ホンダ トゥデイ

出典:https://www.kurumaerabi.com/

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ホンダが世に送り出したオシャレな軽ハッチバック、ですが見た目に反して中身は過激なトゥデイ。ここでは二代目(JA4)をご紹介します。

スポーツグレードのXi、Rsはホンダ・ビートと同じエンジンであるE07A型を搭載。

NAかつSOHCながら前項で紹介したミラやアルト、ヴィヴィオなどの過給器付きエンジンと遜色無いパワーを発揮します。

トゥデイXi/Rsとビートに搭載されたE07A型にはMTRECというF1にも採用される電子制御燃料噴射装置がついており、この装置が鋭いレスポンスとNAながら自主規制いっぱいの64psというパワーを実現していました。

なお、トゥデイXi/Rsは、MTRECがビートよりも中回転域を重視したセッティングとなっており、最高出力が58ps。

またエンジンが共通ということもあり、足回りやドライブトレインも初代トゥデイなどから流用でき、カスタマイズが非常にしやすいというメリットも。

非常に販売台数が多いため中古車の玉数も多く、パーツ流用もしやすいということで軽自動車耐久レースなどでも非常に人気な車です。

1994年式ホンダトゥデイのスペック(JA4 Xi)

エンジン:E07A 直列3気筒656ccSOHC12バルブ

最高出力:58ps/7300rpm

最大トルク:6.1kgm/6200rpm

車両重量:680kg

車体寸法(全長×全幅×全高):3295×1395×1350mm

中古車市場での価格は25万円~ (2016年12月時点・Motorz調べ) となっています。

 

マツダ オートザムAZ-1

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%84%E3%83%80%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%B6%E3%83%A0AZ-1

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平成ABCトリオの「A」であるマツダ・オートザムAZ-1、ちなみに平成ABCトリオとは1990年代に登場した3台の軽スポーツカーの頭文字をとったものです。

エンジンはアルトワークスや前期型カプチーノと同じF6A型エンジンを搭載します。

ドライバーより後ろにエンジンを搭載するミッドシップレイアウトに、ガルウィングドアとまるでスーパーカーのような見た目。

車内は非常に狭くまるでレーシングカーのコクピットのような印象を抱かせ、快適装備も最低限のものしかないので、実用性という点では厳しいものがあります。

しかし、特徴的なスタイルに加えて、軽量コンパクトな車体にミッドシップレイアウトされたターボエンジンという組み合わせは「究極のハンドリングマシーン」と形容されるような車に仕上がっており、他に無い魅力を持っています。

1992年式マツダAZ-1スペック(PG6SA)

エンジン:F6A 直列3気筒DOHC12バルブICターボ

最高出力:64ps/6500rpm

最大トルク:8.7kgm/4000rpm

車両重量:720kg

車体寸法(全長×全幅×全高):3295×1395×1150mm

AZ-1の中古車市場での価格は69.9万円~ (2016年12月時点・Motorz調べ) となっています。

 

ホンダ ビート

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平成ABCトリオで最も多い販売台数を誇るホンダ・ビート。

前項で紹介したAZ-1と同じミッドシップレイアウトの軽スポーツカーですが、こちらは高回転型NAエンジン、そしてオープンシーターとまた違うキャラクターを持っています。

760kgの量産車初のフルオープンモノコックボディに、8100rpmでNAながら自主規制いっぱいの64psを発揮するJN4型トゥデイと同じエンジンを搭載。他の軽スポーツと違いNAであるため比較的燃費が良好。

同じくホンダから発売されたNSXと同じ駆動方式、エンジンレイアウト、そして高回転型NAエンジンというキャラクターを持つビートは、ミニNSXとも呼ばれました。

1991年式ホンダビートのスペック(E-PP1)

エンジン:E07A 直列3気筒656ccSOHC12バルブ

最高出力:64ps/8100rpm

最大トルク:6.1kgm/7000rpm

車両重量:760kg

車体寸法(全長×全幅×全高):3295×1395×1175mm

現在ビートの中古車市場での価格は14万円~ (2016年12月時点・Motorz調べ) となっています。

 

スズキ カプチーノ

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BA%E3%82%AD%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%97%E3%83%81%E3%83%BC%E3%83%8E

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平成ABCトリオの最後を飾るのは、世界的に見ても珍しい超コンパクトFRオープンスポーツカーであるスズキ・カプチーノです。

FRオープンスポーツを採用した軽自動車はカプチーノだけ。コンパクトながらフェアレディZなどに見られるようなロングノーズショートデッキの美麗なスタイルが特徴です。

ルーフはフルオープン、タルガトップ、Tトップと三形態を選択でき、外したルーフはトランクに収納可能。

エンジンは後期型(EA21R)がアルトワークスと同じK6A型エンジンを搭載しています。

超コンパクトで軽量FR、そしてポテンシャルの高いターボエンジンをフロントミッドに搭載したオープンカーというロマン溢れる車に仕上がっています!

1995年式スズキカプチーノのスペック(EA21R)

エンジン:K6A 直列3気筒658ccDOHC12バルブICターボ

出力:64ps/6500rpm

最大トルク:10.5kgm/3500rpm

車両重量:690kg

車体寸法(全長×全幅×全高):3295×1395×1185mm

現在カプチーノの中古車市場での価格は19.9万円~ (2016年12月時点・Motorz調べ) というような状況になっています。

 

今も新車で買える軽スポーツたち

ここまで紹介してきた7台は、全て現行の車ではありませんが、今も新車で買える軽スポーツもあるんです。

 

ホンダ・S660

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/

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ホンダ・ビートの軽量ボディにミッドシップレイアウトというキャラクターを受け継いだ最新型軽スポーツカーがS660です。

1962年にホンダが発表したS500からS600、S800そしてS2000と脈々と受け継がれるホンダのスポーツオープンシーターのモデル名「S」を冠する最新のモデル。

ビートが回して楽しむ高回転型NAエンジンだったのに対し、S660はトルクフルなターボエンジンを搭載しています。

2015年式ホンダ・S660のスペック(JW5)

エンジン:S07A 直列3気筒658ccDOHC12バルブターボ

最大出力:64ps/6000rpm

最大トルク:10.6kgm/2600rpm

車両重量:830kg

車体寸法(全長×全幅×全高):3395×1475×1180mm

S660の詳細やカスタムカーはこちらの記事でご覧いただけます。

いま一番アツい、ホンダS660のカスタム・チューニング!そして、ホンダの開発チームがS660に込めた思いとは?

 

スズキ・アルトワークス

出典:http://www.suzuki.co.jp/

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今回の記事で紹介したアルトワークスの最新型、8代目(HA36S)のモデルです。

新規格の衝突安全基準を満たしながらも、670kgと非常に軽量な車体に同じ先代で搭載したK6A型エンジンの改良型であるR6A型を採用。フルタイム4WDのモデルは先代と比べても遜色ないパフォーマンスを備えています。

2015年式スズキアルトワークスのスペック(HA36S)

エンジン:R6A 直列3気筒658ccDOHC12バルブICターボ

最高出力:64ps/6000rpm

最大トルク:10.2kgm/3000rpm

車両重量:670kg

全長×全幅×全高:3395×1475×1500mm

アルトワークス(HA36)の詳細やカスタムカーの記事はこちらでご覧いただけます。

カスタム始めるなら軽スポーツ!アルトワークス、ターボRSの最新デモカー、そしてカスタム・チューニングから目が離せないんです!

 

ダイハツ・コペン

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/

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ダイハツのオープン2シータースポーツ、コペン。

現在販売されているモデルは2代目であり、電動アクティブトップを装備しています。

外装パーツが樹脂でありスマホのカバーのように交換ができるため、外装パーツ置き換えのみで「ローブ」「エクスプレイ」「セロ」と外観が大きく違うモデルをラインナップしています。

2015年式ダイハツ・コペンのスペック(DBA-LA400K)

エンジン:KF-VET 直列3気筒658cc DOHC12バルブICターボ

最高出力:64ps/6400rpm

最大トルク:9.4kgm/3200rpm

車両重量:850kg~870kg

車体寸法(全長×全幅×全高):3395×1475×1280mm

ダイハツ・コペンの詳細やカスタムカーの記事はこちらでご覧いただけます。

軽自動車こそ、本気でカスタム・チューニングしたい!最高の素材、ダイハツ コペン最新のデモカーと歴史をご紹介します!

 

本気でカスタムされた軽スポーツって?

Photo by Yamato.Photo by Yamato.

「リーズナブルに楽しめる」というテーマで軽スポーツを紹介してきましたが、本気でお金をかけてカスタムすれば、ここまで高性能、そして本格的なレーシングカーのようなルックスに仕上げることもできるのです!

こちらでそのカスタムされた軽スポーツカーの記事をご覧いただけます。

軽自動車だって本気でカスタムすればカッコイイ!K4GPに見る、Kcarカスタムのススメ

 

http://www.geocities.jp/r16162727/t2ktaikyu.html

http://www.geocities.jp/r16162727/t2ktaikyu.html

 

また軽自動車が参加できるレースも多く開催されており、以下の記事で紹介させていただいております。

完走なるか?!軽自動車のためのモータースポーツ・軽耐久6選

 

まとめ

今回紹介した7台の軽スポーツカーの車両重量は650〜760kg。

この重量は、例に挙げるならばF1の2014年シーズンからのレギュレーションで定められた最低重量691kg(ドライバー+車両)とほぼ同じです。

自動車レースの頂点に君臨するレーシングカーとほぼ同じ車両重量に、64psと言えども“回して楽しむ”高回転型NAエンジンをミッドシップに搭載する車、2リッターターボクラスのスポーツカー並のハイテクを詰め込んだ車など様々。

車自体の軽さ、それに対する馬力を念頭に置いて考えてみれば、軽スポーツカーでも普通車のスポーツカーにも決して劣らないパフォーマンスを発揮してくれます。

また社外パーツも多く、パーツ流用も可能。カスタムの幅が非常に広いのも魅力の一つです。

これから「スポーツカーに乗ろう!」「イジるのが楽しい車に乗りたい!」またはモータースポーツをこれから始めようと思っている方に、リーズナブルで遊び要素満載な軽スポーツカーはオススメできるクルマです!

 

 

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