今年も5月3・4日に富士スピードウェイで開催された2017スーパーGT第2戦。毎年ゴールデンウィーク期間中の開催で盛り上がるのですが、特に今年は連休のスケジュール的に良かったということや、GT500は新マシンになったことも影響してか、2日間の総来場者数は9万2100人!過去最高の盛り上がりとなりました。今回も、その大盛り上がりだった現地の様子を写真とともに振り返っていきます。
CONTENTS
今年はこんなデザイン!GW限定のGT-Rリアウイング
毎年、ゴールデンウィークの富士戦はこどもの日に近いということもあり、サーキットのあちこちでも鯉のぼりを見かけます。
しかし、鯉のぼりはマシンにも!
GT500に参戦するMOTUL AUTECH GT-RとS Road CRAFTSPORTS GT-Rのリアウイングには、今年も第2戦限定として鯉のぼりが描かれました!
今年はこんなデザイン。というか、年々凝ったデザインになりつつありますね。
皆さん、チェックしましたか?
やっぱり富士山は外せません!!
今回は予選・決勝日ともに天気が良かった富士スピードウェイ。
富士といえば…やっぱり富士山です!
特にレースウィークを通して一番綺麗に富士山がみえていたのが、予選日の公式練習。しかも、夏の富士ラウンドでは雪も溶けてしまっているので、スーパーGTのレースで雪化粧した白い霊峰を撮るチャンスは1年でここだけ!
ということで、セッション開始早々から、各メディアのフォトグラファーの方々も富士山が撮影できるスポットに集まって、そのシーンをおさえていましたね。
みなさん、カッコいい富士山バックの写真、撮れました?
ピットウォークは超満員!
ゴールデンウィークの富士戦といえば、一番盛り上がるのがピットウォーク!
ここで説明するより、上の写真をご覧ください。この賑わいです。
毎回そうですが、ピットウォークではドライバーが登場してのサイン会を始めレースクイーンのフォトセッション。
さらにグッズ配布など、結構混雑しますが、参加すると楽しいイベントです。
さらに、予選終了後の夕方には、キッズピットウォークを開催。
ここ富士では2部制になっていて、30分で前後半が入れ替わり。後半の部では、夜になってしまいましたが、多くのキッズ達が参加してくれました。
スマートなお祝いから手荒い祝福まで
よく、キッズピットウォーク中に見かけるのが、ドライバーやチーム監督のお誕生日祝い。
今回もいろいろなところでスマートに行われたり、盛大に行われたり、しっちゃかめっちゃかになったりと、大にぎわいでした。
まずはプリウスGTで戦う31号車aprのピット。
嵯峨宏紀選手のお誕生日祝いのはずなんですが、羽交い締めにされて、もうイジられモード。今年からパートナーを組む久保凛太郎選手も、なにやら企んでいるような笑み。というかアナタ、先輩に対して何てことを!
BMW Team Studieでは「世界のアラ」こと荒聖治選手のお誕生日祝い。毎年のことですが…ここは派手です。
特に今年はすごかったです…はい。
そして、こちらはお誕生日ではなく参戦100戦目のお祝い。
D’station Racingの藤井誠暢選手。実は、自分が100戦もGTでレースしていたという実感がなかったようで「本当に100戦ですか?間違いじゃないんですか?」と、最後の最後まで信じていませんでした。
お祝いにはチームメイトのスヴェン・ミューラーに佐々木主浩総監督も登場。こちらはスマートなお祝いとなりました。
たしか4月末から5月上旬にお誕生日を迎えるドライバーや関係者も多かったので、この他でも盛大に何か開催されていたかもしれませんが…取材で追い切れたのは、この3箇所だけでした。
牛ステーキ串…富士に参上
イベント広場は2日間とも大盛況。富士スピードウェイでは、富士宮やきそばをはじめ、様々なメニューが登場するので、「食」という点でも楽しめるのが魅力の一つです。
そして、サーキットといえば大人気なのが「牛ステーキ串」。Motorz編集部でも密かにブームになっているとか…。
今回も、もちろん出店されていましたし、大行列でした。
また、富士スピードウェイ近くにあるトンカツ店「かつ榮」の出張店舗も登場。こちらも食を楽しみたいファンの方々にとっては見逃せない店舗ですね!
メーカーブースあり!子供向けイベントあり!ライブもあり?ATMだって?
この他にも、イベント広場で1日過ごせてしまうくらい内容盛りだくさん。
オフィシャルステージでは、恒例のギャルオンやドライバートークショーの他に、キッズプレゼント抽選会も開催。ゴールデンウィークということもあり、この賑わいでした。
また最近では、各メーカーもブース出展に力を入れており、特にアウディはモーターショーを思わせるかのような巨大ブースが!
そして、今回のレースで特に目についたのが、レースクイーンによるステージやライブ。最近ではユニットを結成してライブをするところもあります。
また毎年富士では注目を集めるエヴァンゲリオン・レーシングのレースクイーン。年間を通しても5人全員が集まるのは少なく、ピットウォークでも、とにかく大盛況です。
さらに2日間の間で何度かトークショーなどのステージも開催。ご覧のような賑わいでした。
そして、実は意外と知られていないんですが…
サーキット内には、ちゃんとATMがあるんです!
というか、富士スピードウェイの場合は、イベント時に役立つセブン銀行の移動ATM。
実際に活用されている方もいて、いざという時に役立っていたようですね。
一度は参加してみたいグリッドウォーク
いよいよ決勝前!スーパーGTでは、専用チケットが必要になりますが、グリッドウォークに参加することができます。
1年で一番賑わうレースだけあって、グリッドは大混雑!
それでも、マシンも間近に撮れますし、レースクイーンも撮影できますし、さらに緊張感漂うドライバーに会うことも。
こんな瞬間を間近で見られるグリッドウォーク。機会は限られますが、チャンスがあれば、ぜひ参加して見てください!
まとめ
今回も、駆け足でお届けしてしまいましたが、いかがだったでしょうか?
冒頭でも紹介しましたが、今年は例年以上に盛り上がり2日間の合計来場者は9万2100人!決勝日単体でみても、5万8000人も動員したのです。
よくよく考えてみると、ここまでの動員を誇るスポーツ競技って、年間を通してみてみても数少ないですよね?
それだけ、今のスーパーGTは注目を集めていて、その注目度は年々増していっているのです。
実際に、今回も10代・20代の若いファンをたくさん見かけました。
機会があれば、ぜひ友達や恋人を誘ってサーキットに足を運んで見て下さい!
あわせて読みたい
スーパーGT決勝速報!富士マイスターはやはり速かった!500・300ともにレクサスが優勝!
50年の間で富士スピードウェイはこんなに変わった!〜富士スピードウェイ50年の歴史〜
まだまだ現存する往年の名車たち!富士スピードウェイに集合したレジェンドカーまとめ
[amazonjs asin=”4865012311″ locale=”JP” title=”小ネタの恩返し。おやつ、そしてスイーツ編 (ほぼ日文庫)”]
Motorzではメールマガジンを始めました!
編集部の裏話が聞けたり、月に一度は抽選でプレゼントがもらえるかも!?
気になった方は、Motorz記事「メールマガジン「MotorzNews」はじめました。」をお読みいただくか、以下のフォームからご登録をお願いします!