RX-7をはじめロータリーのチューニングを得意とするRE雨宮。長らく日本のチューニング界を牽引してきた“ロータリーの雄”です。そしてレース界への貢献も多大なるものであり、長年にわたってスーパーGT(全日本GT選手権も含む)やD1グランプリにRX-7を主としたロータリーマシンを送り込んできました。今回は20年以上モータースポーツシーンで活躍してきたRE雨宮の歴代カラーリングについてご紹介します!
まずは1995年から2010年まで参戦した全日本GT選手権&スーパーGTのマシンを振り返っていきます!
参戦当初は、実はこんなカラーリングだった!
1995年 RE雨宮 SuperG RX7 竹内浩典/松本晴彦 組
全日本GT選手権への参戦初年度。
当時はまだ、マツモトキヨシカラーではなく、青とピンクを基調としたカラーリングデザイン。これは1997年まで採用されました。
竹内浩典と松本晴彦のコンビで臨み、第3戦仙台ハイランドと第6戦MINEでGT2クラス優勝。後半は3戦連続でポールポジションを獲得するなど、参戦初年度から安定した速さを見せ、シリーズランキング(チーム)2位となりました。
1996年 RE雨宮 SuperG RX7 山路慎一/松本晴彦(他) 組
この年から山路慎一が加入し、松本と参戦。しかし、開幕戦での鈴鹿ではミッショントラブルでリタイア。その後も3位表彰台を2回獲得しますが、タイサンポルシェの速さに敵わず、シリーズランキング(チーム)が5位に。
それでもセントラルサーキットで行われた「オールスター戦」でポール・トゥ・ウィンを飾りました。
1997年 RE雨宮 SuperG RX7 山路慎一/松本晴彦 組
前年までの13B自然吸気エンジンから、3ローターの20B自然吸気エンジンに換装。ドライバーは引き続き山路/松本組です。
第2戦富士で3位表彰台に輝くものの、それ以外はトラブルでリタイアするレースもあり、優勝争いに絡めず。結局、シリーズランキング(チーム)7位に終わってしまいました。
まだまだ出てくるRE雨宮のマシンたち。次のページでは、懐かしの“あのカラーリング”が登場します!