長年、スバル(富士重工)の主力車種として人気を博してきた「レガシィ」。2020年をもって、日本国内での販売が終了となりました。その中でも、2003年から2009年まで生産されてきたBP/BL型は、いまだに多くのユーザーに人気を博すモデルです。

レガシィBP/BL 画像

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BP/BL型レガシィとは

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BP/BL型レガシィは2003年に通算4代目として登場しました。

1989年に登場した初代BC/BF型より続く”水平対向エンジン”と”四輪駆動”を引き継いだ、ミドルセダンおよびステーションワゴンタイプのクルマで、「グランドツーリングカー」として、安全と愉しさを併せ持ったモデルです。

乗る人すべてを心地よく、所有するだけでなく”運転する歓び”と”乗る歓び”を両立したクルマが、BP/BL型レガシィです。

BP/BL型レガシィで取り入れられたポイント

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BP/BL型レガシィの登場で、新たに取り入れられた要素をご紹介していきましょう。

  • ボディサイズの3ナンバー化
  • 大幅な車体軽量化

ラインナップされたバリエーションはいずれも全幅1730mmで、歴代レガシィ初の3ナンバーボディとなっています。

全幅の拡大は衝突安全性の強化や剛性アップに加え、フロントタイヤの切れ角を拡大して最小回転半径を小さくする狙いでおこなわれました。

また、軽量かつ強度ある素材をボディ各部分に採用。バリエーションによっては100kg近くの車体軽量化に成功し、軽快かつワインディングでの機敏な動きに貢献しています。

BP/BL型レガシィの魅力は

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BP/BL型レガシィが持つ魅力とは、どのようなポイントなのでしょうか。

4つの魅力を挙げてみました。

1.エンジンバリエーションが豊富

BP/BL型レガシィは搭載されたエンジンバリエーションが豊富です。日本国内で販売されていただけでも、6種類が存在。

2.0リッタ―4気筒の自然吸気(NA)から3リッター6気筒までが、同じベースの車両に搭載された希少なモデルです。

【BP/BL型レガシィに搭載されていたエンジン】

1.「EJ20」2.0リッター自然吸気SOHCエンジン

2.「EJ20」2.0リッター自然吸気DOHCエンジン

3.「EJ20」2.0リッター自然吸気DOHCターボエンジン

4.「EJ25」2.5リッター自然吸気SOHCエンジン

5.「EJ25」2.5リッター自然吸気DOHCターボエンジン

6.「EZ30」3.0リッター自然吸気DOHCエンジン

2.バリエーションが豊富

シリーズバリエーションが豊富な点も、歴代レガシィの魅力です。

BP/BL型レガシィでは、セダンとステーションワゴンの2種類を基本とし、ステーションワゴンをクロスカントリーSUV風に変化させた”アウトバック”も登場。

セダンは”B4”、ステーションワゴンは”ツーリングワゴン”のバッジネームを得て、数多くの「スバリスト」やクルマ好きをトリコにしています。

3.年次改良で快適性が向上

BP/BL型レガシィは2003年から2009年までの6年間、販売が続けられたモデルです。

その間におこなわれた年次改良では、目に見える部分から見えない場所まで細かく改良が施されました。

【BP/BL型レガシィで採用された機能・改良による主な変更点】

1.SI-DRIVE(エンジン出力特性をダイヤル操作で調節できる)

2.EyeSight(衝突被害軽減ブレーキ)

3.足回りの大幅な改良(2006年登場「アプライドD」より)

4.スペシャルモデルが用意されていた

スバル車のチューニングをおこなう「STI」により手が加えられた、スペシャルモデルも設定。

セダンタイプのB4に、「tuned by STI」「S402」と呼ばれる特別仕様が台数限定で販売されました。

S402にはフレキシブルタワーバーなどが標準装備されたほか、海外向け仕様の2.5リッターターボエンジンを搭載し、「大人の乗り味」を実現。

限定402台が完売した伝説のモデルとなっている、希少価値が高いクルマです。

まとめ

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スバルのラインナップを長年支え続けたレガシィ。

歴代モデルの中でも、もっとも注力されて開発されたモデルがBP/BL型です。

ご紹介した4つの魅力以外にも、探せば探すほど面白く・楽しく走れるクルマ!

登場から20年近くが経過し、徐々に状態の良い個体が減りつつありますが、ベストコンディションの物件を見つけたタイミングこそが、BP/BL型レガシィを楽しむチャンスかもしれません。

 

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