速報!根本悠生、イタリアGT、イモラに参戦決定!みなさん!根本悠生です!先日、イタリアGTヴァレルンガに参戦し、なんとか優勝を獲得できた僕は、またしてもイタリアGTに参戦が決定しました!Motorzさんでの連載企画がまだ途中ですが、今回はまたしてもイタリアに飛んだ経緯と、イモラサーキットについてご紹介します!
憧れの地でレースができることが、本当にうれしいです!
Italian Gran Turismoとは
僕に関連する記事で何度か紹介していただいていますが、今回参加するレースは、イタリアングランツーリスモ!
このレースにはGT3クラス、ポルシェカイマンクラス、スーパーGTカップクラスという3つのクラスがあって、僕が参戦しているのはスーパーGTカップクラス。
このクラスに参戦するほとんどは、ランボルギーニ・ウラカンにリストリクターをつけたものになります。
GT3クラスの主な参加車種は、ランボルギーニやフェラーリなどのイタリア車から、ポルシェやBMW、ベントレーなど、世界各国のGT3マシンが走っています。
日本車では、R35GT-RのGT3バージョンも走っていたりしますよ!
日本からするとあまり馴染みのないレースかもしれませんが、イタリアではテレビ放映もされていますし、イタリア版スーパーGTのようなレースだと思えばわかりやすいかと思います。
実際に、GT300クラスにディレクションから参戦しているエイドリアン・ザウグ選手(ランボルギーニのファクトリードライバーなんです!)も参戦しています。
前戦のヴァレルンガでは、サイドバイサイドのバトルにもなりました!
ですが、初めてのハコ車。そして初めての耐久レースという中でのファクトリードライバーとのバトルは本当にシビれました。正直泣きそうでした(笑)
やはり海外のレースなので、かなりバチバチのバトルになっていて、ちょっとでも隙を見せると接触寸前(やや当たってる?)のところまで飛び込んできます。
正直、レース中は何度も泣きそうでした。
そんなギリギリの環境の中、チームメイトのニコラス・コスタ選手の頑張りもあって何とか前戦では優勝を獲得できました!
初めての海外レース、初めてのハコ車レース、初めての耐久レースで優勝を飾れたのは本当に、控え目に言って”最高”でしたよ!
そんな前回の結果も相まって、今回またチームVSRに呼んでいただくことができたんです!
再度イタリアに向かった経緯
もう本当に、前回の結果のおかげと言ってしまえばそれまでなんですが…。
ヴァレルンガ後の公式コメントにもあったように、チーム監督のヴィンチェンツォ・ソスピリさんもニコラスも非常に僕のことを気に入っていただけました。
レースが終わって日本に帰る頃には、今後の参戦についてもアツく語っていただいていました。
もうそれはそれは熱烈で…チームにもニコラスにも何度もイタリア移住を進められています(笑)
日本に帰ってからも連絡は頻繁に来ている状態で、その中で、今回のイモラでも是非僕を起用したいというありがたいお言葉をいただいて、帰国から一週間で再度イタリアに飛ぶことになりました。
一応公式発表も出ているので、引用しておきますね。
■ビンチェンツォ・ソスピリのコメント
今回のユウキの起用は、私の中では当然の流れです。
先日のバレルンガでのレースウィークにおけるユウキの完璧な仕事ぶりを見れば、まだ粗削りであるにせよ、彼に秘めたる才能があるのは、誰の目にも明らかです。
本来であれば、イモラ戦と最終戦のムジェロ戦に関しては他のドライバーとすでに契約していたのですが、ニコラス・ コスタの強い要望もあって、今回、ユウキを再び我々のドライバーとして走らせることになりました。
ご理解を示してくれた彼の所属する KCMG、そして ZAP SPEEDに感謝しています。
我々は来年の活動を見据えて、ユウキと共にチームとして一丸となって、ラスト2大会4レースを大切に戦っていきたいと思います。
褒めちぎられていてうれしい反面、プレッシャーもすごいです。
そして、この一週間、なんとか今回のイタリア行きを実現しようとサポートしてくれた皆さん、この場を借りて心よりお礼申し上げます。本当にありがとうございます!
イモラサーキットとは
F1も行われるイモラサーキット。
レースに関わる人間なら、絶対に知らない人はいないというぐらい有名なサーキットですよね。
ちなみに、正式名称は「アウトドローモ・インテルナツィオナーレ・エンツォ・エ・ディーノ・フェラーリ」めちゃめちゃ長いですよね。
全長は4909メートルで、初のレースが行われたのは何と1958年!2016年から58年前です!
最初は2輪のレースが盛んだったようで、1979年からついにF1サンマリノGPが開催されます。
当時は超高速サーキットで、なかでも有名なタンブレロはハイスピードのまま進入し左・右・左と切り返す名物コーナーでした。
F1テクノロジーの進化とともに、このコーナーの通過速度はどんどん上がっていったようですが、コーナーの先には川があり、ランオフエリアの拡大が難しかったんだそうです。
これによって、一回コースオフするとタイヤバリアまで直線的に刺さってしまうクラッシュが多発。
数々の名ドライバーがこのコーナーでクラッシュしており、現在はシケインが設置されています。
そして、あの偉大なアイルトン・セナ選手が亡くなったのもこのコーナーです。
今回、コースの下見に行った際に、きちんとそのタンブレロに行ってきました。
自分がこの場にいるということ、そして、僕が生まれる前ですが、世界中から愛された偉大なドライバーがいたということを思うと、なんだか非常に感慨深くなりました。
改めて、週末のレースを安全に、絶対にいい結果を残すために自分に喝を入れたつもりです。
現地からの動画
日本の皆さんに向けて、現地で動画を撮影しました!
後ろに見えるランボルギーニ・ウラカン・スーパートロフェオが僕とニコラスが乗るマシンです!
公式ホームページから無料でストリーミング放送が観れる!
日本では放映のないイタリアGTですが、公式HPより、ストリーミング放送を見ることが出来ます!
実況はイタリア語になってしまいますが、前回のようにたくさんカメラに映るように走りますので、是非見てみてください!
決勝レースの予定は以下の内容です!
・24日:現地時間15時25分スタート(日本時間22時25分)
・25日:現地時間14時30分スタート(日本時間21時30分)
Italian Gran Turismo公式HP:http://www.acisportitalia.it/cigt/
まとめ
初めてづくしだった前回から、今回またしても呼ばれることになって、憧れのイモラを走れるなんて、本当に感動です!
でも、感動しているだけじゃ仕方ないので、きちんと結果を残して、日本の皆さんに報告できるよう、頑張ってきます!
レース結果、楽しみにしていてくださいね!また、写真のようにシャンパンファイトできるように頑張ります!
そして、前回ハムがものすごく美味しかったので、今回もたくさん食べてきます!(笑)
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