近年、ハイエースやキャラバンなどワンボックスバンでよく見る「ALLENCOUNTER」のタイヤ。カラーレター入り車検対応タイヤ「ALLENCOUNTER」は、いったいどんなタイヤなのでしょうか。2020年3月に開催された「大阪オートメッセ2020」に出展していたブース担当者 清瀬さんに聞いてみました。
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ALLENCOUNTERタイヤとは?
デモカーや展示車などでよく見かけるALLENCOUNTERタイヤは、タイヤショップOLD GEAR(株式会社 オールドギア)が展開するタイヤブランドです。
カラーレター入りのバン・貨物車用のタイヤブランドで、車検にも対応。
サイズのバリエーションは、ドレスアップにも最適な18インチまで用意されています。
また、カラーレターはペイントではなく、カラーゴムを使用している点もこだわりのポイントです。
カラーレタータイヤは、大手タイヤメーカーからも販売されていますが、貨物用は17インチまでしかありません。
しかし、ALLENCOUNTERタイヤは、18インチにもカラーレターが入っているため、デモカーや展示車に多く装着されているということです。
OLD GEAR(株式会社 オールドギア)について
株式会社 オールドギアは、大阪府堺市に本社を置く、タイヤやホイールの総合商社です。
サマータイヤやスタッドレスタイヤ、ホイールの買取や販売をおこなっており、大阪府を中心に全国18の店舗を運営。全国配送も対応しています。
もちろん中古ホイールなどの買取だけではなく、新品タイヤの販売もおこなっており、オリジナルブランドの「ALLENCOUNTER」をリリース。
タイヤの交換・ローテーション・廃棄まで、タイヤやホイールに関するさまざまなサービスを展開しています。
ユーザーの声を商品に反映させたALLENCOUNTERタイヤ
タイヤの出幅やデザインは、ユーザーのニーズを取り入れたラインナップを展開。
タイヤショップを運営しているからこそ、ユーザーの要望を直接に聞くことができ、ハイエースユーザーやキャラバンユーザーの「こんなタイヤが欲しい」や「こんなデザインがカッコいいのに」といった声を商品に反映させることができたと、担当の清瀬さんは言います。
タイヤとしての性能は?
タイヤの性能は、もちろん貨物車用タイヤに求められる基準を満たしています。
ドレスアップをしながらも貨物用タイヤの基準を満たしたタイヤとなっているので、安心して装着することができるのです。
車検に対応するためのタイヤ基準
乗用車用タイヤと貨物用タイヤの主な違いは、耐えられる荷重です。
簡単に言ってしまえば貨物車に装着するタイヤは、頑丈で重いものに耐えることができるタイヤでなければなりません。
なぜなら、ハイエースやキャラバンなどのバンや貨物車は、車重や積載物の重さに耐えるロードインデックス(荷重指数)を持ったタイヤでなければ、バーストなどの危険性があるためです。
2つの貨物用タイヤ基準
貨物用タイヤの基準は、15インチまでのLT(ライトトラック)とヨーロッパのタイヤ規格ETRTO(エトルト)におけるC(コーマシャルビークル)規格の2つに大別されます。
日本では、どちらかの規格に適合していないと車検をパスすることができません。
ALLENCOUNTERタイヤは、貨物用タイヤに求められる基準を満たしているため、そのまま車検を通すことが可能です。
まとめ
ハイエースのデモカーなどでよく見かける「ALLENCOUNTER」は、大阪のタイヤショップが展開しているオリジナルブランド。
貨物用タイヤに必要な基準を満たし、車検にも対応しているカラーレター入りタイヤなら、ALLENCOUNTERタイヤが最適です。
ALLENCOUNTER ニューストリートOG-20
ALLENCOUNTERの独自開発商品であり、ウェット性能、静粛性に優れた商用車・バン用タイヤ。
パターン設計とショルダー剛性の強化により、快適性と耐久性にも優れています。
ALLENCOUNTER ニューストリートOG-20の詳細はこちらへ
ショップ情報
株式会社 オールドギア
住所:〒591-8011 大阪府堺市北区南花田町61-3
TEL:072-240-3007
FAX:072-254-3965
E-mail:info@oldgear.jp
HP:https://www.oldgear.jp/index.htm
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