奈良県奈良市の自然豊かな山合いにある有名老舗チューニングショップKansaiサービスには、全国からお客さんがやってきます。同ショップの魅力は、公道走行可能なデモカーを数多く揃えている点!そんなKansaiサービスがデモカーとして用意している、スーパーストリート仕様のスバル WRX STIを紹介します。

掲載日:2019/10/14

KansaiサービスのWRX STIのチューニング箇所

ノーマルエンジンとHKS製タービンの組み合わせ

出典:https://www.kansaisv.co.jp/demo_car/public_stock_detail.php?entry=0023.dat&model=democar_1

Kansaiサービスのデモカーである、WRX STIのチューニング箇所をチェックしてみましょう。

搭載されているのは、ノーマルエンジンです。

チューニングカーはエンジンをいじるものだと考えがちですが、WRX STIに搭載されている2.0L DOHC ツインスクロールターボエンジン(EJ20)は、最高出力227kW(308PS)/6,400rpmに最大トルク422N・m(43.0kgf)/4,400rpmを発揮。

これは、ストリート仕様としては十分なスペックです。

エンジンをチューニングする代わりに過給機が社外品に変更されており、HKS製のGT3タービンが搭載されているとのこと。

これによって360馬力を発生させ、純正スペックよりも50馬力以上エンジン出力が高くなっています。

さらに、タービンを純正よりも大型化したことで、高回転域でのエンジンの伸びも良くなっており、トルク性能も純正タービンとほぼ同等です。

スポーツサスペンションを採用

出典:https://www.kansaisv.co.jp/demo_car/public_stock_detail.php?entry=0023.dat&model=democar_1

足回りは、サスペンションを社外品のスポーツサスペンションに変更。

このスポーツサスペンションは、ダンパーの減衰力を30段階で細かく調整することが可能です。

ストリート車両は常にスポーツ走行をするわけではないため、街乗り・ワインディング・スポーツ走行と走行場面に合わせたセッティングに変更できる点は、魅力の1つと言えるでしょう。

車両製作にあたって意識した点

出典:https://www.kansaisv.co.jp/demo_car/public_stock_detail.php?entry=0023.dat&model=democar_1

「ストリートでも、程よくスポーティーかつ快適に走ることができる。」これこそKansaiサービスがWRX STIの製作にあたって意識した点であることは、言うまでもありません。

Kansaiサービスは、自然豊かな環境の中に店舗を構えています。

それはつまり、街乗りでもサスペンションの性能が走行性能に大きく現れる環境にあるということ。

限界域での走行ではなく、一般道路という走行速度に制約がある(法定速度が定められている)中でも違いを感じられる車両開発が、Kansaiサービスにはできるのです。

まとめ

出典:https://www.kansaisv.co.jp/demo_car/public_stock_detail.php?entry=0023.dat&model=democar_1

WRX STIには、長年の経験や技術だけでなく、環境をも活用した車両作りを行うことができるKansaiサービスの強みが、しっかりと現れたデモカーとなっています。

親身になって相談に乗ってくれるので、WRX STIオーナーや興味のある方は是非一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。

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