日本最高峰のツーリングカーレース、スーパーGT!国内のモータースポーツ好きなら絶対知っているこのレースの歴代優勝車両を、2005年から2016年まで一挙ご紹介します!まとめたことで見えてくる優勝チームの共通点とは?懐かしさとともに、歴代チャンピオンマシンを振り返りましょう!
アナタは何年のスーパーGTが好きでしたか?
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スーパーGTとは
国内最高峰のツーリングカーレース「SUPER GT」。クルマ好きでもそうでなくても、日本人ならみんな知ってる?
1994年(厳密には93年)に全日本GT選手権として開催され、2005年に「スーパーGT」へと変更。
今後はDTMことドイツツーリングカー選手権との交流戦も期待され、国際的なモータースポーツとしても注目を集めています!
そのスーパーGTの中でも、日産・トヨタ・ホンダの国内3大メーカーが威信をかけて戦うGT500クラス。
毎戦起こるエキサイトしたバトルと、ドラマのような展開が魅力のひとつ。
今回はそのスーパーGT、GT500クラスのシリーズを制覇したマシンをまとめました!
まとめたからこそ見える、優勝チームの共通点ってなんだ!?
2005:ZENT セルモ スープラ
2005年、スーパーGT初年度を制したのは、ゼント セルモ スープラ!
ドライバーはGT最速男の立川祐路選手と、現LEXUS TEAM ZENT CERUMO監督の高木虎之介選手のペア。
シーズンの成績は、全8戦中4戦ノーポイントにも関わらず、3戦優勝。
安定した成績でシリーズ制覇が期待された、2位のARTA NSXに6ポイント差をつけてのシリーズ制覇でした。
左右非対称のカラーリング、お気に入りだった人も多いのでは?
2006:OPEN INTERFACE TOM’S SC430
2006年の優勝マシンはオープンインターフェーストムスSC430!
トヨタ勢が初めてSC430を導入した年に、きっちりと優勝を飾りました。
ドライバーは、現LEXUS TEAM LEMANS WAKO’S監督の脇阪寿一選手とアンドレ・ロッテラー選手。
シーズン成績は1位、2位、3位ともに一回ずつ。
TEAM KUNIMITSUのレイブリックNSX、セバスチャン・フィリップ選手と細川慎弥選手ペアと1ポイント差でシリーズを制しました。
2007:ARTA NSX
2007年はAUTOBACS RACING TEAM AGURIのARTA NSX!
ドライバーは現在はトヨタに移籍している伊藤大輔選手とラルフ・ファーマン選手。
シーズン表彰台は、1位が3回、2位が1回と圧倒的な速さを誇り、2位と25ポイント差をつけてシリーズチャンピオン獲得。
全9戦中、8戦目で勝利が確定という圧倒的強さ。最終戦前のチャンピオン決定はGT史上初の快挙となり、最終戦にはボディ各部に「CHAMPION」「THANKS」等の文字をあしらった状態で登場しました。
2008:XANAVI NISMO GT-R
2008年ウィナーはザナヴィニスモGT-R!
ドライバーは本山哲選手と、フランス人ドライバーのブノワ・トレルイエ選手。
シーズン成績は、全9戦中3戦ノーポイントながら、優勝も3回。
最終戦はゼント セルモSC430の立川祐路選手、リチャード・ライアン選手コンビと熾烈なシリーズ争いが行われ、ゼントSC430は優勝すれば、GT-Rの順位次第でシリーズ制覇。GT-Rは8位以上で優勝が確定という状況。
立川選手は猛プッシュでトップを狙い、40秒あった差を10数周で16秒程度まで縮めるも追い付かず2位フィニッシュ。
GT-Rは9位フィニッシュで、4ポイント差でシリーズを制しました。
この年がR35GT-Rのデビューイヤー。速さと強さを見せつけた一年でした。
2009:PETRONAS TOM’S SC430
2009年!ペトロナストムスSC430!
ドライバーは2006年と同じ脇阪寿一選手とアンドレ・ロッテラー選手のコンビ。
シーズン成績は優勝が1回、2位が3回、3位が1回と、ウェイトが積まれても一年通して安定した速さを見せました。
最終戦時点では、ペトロナスSC430が73ポイントでランキング2位、 MOTUL AUTECH GT-Rが78ポイントでランキング1位だったため、接戦が予想されましたが、MOTUL GT-Rはノーポイントに終わり、ペトロナスは2位フィニッシュ。
逆転でドライバーズタイトルを手にしたのは、ペトロナストムスSC430でした。
まだまだ続く優勝マシン紹介!
ここまでで共通点はあったのでしょうか?既に気付いた人は?
2009年でNSXは撤退。翌年はついに、HSVが登場します!