こんにちは!Motorzのヤマトです!クルマをチューニングしていく上で、基本となる吸気系パーツのチューン。読者の皆さんは、どんなパーツを装着していますか?今回オススメしたいのは、ZERO-1000 パワーチャンバー!いったいどれぐらいフィーリングが変わるのでしょうか?自分の愛車、ビートに取り付けてインプレッションしてみました!
ZERO-1000 パワーチャンバーとは
株式会社 ZERO-1000が生み出した人気パーツ、「ZERO-1000 パワーチャンバー」は、手軽にチューニングできる吸気系パーツで、たしかな効果を感じられるとともに、エンジンルーム内のドレスアップも実現できる、満足度の高い製品です。
今回は、このパーツを実際に車両に取り付けて、どんな効果があるのかをインプレッションしていきます。
ZERO-1000パワーチャンバーの構造
インプレッションをする前に、まずこのパーツのメカニズムについてご紹介します。
ZERO-1000 パワーチャンバーは、エアクリーナーからスロットルバルブまでの吸気パーツのほぼ全てで構成されています。
むき出しのエアクリーナーやアルミのパイプ自体は、他社の吸気パーツと大差なく見えますが、大きく違うのは一部パイプが太くなっている部分があること。
リアルカーボンが使用されたこの部分は膨張室と呼ばれ、アクセルオフでスロットルを閉じた際に、行き場をなくした空気を貯める場所なのです。
ここにため込まれた大量の空気が、再度スロットルが開いたタイミングでシリンダーに送り込まれ、力強い爆発を産んで、レスポンスを向上させるという仕組みになっています。
取り付けについて
車種によって多少異なりますが、取り付けは至ってシンプル。
ノーマルのエアクリーナーと、スロットルまでの部分を、まるごとZERO-1000チャンバーに変更するだけ。
一部の車両を除き、特殊な作業はほぼ無いため、機械いじりに興味があったり慣れている人なら、30分〜1時間程度で取り付けが可能です。
インプレッション
今回取り付けた車両は、ホンダの軽スポーツ・ビート。
1992年生まれのこの車両は、NAエンジンの軽自動車ながら最大出力64馬力を発生する高回転エンジンを搭載した本格MRスポーツです。
しかしながら、ターボ搭載の軽自動車と比べると、発進やアクセルオン・オフの際、少々トルク不足を感じてしまうシーンがあることは否めません。
この車両にパワーチャンバーを装着し、走り出してまず一番に感じたのは、音の変化でした。
ビートのノーマルインテークは樹脂製でしたが、アルミに変わったことで、共鳴音のようなサウンドが発生。
吸気音も当然大きくなり、ノーマルよりも遥かに痛快な音を奏でてくれるようになりました。
そして、肝心の走りですが、6,000回転以上でのアクセルレスポンスが大きく変わり、全開走行からブレーキングして、再加速しようとアクセルを踏み込んだタイミングでのトルク感がノーマルと全く違い、力強く前へと車両を押し出してくれます。
ビートは軽自動車であり、決してパワーのあるクルマではありません。
そのため正直、高速道路での追い越しなどは苦手だったのですが、このパーツだけで遥かに楽になりました。
シャーシダイナモなどで計測していないため、数値上の変化などはお伝え出来ませんが、確かな変化を体感できるので、軽自動車やNAでのアクセルレスポンスに不満を感じているオーナーには、心からオススメしたいパーツです。
まとめ
取付後、5,000kmほど走っていますが特にトラブルはなく、アクセルのツキの良さから、ストップ&ゴーを楽しめるようになりました。
このパーツは適合する車種も非常に多く、それぞれ専用設計であるため、取付時の加工などの不安もありません。
価格も22,000円~49,800円と比較的手の届きやすい価格帯なので、新しいパーツの購入を検討しているというかたは、ぜひ候補に入れてみてください。
確かな効果を体感できると思います。
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