車を使用していると、エンジンオイルやバッテリーなど、消耗品の交換は欠かせません。そんな消耗品の中でも、タイヤは走行性能・乗り心地・安全面に直結する大事なパーツです。しかし、タイヤは消耗品の中でも「高い!」というイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、高い走行性能を誇りながら、リーズナブルな価格で高い人気を誇るクムホタイヤのプレミアムSUV用タイヤ、CRUGEN(クルーゼン)HP71の走行インプレッションをレポートします。

Photo : Kiyoshi WADA Text : Shingo MASUDA

タイヤ交換を行うクルマはトヨタ・ハリアー

今回、クムホ クルーゼンHP71に交換する車は、トヨタ・ハリアー ハイブリッド。
交換は、モーターズではすっかりお馴染み、シノハラタイヤ本社/辰巳営業所で行いました。
ちなみに、このクルマのオーナーは、モーターズ編集部員のフィーゴ(仮名)。
タイヤは中古車で購入したまま一度も交換していないらしく、溝はあるものの、トレッド面には細かなヒビが入っており、コンパウンド(ゴム)が硬化し始めている状態です。
ハリアーハイブリッドは、もともと走行音が静かなため、最近は走行中のロードノイズがやや気になっていたとのこと。
また、少々ゴロゴロという走行フィールは感じていたものの、幅広タイヤということもあり、「こんなものか」と思っていたそうです。

走り出しの軽さと滑らかさをすぐに実感

早速、交換が終了し、高速道路を含めた走行テストに向かいます。
まず、走り始めてすぐに感じたのは、停止状態からの動き出しが軽いということと、交換前にははっきりと感じた、ゴロゴロ感がほぼ消えたということ。
走り出しがモーターのみのハイブリッドだからこそ、その違いはより顕著に感じ取ることができます。
そして、石畳のような少々凹凸の多い路面では、サスペンションが凹凸を吸収する前に、タイヤが往なす(イナス)ことで、より滑らかな感覚が得られました。
純正サイズが235という幅広のため、どうしてもロードノイズは発生しやすいのですが、M+S仕様の細かいトレドパターンのおかげか、交換前と比べるとほとんど気になりません。
もちろん、全くロードノイズが発生しないというわけではありませんが、「ゴー」という重みのある低い音から、「シュー」という軽い音に変化したことで、音によって感じるストレスは大幅に軽減されました。

高速道路でさらにロードノイズが減少

ロードノイズの変化は、一般道よりも高速道路でより顕著に感じられ、60km/h~70km/hを超えた辺りからは、さらに気にならなくなっていきました。
通常、速度が上がると必然的にロードノイズは大きくなるものですが、交換前よりも音の周波数が高く、軽い音に変化したことで、気にならなくなったという印象です。

柔らかいのにコシのある剛性感

乗り心地が良く、ロードノイズが小さいのは、いわゆるプレミアムタイヤ全般に言える特徴ですが、その反面、柔らかいコンパウンドの特性上、ややフラ付くという弱点があります。
もちろん、プレミアムタイヤを履くような車種の場合、それほどクイックな性能は重要視されないのが一般的です。
しかし、例えば高速でのレーンチェンジのような場面で、ややラフなステアリング操作を行うと、高い重心と相まって不安定な挙動が現れることがあります。
しかし、今回のテストで実際に高速道路で何度かレーンチェンジを行ったところ、懸念していた不安定さは全く感じず、安心して走ることができました。

いつも乗っているオーナーだからこそわかる違い

一連の走行テストを終了し、オーナーのフィーゴにも話を聞いてみたところ、交換前との違いをはっきり感じることができた様子。
「中古で買ったこともあり、こんなものかと特に気にしていませんでしたが、タイヤで大きく変わることにびっくりしました。」
「これだけ、静かで乗り心地が良ければ、きっと家族も喜んでくれるだろうし、何より、新しいタイヤで安全性も向上したことが嬉しいです」と、大満足の様子でした。

性能に妥協せずコストパフォーマンスに優れたプレミアムタイヤ

冒頭でも触れたとおり、タイヤ交換には相応の費用がかかります。
そのため、安心安全のカナメとは言え、交換時期が迫っているにも関わらず、つい交換を先延ばしにしている方も少なくないでしょう。
特にサイズの大きなSUVともなれば、なおさらタイヤは高額です。
また、価格を優先したリーズナブルなタイヤは、どうしても走行性能や静粛性を犠牲にしてしまうことが少なくありません。
しかし、クムホ クルーゼン HP71は、欧州や国産メーカーのプレミアムタイヤと比べても遜色ない性能を発揮しつつ、費用の負担をグッと抑えることができるのです。

走行性能だけじゃなく見た目もグレードアップ

実は、今回交換したクムホ クルーゼン HP71が優れているのは、走行性能だけではありません。
注目は、日本グッドデザイン賞を受賞しているという、そのデザイン。
M+Sの幾何学的なトレッドパターンもさることながら、光によって輝きが変化するサイドウオールに施されたホログラム調のデザインが、車の足元をさらに引き立たせてくれます。

世界180か国で販売されるグローバルタイヤメーカー

クムホタイヤは1960年創業の老舗タイヤメーカーで、日本では1977年にクムホタイヤジャパンが設立され、40年以上の販売実績があります。
そして1992年には、タイヤメーカー世界トップ10入りを果たし、現在は欧州をはじめとした自動車メーカーの新車装着タイヤとしてOEM供給をするとともに、世界180か国以上で販売されるグローバルタイヤメーカーへと成長しています。

安心のW保証

クムホ CRUGEN HP71には、
【タイヤ装着後に満足できなかった場合「タイヤ代金を全額返金」】
【パンクなどでタイヤが使えなくなったら「新品タイヤ無料提供」】
という満足&安心の「W保証」が付いています。
消耗品であるタイヤへの手厚い保証が提供できるのは、品質に自信がある証。
安くない買い物だからこそ、嬉しいポイントではないでしょうか。
W保証についての詳細は、クムホのホームページをご覧ください。

HP71の性能を動画でチェック!

 

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