こんにちは!Motorzのヤマトです!ハイエースやランドクルーザー、USトヨタなどの車両を中心に取り扱う専門店「flexdream」。ハイエースコンプリート販売は、独特な切り口でユーザーに大人気という噂をキャッチ!そこで今回は、frexdreamハイエース高崎店さんに突撃取材を慣行!職人向けのイメージが強いハイエースが、オシャレな自家用車としても使用できるflexdreamのデモカーをご紹介します!
掲載日:2019/08/28
CONTENTS
flexdreamとは
2003年にスタートした中古車店「flexdream」。
トヨタ ランドクルーザー(以下ランクル)やハイエースをクラシック風にカスタムするコンセプトブランド「FD-classic」の設立や、ハイエースのライトキャンピングカーを製作し、店頭在庫することで、即納車できる「FD-BOX」ブランドの立ち上げなど、これまでのカスタム領域からは一線を画した独特な切り口で、多数のファンを獲得してきました。
プロアングラーとのコラボに伴い、ダイワからオリジナルルアーも発売。
近年では、アングラーやスノーボーダー、バスケットボールチームなどプロアスリートの支援を目的としたスポンサー事業、「team flexdream」を立ち上げるなど、イチ中古車屋の枠に留まらない幅広い活動を続けています。
今回、Motorz編集部はそんなflexdreamが提案する最新ハイエースカスタムが「とにかくオシャレで家族持ちに最適!」という噂を聞きつけ、群馬県高崎市にある「フレックス・ドリーム ハイエース高崎店」に取材に行ってきました!
いまイチ押しのデモカーは、四駆好きにおすすめ!?
年間150台超のカスタムハイエースを販売するflexdreamハイエース高崎店に到着すると、まず出迎えてくれたのが、ちょっとレトロな雰囲気の200系ハイエースのデモカーでした。
大きく変更されたフロントマスクに目を持っていかれがちですが、よく見るとホイールやフェンダーなど細かなポイントにコダワリが光ります。
この車両の詳細を、店長の岡田さんに聞いてみたところ、コンセプトは「遊べる(遊びに行ける)ハイエース」とのことでした。
具体的には「四駆などのオフロード車を楽しんでいる方が、家族が増えた際に是非選んでほしい仕様」となっており、悪路の走破性をアップさせながら、車内の快適性も向上させ、フロントマスクも可愛くなって女性の支持も受けられる。と、いいこと尽くしな一台になっているそう。
どんな工夫がなされているか、さっそく各部をチェックしていきましょう。
レトロ感あふれるフロントマスク
まず、1番に目に飛び込んでくるのが、2代目ハイエースのようなクラシック感を醸しだすフロントマスク。
ハイエースというと、どうしても職人が扱うイメージが強く、カスタムの方向性は無骨なスタイルが多いのですが、丸目2灯に換装することで、どこか懐かしく柔和な印象になっています。
左がノーマル、右が丸目に換装されたもの。写真の車両は、グリルのTOYOTAエンブレムが外されています。
ノーマルと比べても、かなり雰囲気が変わっています。これが、flexdreamが提案するハイエースのクラシック風カスタム「FD-classic」です。
つり目かつ、ちょっと怖いイメージを持つハイエースの印象が、ここまで変わると奥様からの支持も受けやすいかもしれません。
タイヤはBFGoodrichのAll-Terrain T/Aをチョイス。車高は3インチアップで、悪路走破性を向上し、そこにあわせるホイールはボディと同色に塗られて、統一を感アップ。
3段階調整可能なIPF製LEDバーライト
ルーフにはIPFのLEDライトを装着。圧倒的な光量で、キャンプの夜などは大活躍だそう。
縦のラインが美しい415コブラ製LEDテールランプ
焼き色が美しい415コブラ製マフラーカッター。LEDテールランプおよびマフラーカッターは415コブラの製品をチョイス。
全体のレトロな雰囲気の中に、ポイントで現代風のカスタムを入れ込んでくるあたりに、センスが光ります。
また、前後のスキッドバーは、JAOS製がチョイスされており、スキッドバーがついている前後のバンパーは純正ですが、全て「LINE-X」という特殊な塗料で塗装されています。
アメリカ軍が認めた防護塗料、LINE-X!
ざらざらとした質感のこの塗装は、「アメリカ軍に認められた唯一の防護塗料」LINE-Xで塗られたもの。
一体どんな塗料かというと、衝撃や摩耗、傷にも強く、防水・防音・防錆・防食効果もあるだけでなく、滑り止めとしての効果も持っているという、万能塗料です。
アメリカでは爆風による破砕軽減テストまで行われており、US空軍が唯一合格としたのが、このLINE-Xだそう。
実際に米国防総省ペンタゴンの外壁にはこの塗料が採用されているという事実が、その効果の強さを物語っています。
これらをバンパーに塗布することで、オフロード走行時の飛び石や接触から、車体をガードしてくれるのです。
ちなみに、このデモカーでは、ルーフやリアバンパー、スキッドバー、乗降時に使用するステップ部など、多数のポイントでLINE-Xが使用されています。
ステップは当然滑り止めですが、ルーフにLINE-Xを塗布することで、雨音の軽減にも寄与しているそうです。
また、実用的な効果だけでなく、塗装後の質感は高級感があり、ドレスアップにも最適な塗料となっています。
シートはペンドルトンのライセンス取得済み!
次に注目したのが内装です。
このデモカーは、すべての座席およびドアの内張やティッシュケースなどの小物も含め、全てPendleton(ペンドルトン)で統一されています。
写真を見てわかる通り、リビングに置くソファのようなルックスへと仕上げられ、家族で過ごす”部屋”のような感覚をより強く感じさせてくれます。
こちらもflexdreamの強みであり、約150年前にアメリカで創業したウールブランドの超老舗、ペンドルトンのライセンスを取り、正規品として仕上げられているため、確かな品質でユーザーに届けることが可能なのです。
店内には、ペンドルトンの生地で作られたティッシュカバーがずらり。
生地に関しては、その年ごとのトレンドがあるため、毎年同じものは作れない場合があるそうですが、自分の車に装着したい場合は、店内で実際に製品を見ながら選ぶことも可能とのことです。
また、リアシートはフルフラットになるため、キャンプ先などで激しい雨に見舞われた際も、すぐに車中泊に切り替えることができるのも嬉しいポイントです。
さらに、車内での驚きはこれだけにとどまりません。
このハイエースは、なんとプロジェクターとスクリーンが搭載されているのです。
運転席側のシートの座面を少し起こし、トランク側のシートを寝かせることで、車内が映画館に早変わり!
リアゲートについているスクリーンの映像を反転して投影すれば、車外でキャンプをしながら映画を見ることもできてしまいます。
大自然の中で、自分の大好きな映画を見るという経験は、おそらく一生の思い出になるのではないでしょうか。
こんなにも至れり尽くせりで豪華なハイエースを作っているflexdreamでは、ハイエースのカスタムコンプリート販売を行っています。
ただ、コンプリートカーというと、普通に中古車を買うよりも、ユーザーにはハードルが上がってしまいがち。
そこで、岡田店長に話を聞いてみました。
flexdreamのクルマづくり
flexdreamでは、カスタムコンプリートカーを作る際、ユーザーの理想や悩みに合わせたクルマ作りを意識しているそうです。
例えば「レザー調にしたい」という思いがあれば、Pendletonではなく、別のシートメーカーに相談して製作。「子供がまだ小さく、車内を汚しがち」という言葉を聞けば、撥水性が強く、染み込みにくい床材をチョイスし、掃除のしやすさを優先するなど、その方向性は多種多様。
家などで使われるフローリング材を使用した、汚れに強い車内。
ドリンクホルダーの設置だって、ユーザーのこだわりのひとつです。
岡田店長は自社のカスタムについて、次のように話ます。
漠然としたイメージを持ち込んでもらって、カタログや資料を見ながらお客様とお話をして、製作車両のイメージを作り込んでいきます。
大きな買い物ですので、しっかり相談して、ご納得いただける内容でカーライフを楽しんでもらえると嬉しいです。
確かに車を買うことは、人生の一大決心です。
しかもオーダーとなれば、家を買うようなもの。
そこで、しっかりサポートしてくれるコンシェルジュのようなお店が、flexdreamなのです。
まとめ
トヨタのノアやヴォクシー、ホンダのステップワゴンなど、5ナンバーのミニバンに乗っていて、乗り換えを検討している方にこそ、ハイエースをおすすめしたいと言う岡田店長。
ハイエースは、10万km走行した個体でも、リセールバリューが下がりにくいので、手放す際も安心だそうです。
ちなみに、今回ご紹介したデモカーと全く同じ仕様を製作するには、それなりの費用がかかるそうですが、450~600万円の価格帯での新車オーダーが大多数を占めるとのこと。
5年程度で乗り換える300万円のミニバンと、10年遊べる600万円のカスタムハイエース。
あなたなら、どちらを選びますか?
住所:〒370-0851 群馬県高崎市上中居町377-5
TEL:027-387-0819
営業時間 10:00~19:00
定休日 水曜日
※水曜日が祝日の場合は営業致します
≪車でのアクセス≫
●関越道:高崎ICより約5km
:高崎玉村スマートICより約6km
●北関東道:前橋南ICより約10km
●上信越道:吉井ICより約10km
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