数少ない現行スポーツカーであり、後輪駆動車でもあるトヨタ 86。VARIS(株式会社バリス)は、後期モデルとなった86向けに、待望の新作エアロパーツ、「ARISING−2 Ver-2」を開発しました。

7年ぶりとなる86向けエアロパーツ

RISING-2 Ver-2は、2012年にVARIS社が発表した初代ARISING-2以降初となる、86向けエアロパーツシリーズです。

後期モデル向けのフロントバンパーの問い合わせが多かったこと、そして第1モデル販売から時間が経過したこともあり、開発に踏み切ったそう。

前期型発売開始から7年が経過した今でも、86人気の高さをうかがわせます。

新たにデザインされた新型フロントバンパー

今回のラインアップの追加によって、新たに登場することになった製品の1つが『ARISING-2フロントバンパー』です。

後期型のボディデザインに合わせて新たにデザインを書き起こすなど、後期型86オーナーは要チェックなエアロパーツです。

当然、VARISのエアロパーツなので、見た目だけでなく走行性能を高めるための工夫も為されています。

具体的には、ダクトを採用することでラジエーターやエアークリーナーにフレッシュエアーを取り入れることができるようになっていたり、インレット/アウトレットダクトを設けることで86のチューニングでもよく行われるスーパーチャージャーキットやターボキット装着にも対応することができるようになっています。

また、後期モデル純正のフォグランプを装着することも可能です。

純正と同じ拡幅量のエアロGTフェンダー

ラインアップに追加されたもう1つの製品は、『エアロGTフェンダー』と呼ばれるフロントフェンダーです。

このフロントフェンダーの最大の特長は、純正フロントフェンダーと同じ拡幅量となっている点。

そのため装着したままでも問題なく車検に通るだけでなく、ホイール面とのクリアランスも純正品と同じで、見栄えが更に良くなることは間違いありません。

エンジンルーム内に発生した乱流を効率的に排出することができるようにも設計されています。

部分的にカーボンの仕様とFRPの2種類を用意

新作のフロントバンパーとフロントフェンダーには、一部分をカーボンにした仕様とFRPの2種類が用意されています。

前者はフロントバンパーではリップが、フロントフェンダーではダクトがカーボンという仕様です。

また、一部は後期部品を用意することで前期型にも装着することができるようになっています。

まとめ

スーパー耐久シリーズなど、実戦で鍛え上げられたVARISのエアロパーツから、待望の86後期用新作エアロをご紹介しました。

走行性能の向上を狙っている方はもちろん、ターボを装着・検討している86ユーザーにもピッタリのアイテムとなっています。

サーキットを本気で走る人にこそ、オススメしたい逸品です。

Motorzではメールマガジンを配信しています。

編集部の裏話が聞けたり、最新の自動車パーツ情報が入手できるかも!?

配信を希望する方は、Motorz記事「メールマガジン「MotorzNews」はじめました。」をお読みください!