバーはこの人!

そんな2019年のモータースポーツシーンを盛り上げるであろう5人のドライバーを、ご紹介したいと思います。

シャルル・ルクレール 選手

出典:http://www.charlesleclerc.com/

 

2018年シーズンにアルファロメオ ザウバーからF1デビューを果たした、モナコ公国出身のシャルル・ルクレール選手。

フェラーリの育成プログラムを受ける現在21歳の若き貴公子ですが、参戦1年経たずしてキミ・ライコネン選手とトレードという形でスクーデリア フェラーリへの昇格が決定しています。

Motorzでも2018年のF1日本GPの直前に、彼に注目した記事をお届けしましたが、まさかF1デビューからわずか1年で1軍チーム入りを果たすとは、予想だにしていませんでした。

移り変わりが早いF1の世界で、キャリアの階段を最短距離で駆け上がるシンデレラボーイの活躍に、ワクワクせずにはいられません!

 

福住仁嶺 選手

盟友、松下信治選手(左)と福住仁嶺選手(右)出典:https://twitter.com/HondaRacingF1/status/864052738208010241

 

2018年シーズンをFIA F2選手権で戦いつつ、日本のトップフォーミュラカテゴリーであるスーパーフォーミュラでも戦っていた徳島県出身、現在22歳の福住仁嶺 選手。

2018年はマシンの戦闘力不足やチーム力に悩まされた1年となりましたが、2019年シーズンはなんと、SUPER GTのGT300クラスにARTAからの参戦を発表し、多くのファンを驚かせました!

また、昨シーズンに引き続きスーパーフォーミュラへの参戦も決定しており、ダンディライアン レーシングチームのステアリングを握ります。

そんなSUPER GTでタッグを組むのは、ベテラン高木真一選手。

マシンは2018年までのBMW M6 GT3からHonda NSX GT3へ変わることが発表されています。

この若手×ベテランの組み合わせは、福住選手に大きな成長をもたらすに違いなし!

早くも1年後の福住選手がどのような進化を遂げているのか、期待せずにはいられません!

 

古賀琢麻 選手

出典:https://www.facebook.com/takuma.koga.77

 

2018年にNASCARプロシリーズへフル参戦し、アジア人として最高位となるシリーズ9位の成績を残した日本人ドライバー、古賀琢麻選手。

2000年からNASCARへの挑戦を開始し、昨年までの18年間はシボレーのサポートを受けて参戦していたのですが、今シーズンはなんとトヨタワークスチームへ電撃移籍!

2018年度のチャンピオンチームでチャンピオンマシンを駆るということで、古賀選手も気合い十分。

「言い訳はできない」と、記者会見が行われた東京オートサロンの会場で語りました。

日本ではまだまだマイナーなモータースポーツという印象が強いNASCARシリーズですが、長年NASCARへ挑み続けているひとりのサムライが、今年は広大な北米大陸でひと旗上げるかもしれません。

2019年は古賀選手にも大注目です!!

 

勝田貴元 選手

出典:https://toyotagazooracing.com/

 

お次に紹介するラリードライバーの勝田貴元 選手は、1993年生まれの現在25歳。

2015年からトヨタの育成プログラムに参加し、2017年からWRC直下の『WRC2』カテゴリーへ挑戦している彼ですが、トヨタは今季から育成プログラムを更に強化することを発表。

その育成ドライバーに選出されました。

彼は、7度の全日本ラリーチャンピオン経験のある勝田範彦 選手を父にもち、元WRCラリードライバー勝田照夫氏を祖父にもつ生粋のサラブレッドなのですが、現在同じくWRC2に参戦する新井大輝 選手も、実は2度のPWRC世界王者の新井敏弘 選手を父にもつラリースト同士。

日本のラリー界きっての2人のサラブレッドが、トップカテゴリー直下のWRC2で活躍しており、2019年も目が離せません!

 

根本悠生 選手

©️Motorz

 

Motorzでお馴染みのレーシングドライバーと言えば 、根本悠生 選手。

2018年シーズンは全日本F3選手権に、アルビレックスレーシングチームから参戦しました。

特に第13戦の岡山ラウンドでは雨の厳しいコンディションを戦い抜き、3位表彰台に輝くなどの活躍を見せてくれましたね。

今季の動向について聞いてみると

2018年はF3でもがき苦しみましたが、その痛みのおかげで成長することができました。

えっ?2019年ですか??
ちょっと、まだ言えないのですが……。

今季も、「よくも悪くも」根本らしさを全面にガンガン行きます!

更なる高みを目指して、1年間頑張ります!!

とのこと。

また、1年間に渡るAE86レストアプロジェクトの様子をMotorzでお届けして参りましたが、先日の東京オートサロン2019の日本自動車大学校ブースにて、そのお披露目も果たし、車検取得までの新たなステージがスタートします。

ぜひ、彼のハチロクの今後にも期待していてくださいね!

 

まとめ

©️Motorz / Yusuke maeda

 

2019年シーズンは、各カテゴリーで日本メーカー/日本人ドライバーの飛躍が期待できる1年となりそうです!

ちなみにMotorz編集部からは、プロの走り屋イシザキがトヨタGAZOOラリーに挑戦予定なので、ぜひこちらにもご注目ください(笑)。

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